『MELTY BLOOD』(メルティブラッド)とは、「TYPE-MOON(有限会社ノーツが引き継ぐ)」と「渡辺製作所(フランスパンが引き継ぐ)」が共同制作した対戦型格闘ゲーム+ビジュアルノベル。後にエコールソフトウェアによって制作された対戦型格闘ゲームである。通称『メルブラ』。
ストーリー
『月姫』本編から1年近くが過ぎた8月初頭の夏。三咲町では、異様な熱気と共に不穏な雰囲気が蔓延していた。人々の間で噂される「一年前の殺人鬼の再来」。その真偽を確かめるべく、夜の街を徘徊する遠野志貴。そこに、シオンと名乗る異国の少女が現れるところから、物語は幕を開ける――――。
Re・ACTやAct Cadenzaなどは後日談、もしくは番外編としての位置づけ。Actress Againは正式な続編としてあたるストーリーである。
今作は月姫からの完璧な正史というわけではなく、未公開のさつきノーマルエンド後の話とされている。
月姫のファンディスク「歌月十夜」とは対の関係で、どちらかのストーリーが始まれば、どちらかのストーリーは始まらないという感じである。月姫2があるとすれば、MELTY BLOODと歌月十夜の両方が存在していないという事になる。
アーケード進出からの歴史
2005年にアルカディア誌ベスト演出賞を受賞し、同年に発売されたアーケード版は異例のロングヒットで、業務用基盤を1000枚以上出荷した。さらに同年、セガ公式の全国大会が開催されるほどの盛り上がりを見せた。
また、2006年には、対戦格闘ゲーム大会『闘劇’06』の競技種目にも選ばれた。『闘劇’07』、『闘劇’08』にも連続で選ばれ、『闘劇’10』めでたく追加枠で選ばれた。
同人ソフトを源流として家庭用ゲームに進出するという発表は『ひぐらしのなく頃に』に次ぎ、実際に発売した作品としては女性向けの『花帰葬』に次ぎ、史上2例目。格闘ゲーム界に衝撃を与えた作品として有名になった。
同人時代から8年以上経っている現在も、インカムランキングは常に上位と人気は衰えていない。
対戦バランス
バランス調整に力を入れる事に定評があり、同人時代から幾度となく研究、修正されている。
最も新しい作品では、2009年8月20日に発売されたPS2用ソフト『MELTY BLOOD Actress Again』が存在する。今作では、29キャラ×3スタイル+姫アルク=88キャラもの大人数がいるのにも関わらず、一部のキャラを除いてバランス調整が安定している。しかし逆に言えば、その一部のキャラが折角のバランスを崩してしまっている。
「88人という大人数がいて、このバランス」
「一部のキャラのせいで、バランス崩壊」
どのような見方をするかは、個人各々の判断によって委ねられる。
2011年10月にVer.1.07稼動開始され、家庭用も発売された。現段階では、そこまで壊れた性能のキャラはおらず、なかなかの良い調整といわれている。
ドット絵に関して
メルブラは、手打ちによる純粋なドット作成をしている為、ドット枚数や手間は他作品に比べてかなりの時間が掛かってしまっている。(初期から居る秋葉で2000枚を軽く越える)近年ではドッターの数も激減している他、アルカナハートやBLAZBLUEのようにアニメーションからの作成が主流となった事もあり、格闘ゲームで純粋にドット絵を作っているのは、メルブラを除くとそれほど多くはない。※1
また余談ではあるが、ドット絵とは本来「著しく解像度の悪い描画」の事を指す為、ドット絵が粗いのは仕方のない事であるという見方もある。よくドットの出来が粗い、悪い等と言った評価が挙げられるが、むしろこの近年における対戦格闘ゲーム事情において、昔ながらの手法を採用し続けているメルブラは珍しい。
またメルブラのドット絵の評価されているところは、異常に難しいポーズをあの投身で再現している事や、ロングスカートや長い髪など作業に手間が掛かると格ゲー業界で避けられがちな外見を表現しているという意見もある。
MBAAのキャラクターのロア、リーズバイフェなどのドット絵が初期からいるキャラクターと同じくハイレゾ化されていない理由は、 初期のキャラクターと差が出て不自然になるほか、他のキャラも描き直すと時間もかなり掛かってしまうのでドッターの仕事が増加、最悪発売が遅れてしまうので、初期からいるキャラクターに出来るだけ合わせて作成しているとフランスパンのスタッフは言っている。しかし初期のキャラクターに比べ枚数が多いうえ、表情や服の動きがはっきり滑らかに作成されてる部分が多い。
一枚一枚確認してみると、細かい髪や服の動き、表情、キャラクターの個性など非常に力を入れているとわかるので、時間があれば確認してみよう。
フランスパンの最新作「アンダーナイト インヴァース」は非常に綺麗に作成されている。
ドット絵に関しては、対戦格闘ゲームの記事内で挙げる事をタブーとされているwikiの「ドット絵」に詳しく記載されている為、興味のある方は一度こちらのほうも参照してみては如何だろうか。※2
※1:メルブラの他には、代表的な物として賛否両論だが2009年4月25日より全国稼働したKOFXIIが挙げられる。こちらは昔ながらの手打ち手法でありながら、他作品にも見劣りしないかなりの高画質なドット絵を作成している。
ただしこちらはスタッフ人数がメルブラと比べ物にならないほど多いことを覚えておいて欲しい。
エコールソフトウェアと、フランスパン
キャラの性能や、ドット絵の出来等の実質的な開発は、同人ソフトサークルのフランスパンが殆どを担っている。時折ゲームの出来に対する苦情を、エコールソフトウェアに要請するプレイヤーが多いが、エコールはあくまで企業作品として出す稼動移植の手伝いのみを行っている為、そういった苦情に対する対処が殆ど行えない。
「エコールなんとかしろよ、この性能おかしいだろ」などという コメントは、「知ったか乙」に繋がったり、従来のファンに不快を与える可能性があるので注意が必要である。またこれに対し、フランスパンのなりた氏は「エコールさんを責めるのは間違っているので、やめていただきたい」というような発言している。
メルティブラッドシリーズの簡単な歴史
2002年12月01日 『MELTY BLOOD』がコミックマーケットで販売される。
2004年05月01日 追加ディスク『MELTY BLOOD Re・ACT』が販売される。
2005年03月01日 エコールソフトウェア販売のアーケードゲーム『MELTY BLOOD Act Cadenza』が稼働開始。
2005年08月05日 『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.A』稼働開始。
2006年08月10日 PS2用ソフト『MELTY BLOOD Act Cadenza』発売。
2006年12月01日 『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B』稼働開始。
2007年03月01日 『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B修正版(Ver.B2)』稼働開始。
2007年07月27日 Windows用ソフト『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B』(戦闘システムはVer.B2)発売。
2008年09月19日 『MELTY BLOOD Actress Again』稼働開始。
2009年08月20日 PS2用ソフト『MELTY BLOOD Actress Again』発売。
2010年7月29日 『MELTY BLOOD Actress Again Current Code』稼動開始。
2011年5月18日 『MELTY BLOOD Actress Again Current Code Ver.1.05』稼動開始。
2011年10月14日 『MELTY BLOOD Actress Again Current Code Ver.1.07』稼動開始。
2011年12月31日 『カーニバル・ファンタズム3rd Season 初回限定版』にネット対戦に対応した家庭版が特典としてつけられた。
MELTY BLOODシリーズの簡単な系統
『MELTY BLOOD(MB)』 ━━━ 『MELTY BLOOD Re・ACT(MBRA)』
┃ (後日談のストーリー) ┃
┃ ┃
『MELTY BLOOD Act Cadenza(MBAC)』 ━━ 『MELTY BLOOD Actress Again(MBAA)』
(主に外伝扱い) (Re・ACTとAct Cadenzaの後日談ストーリー)
操作キャラ・敵キャラ一覧
- 遠野志貴(とおの しき)[Shiki Tohno]
- アルクェイド・ブリュンスタッド[Arcueid Brunestud]
- シエル(月姫)[Ciel]
- 遠野秋葉(とおの あきは)[Akiha Tohno]
- 翡翠(ひすい)[Hisui]
- 琥珀(こはく)[Kohaku]
- 翡翠&琥珀[Hisui & Kohaku]
- ネロ・カオス[Nrvnqsr Chaos]
- 弓塚さつき(ゆみづか - )[Satsuki Yumiduka]
- 蒼崎青子(あおざき あおこ)[Aoko Aozaki]
- ミハイル・ロア・バルダムヨォン[Michael Roa Valdamjong]
- 七夜志貴(ななや しき)[Shiki Nanaya]
- 軋間紅摩(きしま こうま)[Kouma Kishima]
- シオン・エルトナム・アトラシア[Sion Eltnam Atlasia]
- ワラキアの夜[Warachia]
- 有間都古(ありま みやこ)[Miyako Arima]
- レン(月姫)[Len]
- 白レン[White Len]
- リーズバイフェ・ストリンドヴァリ[Riesbyfe Stridberg]
- メカヒスイ[Mech-Hisui]
- 紅赤朱秋葉(くれないせきしゅ あきは)/赤主秋葉(せきしゅ あきは)[Akiha Vermilion]
- 吸血鬼シオン[Sion TATARI]
- 暴走アルクェイド[Red Arcueid]
- 猫アルク/ネコアルク[Neco-Arc]
- ネコアルク・カオス[Neco-Arc Chaos]
- ダミアン・アーミー[Damien Armies]
- ネコカオス・ブラックG666[Neco Chaos Black G666]
- ネコアルク&メカヒスイ[Neco & Mech]
- オシリスの砂[Dust Of Osiris]
- 両儀式[Ryougi shiki]
- 琥珀&メカヒスイ[Kohaku&Mech-Hisui]
- 制服秋葉[Tohno Akiha]
- 姫アルク[ARCHETYPE:EARTH]
- 完全武装シエル[Powerd Chiel]
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/melty%20blood


ページ番号: 738602
リビジョン番号: 1448067
読み:メルティブラッド
初版作成日: 08/11/25 05:03 ◆ 最終更新日: 12/02/22 13:17
編集内容についての説明/コメント: 色々直し
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