MOTHERとは、1989年に任天堂から発売されたコンピューターRPGである。
キャッチコピーは「エンディングまで泣くんじゃない」。
概要
斬新すぎるアイディアが盛り込まれていて、著名人等にもファンが大勢いる作品になった。
それまでのコンピューターRPG(主にDQ)とは違い、現代を舞台にしており、普通の人・動物(中盤以降は宇宙人・怪物)が敵として出現するが、「敵を殺す」ということは無く、撃退すると「われにかえった(人の場合)」「おとなしくなった(動物の場合)」と表示される。
ポケットモンスターの元になったゲームでもある。
元祖ポケットモンスターはゲームボーイでMOTHERを再現するのが目的であり、ポケットモンスターの主人公の帽子をかぶった少年は、この「ぼく」がモデルである。(ミュウツーのモデルは、ギーグであり、自転車を乗るシーンはネスがモデル)→参照
舞台
1980年代(1988年)のアメリカのある架空の田舎町・マザーズディから物語は始まる。 ある日突然起こったラップ現象をきっかけに、世界で起こる怪奇現象を調べる為に主人公は旅に出る。
ストーリー
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1900ねんだいの はじめ
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登場人物
ぼく
主人公。マザーズディの北東に住んでいる。
ご近所さん(なのだがかなり距離がある)に行方不明になった女の子ピッピがいる。
不思議な研究に没頭した曽祖父…よりも曾祖母のマリアの方の血を受け継いだのか、テレパシーが使える。
武器は主にバットで、打撃をこなす一方で回復・補助のPSI能力(超能力)を覚える万能タイプ。
ただし喘息持ちで、排気ガスを吸うと喘息の発作が起こってしまい、攻撃できなくなる為、車等の排気ガス攻撃を使う敵は対策が無いと何も出来ない。
ロイド
サンクスギビングのティンクル小学校に通う少年。機械に興味があるが、気弱な性格な為、いじめられている。
スウィートリトル工場にあるペンシルロケットを渡すと仲間になってくれる(その際教室が爆発する)。
PSI能力は使えないが、エアガン等の武器を使って戦う。
ロイドの武器は2種類しかないため貧弱だが、消費系の攻撃アイテムにはロイドにしか使えないものが数多く存在する。
いじめっ子から逃げる為に屋上にあるゴミバケツに入っている。因みに父親も何故か湿地帯でゴミバケツに入っている。
アナ
スノーマンの教会の娘。レインディア駅に帽子を忘れており、それを届けると仲間になってくれる。
母親を宇宙人に攫われている。
主人公同様PSI能力が使える。
こちらは所謂魔法使いタイプで、本人の攻撃力等は低い(最強の非売品武器でも、ショップで買える「ぼく」の武器と同レベル)が、「ぼく」には無い攻撃系PSIが多数使用できる。
テディ
バレンタインに住む、不良達のリーダー。
ライブハウスで主人公とのタイマンの後、ロイドと入れ替わりで仲間になる。
両親を宇宙人に殺されたらしく、それが影響ですさんだらしい。
PSI能力は無いが力が強く、武器も実戦的な物(ナイフ・刀等)を使うため、戦闘力が非常に高い。
ピッピ
主人公のお隣さん。序盤で行方不明になっており、発見してから家に帰るまでの間だけ一緒に戦ってくれる。
ステータスの伸びが恐ろしく優秀で、うっかりすると主人公を追い越しかねない。
家に帰ったあと、お礼として主人公にフランクリンバッヂをくれる。元ネタは「長靴下のピッピ」。
イヴ
終盤で仲間になる巨大なロボット。その見た目通り非常に強力で、主人公達が苦戦するラストダンジョンの敵を片っ端から薙ぎ倒してくれるが、すぐに離脱してしまうため活躍の期間は短い。
あるテクニックを利用することで彼女を連れ回すことも可能だったが、リメイクで修正された。
フライングマン
幻想的な天上世界マジカントに住んでいる鳥人間。五人兄弟で、そのうち一人が主人公と一緒に戦ってくれる。
戦闘力はさほど高くなく、また回復させてやることが出来ないためすぐに倒れてしまう。
そして、彼らだけは本作の登場人物の中で唯一死ぬ。倒れたら死ぬ。それっきりである。
その後彼らの家に行くと横に墓が建っており、中にいる他の兄弟に話しかけると全滅するまで仲間にできる。
ギーグ
全てが謎に包まれている存在…。どこから来て、何を目的としているのか…。
主人公の名前について
主人公の名前は様々な名前が付けられている。(マザー百科では「ニンテン」。小学館以外のある攻略本では「マリオ」だったり「しぶちん」「CROSS」だったり小説版ではケン、ゲームブック版ではダグラス、wiiのゲーム大乱闘スマッシュブラザーズXでは「にんてん」と様々)
当時のファミコンの攻略本では、会社の名前を主人公の名前にすることが多く、「ニンテン」で写真を乗せた攻略本も多々会った(例:エニックス→えにくす スクウェア→すくえあ 任天堂→ニンテン)
この主人公のデフォルトネームについて、GBA版の「1+2」が発表された時、各種媒体に出回った画像では名前が「ネス」になっていた。 (これは、海外のファミコンの愛称がネス(NES)だった為、そこからとられた2の主人公の愛称。当事のファン達から「『にんてん』ではないのか?」という問い合わせが任天堂に殺到(?)した結果、その後出回った画像は「ネス」の部分が「ニンテン」に差し替えられていた…と言う逸話がある。だが、「ニンテン」も2の主人公の愛称「ネス」も正確なデフォルトネームでは無く、多数あるデフォルトネーム名前のうちの一つ。)
なおMOTHER1+2の任天堂公式サイトでは主人公の名前は「ぼく」である。
なのでプレイするときは、あなた自身の名前かあなたの好きな名前を付けて遊べば良いと思うよ。
リメイク作について
2003年にMOTHERとMOTHER2をセットにしたMOTHER1+2が発売された。
こちらは移植の際に海外版MOTHER「Earthbound」を基にされており、それに加えていくつか追加要素がある。
- Rボタンでダッシュできるようになった
- 敵が出現する場所でチェックする(若しくはLボタンを押す)と、「あやしげな けはいが…。」と表示されるようになった
- A+B+START+SELECTでソフトリセットが出来るようになった(ゲーム選択まで戻る)
- グラフィックが一部変わっている(カラスがタバコを持っていない等)
- マジカントの吟遊詩人の歌の最後が変わっている
- 最後のメロディを覚える場所が違う(MOTHER:クイーンマリーから教わる/リメイク:XX石を調べる)
- ホーリーローリーマウンテンの頂上付近に上記のXX石が登場する
- 味方攻撃時と敵攻撃時の効果音が入れ替わっている
- エンディングの超大幅変更。まさに「エンディングまで泣くんじゃない」
「MOTHER」こぼればなし
- 爆笑問題の太田光は、MOTHERの大ファンであり。このゲームに衝撃を受け、当時付き合い始めてすぐの奥さんと二人で一緒に遊んでいた。彼にとって『MOTHERは夫婦で初めての旅行で、今でも良い思い出』らしい。
- 爆笑問題の太田光は自分の飼っていた鳥にエイトメロディーズを覚えさせていた。
- 「MOTHER」や「MOTHER2」の主人公のお父さんが作品に登場せずに電話でしかいないのには製作者糸井重里が多忙で自分の娘と電話でしか会えなかったからである。糸井重里が娘と電話でしか会えないのを「離れてはいるが娘を愛している」と一人の娘のためにMOTHERにメッセージを込めたのが理由。MOTHER1、2にでてくる父親は糸井重里本人と言っても過言でないぐらいに。
そのことを糸井本人は娘に話したことは無かったが、それから十数年経過したある日、娘からのメールの中に「ガチャン、ツーツーツー」の文字が入っていて感銘を受けている。 - 糸井重里はMOTHERを作るために、スピルバーグ監督の映画を全部見たらしい。そのため随所にその影響が見られる。
(他に何かあったら追加して下さい)
関連動画
↓当時のMOTHERのCM(現存するニコニコ動画でのMOTHER最古の動画でもあります)
関連静画 |
関連コミュニティ |
関連商品 |
関連項目 |
ピコカキコ

きこえたかい?
http://dic.nicomoba.jp/k/a/mother


ページ番号: 230309
リビジョン番号: 1521518
読み:マザー
初版作成日: 08/06/11 23:50 ◆ 最終更新日: 12/05/06 11:26
編集内容についての説明/コメント: ポケットモンスターの元になったゲームであることを追記、参照リンク追加
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