MOXシリーズとは、以下のMagic The Gathering(MTG)のカードの総称である。
- Mox Pearl
- Mox Sapphire
- Mox Jet
- Mox Ruby
- Mox Emerald
また、後にMoxの名を継いだ - モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
- 金属モックス/Chrome Mox
- オパールのモックス/Mox Opal
- モックス・アンバー/Mox Amber
- モックス・タンタライト/Mox Tantalite
の5枚が登場した。なお、銀枠(ジョークカード)や非流通カードを含めればまだ種類があるが割愛する。
当項目では先の5枚のMoxについてを扱う。
概要
Mox Pearl (0)
MTG黎明期に存在した強力カード「パワー9」の1枚。
ルールテキストは白のマナ(カードを使うためのコスト)を生み出すMox Pearlのものである。
を生み出す。当然だが全部パワー9に含まれている。
えー? ほんとにこんなのが強力なの?
※厳密には正しいルールテキストでは書かれていませんが、わかりやすさ重視のためご容赦ください。
上の「平地」はMTGプレイヤーなら誰でも、ヘビーユーザーなら数百枚、数千枚レベルで持っているカードである。
一見するとMox Pearlのルールテキストと平地のルールテキストは同じように見える。
しかし、「土地」(基本土地は「基本」「土地」という2つの属性である)は「自分のターンに1枚しか出せない」という制約があるのに対し、「アーティファクト」には1ターンに出せる枚数の制約がない。
Moxシリーズは1ターンに複数出すことができるのだ。
また、MTGにはマナを出すアーティファクトが多数存在するが、大抵そのコストは2か3。これらを出したターンは他のカードを出すためのマナを用意できないことが多く、1ターンの隙が生まれてしまう。
ところがMoxシリーズはマナ・コストが0、戦場に出したときに隙が生まれないのだ。
一般的にMTGのカードはマナ・コストが1上がるたびにカードの効果が激しくインフレしていく。
それゆえに、隙を生むことなく1ターンに生産可能なマナを伸ばせるMOXシリーズは強力なのだ。
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関連項目
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