単語記事: MSA-120

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モビルスーツの小化が始まっていた宇宙世紀0111年、連邦軍次期機コンペにおいて、サナリィ(連邦軍戦略研究所)の『F90』はアナハイムエレクトロニクス社の『MSA-120』を模擬戦で圧倒、次期機として採用されることが決定される。
ここに約30年間続いたアナハイムの時代は終わりを告げる。その後『F90』はオールズモビルとの戦いで実戦投入され活躍、その後継機『F91』や、『F97』『F99』の名と共に、長きに渡り歴史に名を刻むことになる――

MSA-120、またはMSA-0120とは、その歴史の最初のほうで負けている正体不明のモビルスーツである。

概要

つまり時代に乗り遅れたアナハイム製の不採用機なのだが、決して旧来的な機体ではない。むしろ過去アナハイムが得意としたジム系やガンダム系とは全く共通点がなく、マラサイギラ・ドーガのようなジオンMSともまるで一致しない。ブルーグレーの有機的な外装に覆われたダークグリーンのボディは、過去現在未来いかなる時代の、どんなモビルスーツにも似ていない。強いて言うなら、その宇宙的技術を感じるフォルムから、アンノウン・エネミーヴェイガン)のガフランを見た人間が高確率MSA-120を思い出したという逸話が残されている。

武装でもっともを引くのはハイインパクトガン」で、ミノフスキークラフトを用いた疑似重力兵器であるらしい。どんな武器だ。
他にハイパーメガランチャーも装備しているらしい。

さらにメガブースト」なる新技術により間的に出を倍加し、機動性を向上。蒸発アップリケアーマー」により耐ビームをも高めている。

このように未知の技術ばかりを積極的に使い、まるで汎用性を感じさせないデザインと装備に仕上がったMSA-120だが、コンペではF90に大敗したとだけ言われている。その後どうなったか知る者はいない。

当時から現在へ

機動戦士ガンダムF90」「F91」の当時の設定にはいまだ不明点が多い。現在では希少化した文献にしか載っていない設定や、文献ごとの設定差、さらには一度も世に出ることなく消えてしまった設定もあるらしく、そのあたりの整理は20年以上経った現在でも進んでいない。

その中にあって、『MSA-120』は、さほど設定の多いモビルスーツではない。むしろ文字数にして原稿用1枚にも満たない解説があるのみで、設定画も前後1枚ずつしか存在しない。だが、そのわずかな設定中に散りばめられた強な記述のために、異様な存在感を放ってしまっている。

設定が開されたのは90年で、当時は黒歴史という言葉もなかったが、この当時の基準でも十分すぎるほどの黒歴史性を持っていたためか、デザイン発表後ほとんどの文献に再掲されることなく、闇に葬られてしまった。

そんなMSA-120がふびんに思われたのかどうかは知らないが、末期には「ヘビーガン良発展」であるという情報も追加され、開発系譜が判明するどころか、逆にヘビーガンをどうやってコレにできるんだという余計な混乱を生むこととなった。ちなみにMSA-120の頭頂高は15.0mで、ヘビーガン(15.8m)よりも小さい。

F90』の漫画には登場せず、商品化やゲーム登場といった展開も当然なく、だった資料集にも載っていないという典マイナー機なのだが、そのインパクトあふれる設定と、現在でさえ革新的すぎるデザインのため、存在は面下でり継がれていた。『機動戦士ガンダムAGE』発表時にガフランを見てMSA-120を思い出した人は実際多かったのである。

現在F90関係の設定を読み進めるとよく言及されている機体であり、そのデザインも含めて非公式設定になったことは一度もない。

型番・呼称について

MSA-120」「MSA-0120」以外の呼称は開されていない。

非公式な呼称では、ATMS(次期MS開発計画。Advance Tactical Mobile Suit)から生したらしい"ATMOS"(アトモス)というのが広まっている。ただし、これはF90ATMSの計画内であると思われるし、あくまで非公式なものであることに注意。
最近は0120という番からフリーダイヤルという称も広まっている。

番「MSA」は過去アナハイムエゥーゴ機を中心に使われていた番号だが、その年代のものとは数字部分の法則性が違っているようだ。また120F90の活躍した年代と一致しているようだが、年表ではコンペは111年である。

関連商品

サイバーコミックスNo.024」カラー設定画と設定掲載。
スーパーMJ機動戦士ガンダム・最新MS資料集」ヘビーガン説の発生はこの本。この本の設定は若干怪しいものもあり、公式な見解と見るべきかは微妙だが…
(どちらも市場貼れず)

設定を追うだけならだいたいこの2冊で済むが、近年妙に知名度を得ているせいか、ごく最近になって漫画モブ的に出演している事例が確認されている。

仮想世界ではあるが、木星帝国を迎え撃つ連邦MSの中に、ものすごく小さく描かれている。

ブラックロー運送がデブリから回収しているモビルスーツの中に混ざっている。やはり過去に実戦配備されていた機体があったのだろうか。

こうした出演があることも、非公式化していないことの裏付けとなるだろう。

また下記「総解説ガンダム辞典 Ver.1.5」も本機を掲載しているしい資料である。

関連項目


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携帯版URL:
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ページ番号: 5191410 リビジョン番号: 2474928
読み:エムエスエーイチニーマル
初版作成日: 14/01/17 00:48 ◆ 最終更新日: 17/04/01 18:39
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MSA-120について語るスレ

23 : ななしのよっしん :2016/09/14(水) 20:01:39 ID: FZL21XaLWR
なんかこんなやつ

タイトル:なんとか120
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24 : ななしのよっしん :2016/09/22(木) 21:24:26 ID: k+XXKqjk4H
疑似重力兵器というのは一見トンデモに見えるんだけど
ミノフスキー粒子を制御してうんたらかんたら」っていうミノフスキークラフトの詳しい原理はどうも当時モデグラ系の本にしか載ってなくて公式設定扱いじゃなかった
「ミノフスキークラフト疑似重力」みたいな当初の説明が滅んでいなかったんだと思う
実用レベルになるとスモーが出してるみたいなIフィールドになるのかもしれない
25 : ななしのよっしん :2016/12/25(日) 22:29:20 ID: rlOIk6Ydfp
ナデシコガンダムAGEと共演しているスパロボBXアナハイム機体だと思うと違和感ない気がする
26 : ななしのよっしん :2017/02/01(水) 03:13:43 ID: 3ejJR/wLCF
なにげに、

>「メガブースト」なる新技術により間的に出を倍加

これって、F91に組み込めば、かなり相性のいい機なんじゃないかと思う。

一時的にハイパワーを得るだけなら、最大出に合わせた大出のジェネレータ積むよりも安上がりで、エネルギーCAPを使ったほうが信頼性も高いだろうし。

ハリソン機は、こっそりこの機が組み込まれてんじゃないかと妄想している。
27 : ななしのよっしん :2017/02/12(日) 14:18:24 ID: tcojTdMKP9
まずあの外見で連邦正式採用機に選ばれる気があったのかどうか
28 : ななしのよっしん :2017/03/22(水) 08:34:20 ID: Ejf4PkLWZl
ゼントラーディ兵器みたいな外見もさることながら0120という番号でジワる
29 : ななしのよっしん :2017/03/22(水) 20:35:18 ID: L6Cx12iTmu
名前の由来は開発された年が宇宙世紀0120だったとかか
30 : ななしのよっしん :2017/03/30(木) 22:27:33 ID: k+XXKqjk4H
コンペは111年だよ
前の記事には書いてあったのに雑に削られた
31 : ななしのよっしん :2017/04/21(金) 11:21:46 ID: Ejf4PkLWZl
>>30
あ、そうなのか…
じゃあ益々由来がだなぁ
32 : ななしのよっしん :2017/04/23(日) 18:07:23 ID: k+XXKqjk4H
個人的予想では120はやっぱり年代を意識したもので、コンペの年代のほうが後付けなんじゃないかなあというところなんだけど
このへんの資料集めるの難しくて…
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