NicoLive Helperは、ユーザー生放送を支援するFirefoxの機能拡張である。
(XULRunnerアプリ版もある)
概要
NicoLive Helperは、ユーザー生放送において動画のリクエスト/再生をおこなう際、配信者および視聴者をサポートしてくれるツールである。通称はニコヘル、ヘルパなど。
Firefoxの機能拡張(アドオン)であるため、Firefox 3.6以降を使える環境であればOSを問わず作動する。MacやLinuxのユーザーには貴重な選択肢と言える。
また、XULRunnerアプリ版(win, mac)もあり、こちらはFirefoxとは無関係に動く。
開発者はamano。現在も開発を継続中である。開発とサポートの拠点はNicoLive☆Helper。トップページにダウンロードおよびマニュアルへのリンクがある他、掲示板で動作報告や要望などの受け付けと開発状況の告知をしている。
現在、複数のユーザー生放送配信者(生放送主)がNicoLive Helperを使った放送をおこなっている。開発者のamanoもそのひとりである。amanoの放送はNicoLive Helperのテストを兼ねてNicoLive☆Helperでおこなわれている。
主な機能
- 再生支援
- リクエストおよびストックのリストから、自動または手動で動画を再生する。
- 動画のデータベース
- 種々の条件検索でデータを抽出する。抽出したデータ(動画番号)はストックに登録できる。
- リクエスト受付
- 視聴者のコメントから動画番号(sm/nm)をひろい、リクエストのリストに加える。
- リクエスト支援
- ストックやデータベースのリストから動画番号をコメントできる。
- コメント閲覧
- コメントビューワの機能が備わっている。
XULRunner版の制限
- 追加機能(コテハン自動登録、コメント読み上げなど)は使えない。
(XULRunnerの知識があれば、設定ファイルを書き換えて使えるようにできるかもしれない) - ロスタイム作成の機能はない。手動でおこなう必要がある。
- バージョンアップの通知・自動更新機能はない。
- オフライン時にストックリストの動画を連続再生する機能はない。
使い方
※詳細はマニュアル等を参照のこと。
インストール
最新版については、NicoLive☆Helperのトップページを確認すること。
ここでは、記事編集時点での最新版について説明する。
アドオン版
→http://miku39.jp/dists/software/firefox/nicolivehelper_2.1.10.xpi
XULRunner版
下記よりダウンロード
- http://miku39.jp/dists/software/firefox/nicolivehelper-xulapp_2.1.10.zip (Win)
- http://miku39.jp/dists/software/firefox/NicoLiveHelper_2.1.10.dmg (Mac)
立ち上げ
アドオン版
- 配信者画面(または見たい放送)を開く。
- コンテキスト・メニューを開く(Windowsの標準ではマウスの右クリックかキーボードのメニューボタン)。
- メニューの(たぶん)一番下にある「NicoLive Helper」をクリック。
- 「NicoLive Helperを開く」ボタン(コメント入力欄のすぐ下)をクリック。
立ち上がったNicoLive Helperは、開いた放送ページとつながっている。同時に複数の放送ページから別個のNicoLive Helperを起動させることができる。
XULRunner版
- ツールバーの「コマンド」-「使用ブラウザ」で愛用のブラウザ(Google Chrome, IE, Safari)を選ぶ。
- ニコヘルをいったん閉じる。
- 選んだブラウザでニコニコ生放送にログインし、放送のページを開く。
- ふたたびニコヘルを立ち上げる。
- ツールバーの「コマンド」-「放送ID(lvXXXXX)を入力して接続」をクリックし、放送IDを入力する。
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 3
- 0pt