OpenCVとは、Intelが開発したコンピュータビジョン・ライブラリである。Willow Garageに開発が移管された後、現在はItseezがメンテナンスを行っている。ちなみに、ItseezはIntelに買収された。
概要
OpenCV(Open Source Computer Vision)は、画像処理・画像認識のためのオープンソースのライブラリ。BSDライセンスで公開されているため学術に限らず商業用途でも無料で使用できる。車輪の再発明しなくていいよ!やったね
多数の画像処理アルゴリズムをはじめとして、行列演算、機械学習、画像・動画ファイルやカメラへの入出力機能、シンプルなGUIが実装されている。カメラで撮影した3次元物体を解釈・識別させたり、目的の物体(人間の顔や手の形など)を背景から切り出したり、位置を推定したりなどの処理にも応用できる技術である。
対応プラットフォームはWindows,Linux,MacOS,iOS,Androidなど。また、C,C++,Python,Javaを公式サポートしていて様々な言語と環境下でライブラリを使用できる。
2006年にバージョン1.0がリリースされ、2009年に2.0がリリースされた。しばらくのマイナーアップデートの後、2015年に3.0がリリースされた。
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関連項目
外部リンク
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