PC-8001とは、1979年に日本電気(現NEC)が発売したパーソナルコンピュータおよびその後継機である。
概要
PC-8001は、NECとして最初のフルキットパソコンとして発売された。
パソコン(マイコン) としては、すでにTK-80を発売していたが、こちらはマザーボードに簡易的なキーパッドと7桁の数字しか出せないディスプレイしかないワンボードマイコンで、これにキーボードやモニターなどを付けるには別途拡張しなければいけなかった。
しかしPC-8001では、キーボード、モニター用インタフェースなどが標準搭載されていた。
また、マイクロソフトが開発したBASIC言語環境プログラムをもとにPC-8001用に移植、ROMとして内蔵したことで、すぐさまBASICによるプログラミングが可能となっていた。
ゲームソフトや実用ソフト、周辺機器も多数発売されたが、1981年に上位機種のPC-8801が登場すると、ユーザーの移行が進み衰退した。1983年に登場した後継機種であるPC-8001mkⅡも、PC-8801と下位機種であるPC-6001mkⅡ/PC-6601との板ばさみとなり存在感を示せず、1985年のPC-8001mkⅡSRをもって開発が終了した。
スペック
- CPU:NEC μPD780C-1(Z80A 互換) 4MHz
- RAM:16kB(最大32 kB)
- テキスト表示:最大80文字×25行
- グラフィック表示:160×100ピクセル 8色
- サウンド:ビープ音
- BASIC環境:N-BASIC
- 補助記憶装置:なし(別途データレコーダー、FDDを接続することは可能)
PC-8001 mk II
1983年に発売。
グラフィック表示の強化と低価格化が行われたが、ほぼ同時期に発売されたPC-8801 mk IIやPC-6001 mk II、PC-6601に比べると物足りないものとなり、存在意義が問われるようになった。
- CPU:NEC μPD780C-1(Z80A 互換) 4MHz
- RAM:64kB
- VRAM:16kB
- テキスト表示:最大80文字×25行
- グラフィック表示: 640×200ドット 2色、640×200ドット 8色(キャラクタ単位)、320×200ドット 4色
- サウンド:ビープ音
- BASIC環境:N80-BASIC、N-BASIC
- 補助記憶装置:なし(別途データレコーダー、FDDを接続することは可能)
PC-8001 mk II SR
1985年発売。
上位機であるPC-8801 Mk II SRを超えるグラフィック機能と、FM音源チップを搭載したことで、ホビーパソコンとして十分な機能を備えた。
しかし、ファミコンなどの高性能なゲーム機が登場したことでホビーパソコン自体の存在意義が問われるようになり、この機種を最後に、NECのホビーパソコンはPC-8801シリーズへと収束された。
- CPU:NEC μPD780C-1(Z80A 互換) 4MHz
- RAM:64kB
- VRAM:48kB
- テキスト表示:最大80文字×25行
- グラフィック表示: 640×200ドット 8色1面、320×200ドット 8色2面
- サウンド:YM2203(FM音源3音+SSG音源3音)
- BASIC環境:N88-BASIC、N80-BASIC、N-BASIC
- 補助記憶装置:なし(別途データレコーダー、FDDを接続することは可能)
関連動画
関連商品
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/pc-8001


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読み:ピーシーハッセンイチ
初版作成日: 09/11/22 12:54 ◆ 最終更新日: 12/04/22 17:38
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