Rosenkranz(ローゼンクランツ)とは、1999年4月1日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたPlayStation用ソフト「サガフロンティア2」で、ゲームプレイ中に流れるBGMの名称。
概要
Rosenkranz
- ゲーム中あまり頻繁に流れるBGMではない(2回?しか流れない)が、幻想的な街並みが映される印象深いシーン、そして物語においてとても重要なシーンで流れるBGMであるため、「曲名は知らないがこの曲は覚えている」というゲームプレイ者も多いと思われる。ドイツ語である。Rose(薔薇)とKranz(花冠)から成る合成語で、直訳すると【薔薇の花冠】となるが、通常は【ロザリオ】を意味する。名曲。神曲。
- ゲーム本編にある最大の難所「サウスマウンドトップの戦い」終了後とラスボスのエッグ戦後というクライマックスに流れるため、余計印象に残る曲に聞こえるのだろう。
Botschaft(Botshaft)
- Rosenkranzのアレンジ版。前曲がピアノによる癒し系であれば、こちらは吹奏楽のような少しポップな音色になっている。後述のVielen Dankにはこの曲が収録されているが、どう聞いてもRosenkranzにしか聞こえない。が、浜渦本人が「BotschaftはRosenkranzのアレンジ版です」と言ってるため、この曲名が使われている。
- こちらはグリューゲル等で流れる。こちらも聞く機会は少ない(グリューゲル自体シナリオ上訪れるのは2度しかなく、町シナリオでは唯一戦闘が発生しないため、固有の店売り品やポケットステーションダウンロード目当てでない限り行く必要がない)。
- 余談だがこの「Botshaft」という曲名は、ドイツ語の「Botschaft」(ボートシャフト)の誤植であると思われる。「Botschaft」は【メッセージ】や【使者・大使】等を意味する。
- 後に発売された当曲作曲者の浜渦正志氏による、氏が手がけた「SaGa FRONTIER II」などのゲーム音楽のアレンジアルバムCDである「Vielen Dank」では、「Botschaft」と表記されていたため、公式的に「Botschaft」が正しい曲名になったようだ。浜渦氏本人による誤植ではなく、曲名の登録をしたスタッフ等の人物による誤植である可能性が高いと思われる。因みに氏はドイツミュンヘンにて生を受けており、ドイツとは大変縁のある人物である。
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関連項目
- サガフロンティア2
- サガシリーズの関連項目一覧
- 浜渦正志
- Botschaft
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