概要
いわゆる「渋谷系」の全盛期のバンドであるフリッパーズ・ギターやピチカート・ファイブなどといった面々がフェードアウトした後にメジャーデビューし、彼らの影響を色濃く受けた「ポスト渋谷系」バンドのひとつ。一貫してポップでオサレな音作りを特徴としている。言葉で説明するのは難しいが、実際に聴いてみればなんとなく方向性はわかってもらえると思う。
前述したように「ポスト渋谷系」の代表的なバンドである一方、2002年より「Nino」をゲストボーカルとしたユニット「ROUND TABLE feat. Nino」(現在は活動停止)がアニメ「ちょびっツ」の主題歌「Let Me Be With You」を担当して以来、アニソンに積極的に関わっており、アニメ界に渋谷系が取り入れられるきっかけとなったバンドという重要な側面もある。ニコニコ動画をご覧の方々はむしろそちらから知った人のほうが多いのではないだろうか 。現在のアニソンを語る上で欠かせない存在といえる。
なお、アニメに関わっているのはあくまでメンバー個人かfeat. Ninoとしてが主であり、ROUND TABLEとしてアニメに関わった例は「それでも町は廻っている」のサウンドトラック以外にはない。さらに言えば、feat. Ninoの結成以降の10年間で先述のサントラを除けばアルバムを1枚しか出していないなど、アニメ方面の精力的な活動とは対照的に音楽グループ「ROUND TABLE」としての活動は消極的となっている。
メンバー
- 北川勝利
- ベース、ギター担当。
ボーダーのシャツとサングラスがトレードマーク。タンバリンもよく叩いている。アニメソングの制作や声優への楽曲提供・プロデュースに非常に積極的。最近の例を使えば「はなざーさんの音楽プロデュースをしている人」「 『マジックナンバー』『Hello!』『ユキトキ』などを作った人」といえば分かってもらえるだろうか。北川さん仕事しすぎです。Twitterもやっているので気になる人はチェックしてみよう。というか、「ROUND TABLE」「北川」などと入れてツイートすると高確率で「うっす!よろしく!」というフレンドリーな挨拶をしてくれる。 - 伊藤理恵子
- キーボード担当。
北川さんほどではないが、やはり結構アニメ関連の楽曲を作っている。ARIAシリーズの挿入歌で評判の高い「シンフォニー」の作詞や「横顔」の作詞作曲をしたのはこの人。
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関連項目
外部リンク
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