Saints Row: The Thirdとは、オープンワールド系クライムアクションアドベンチャーゲーム相変わらずのアホゲーである。
プラットフォームはXbox360/PS3/PCで発売日は北米版は2011/11/15、日本版は2011/11/17。
予約特典として、日本の番組をもとにしたとされる「天才ゲンキ博士の超絶有頂天倫理委員会」 の武器・車のパックがついてくる。相変わらずどこか間違った気がするのはご愛嬌。
後に、追加DLCをほぼ全て同梱した『Saints Row: The Third THE FULL PACKAGE』が発売された。
正式表記はこれまでのものとは違うため、タグも複数に分かれる。
日本版の仕様
- ゲーム中にある"ゴア表現"1つが修正
- 裸にはなれず、服未装備状態の場合は下着姿になる。とあるムービーシーン中の裸体描写も服を着た状態に。
- ディルドーバットが怪しいバットになる(元のディルドーバットは清々しいくらいに♂すぎて)
Co-opのサーバーは北米版と共通になる。また、アクティビティや武器や乗り物に制限はない。
概要
前作(SaintsRow2)で復活し、再びスティルウォーターを支配することに成功したストリートギャング「サード・ストリート・セインツ」。本作では新たなる街「スティールポート」を舞台に、国際犯罪組織「シンジケート」、対ギャング特殊部隊「STAG」との壮絶な戦いを繰り広げる。
・・・と書いたら何やら真面目な話のように思えるが、このゲームはそんじょそこらのアクションゲームとはわけが違う。笑いあり、涙あり、こんなのアリ!?というような一心不乱の爆笑大戦争、それが『Saints Row: The Third』なのだ。
GTAシリーズとの類似性が度々指摘されてきた本シリーズだが、リアル路線に入ったGTAシリーズとの差別化を図るため、よりユニークでコミカル、ド派手で馬鹿馬鹿しいゲームデザインを採用。ストーリーも前作までのハード&シリアスな感じから一転、名作映画やゲームのパロディやオマージュをふんだんに盛り込み、すわローラーコースター・ムービーかと思わせるような大スペクタクル展開となっている。そしてピアース・・・のことはどうでもいい。
動作環境
最低環境 | 推奨環境 | |
---|---|---|
OS | Windows XP | Windows 7 |
プロセッサー | 2GHz デュアルコアCPU 以上
|
クアッドコア CPU以上 |
メモリー | 2GB RAM | 4GB RAM |
ストレージ | 10GB 利用可能 | 10GB 利用可能 |
グラフィック | 320MB VRAM搭載GPU Shader Model 3.0 サポートのもの。 |
1GB VRAM搭載GPU Shader Model 4.0サポートのもの。 |
DirectX | 9.0c | 9.0c |
サウンドカード | 100% DirectX9.0C準拠のサウンドカード または同等のオンボードサウンド |
100% DirectX9.0C準拠のサウンドカード または同等のオンボードサウンド |
Co-Op Play | ||
その他 |
登場人物・組織
サード・ストリート・セインツ 〜ボスと愉快な仲間達〜
スティルウォーターのセインツロウ地区を本拠地としていたギャング。チームカラーは紫。前作では刑務所で目覚めた主人公が再興を図り、街にのさばっていた敵対ギャングを一掃、影で暗躍していた巨大企業「アルター・コーポレーション」をも倒し、再びスティルウォーターを手中に収めることに成功する。
その後、アルター社を取り込んでグループ企業「セインツ・アルター・メディア・グループ」を作り、セインツブランドの商品を売って世界にその名を轟かせ、あちこちでサインを求められるようになった(銀行強盗とかの最中でも)。スティールポートにもセインツブランドの服屋「Planet Saints」が登場する。
- ボス(The Boss, The Protagonist)
- 主人公にして我らがサード・ストリート・セインツのボス。本名は不詳。周りからは「ボス」とか「セインツのリーダー」とか「地元のサイコパス」などと呼ばれている。
- メディア帝国の親玉にしてはやたらと行動的で、特に中盤以降は新たに加わったメンバーに良い様にこき使われたり、知らない人からしょっちゅう電話が掛かってきたり、敵の母艦に単身殴りこむなど、前作のようなサイコキラー感こそ薄れたものの、実態は前作以上にワンマンアーミーな御仁である。
ガチムチ兄貴から美人のギャング、有名人のそっくりサンまで何でもござれのキャラメイクは健在。ただし前作と比べて若干キャラの雰囲気がカートゥーンっぽくなった。そして男ではナニを歪みねぇサイズからだらしねぇサイズまで、女では胸を爆乳からちっぱいまで自由にいじれるようになった(ちゃんと揺れます)。
おっぱいたゆんの美女ボスをパンツ一丁&ピンク色のニップレスのみでストリーキングは男性プレーヤーなら誰もが通る道であろう。
6種類+αの声が用意されており、声ごとに異なる性格付けがされている。声によってカットシーンやミッション中の会話の内容も若干変化する。 - ジョニー・ギャット(Johnny Gat)
- 1からの古株メンバーで、絵に描いたような肉体派。今回も刺される。オートマ限定らしい。
主人公が加入する前からセインツとして活動しているので、実質最古参メンバーである。
本作では序盤にて、主人公とショーンディを逃がすため単身シンジケートに立ち向かい、消息不明(公的には死亡扱い)となる[1]。
ブランド展開を推し進めるセインツの中で彼は「セインツの顔」とも言える存在となっており、劇中では彼の顔を模したフルフェイスマスク、ボブルヘッド人形が登場するほか、彼のコスプレをした一般人が街中を闊歩している。極めつけと言えるのが、クラクションの代わりにしゃべったり、タバコ(?)から火を噴くなどの謎機能を搭載したジョニー顔の車「ギャットモービル」。公式HPによればこの車に乗って学校に行き、子ども達に希望を与えるスピーチをしているらしい。
ある意味大活躍の彼だが、彼自身は一企業としてのセインツに違和感を抱いている。「セインツはいつから健康ドリンクの名前になったんだ?」 - ショーンディ(Shaundi)
- 2から登場したセインツの紅一点。今回もさらわれます。
セインツのブランド化、知名度向上に伴いヒッピースタイルから一転、お洒落なセレブリティへと華麗なイメチェンを敢行。胸もちょっと大きくなった気がする。自身のデート番組「ショーンディとデートしたい」を持つようになり、ギャットと共にポップカルチャーの象徴とまで言われている。
性格も前作から一転、ややヒステリックで怒りっぽい性格になった。
ジョニーに対して仲間以上の感情を抱いているらしく、彼に手をかけたシンジケートへの怒りが性格に少なからず影響を及ぼしている模様。
ちなみに公式HPでは"「ショーンディといいことしたい」の初演にかぶったため、大統領の一般教書演説の日程が変更された"とある。恐ろしい子・・・ - ピアース・ワシントン(Pierce Washington)
- 2から登場したどうでもいい弄られ系キャラ。今回も歌います。
前作では殆ど雑用の如き扱いをされた彼だが、本作ではセインツの広報担当として出世した模様。シンジケート襲撃計画を練ったり、アクティビティで商品を売ったりと、彼の働きは前作に比べればそれなりに認められている。
そんな彼の最近一番の仕事はエナジードリンク「セインツフロウ」の日本向けCMに出演したこと。ラジオでは「日本のCMのスーパースター」と呼ばれている。それでいいのかピアース。
デモテープを作って音楽業界への参入を目論んでいたり、プラネットセインツのマネージャーになりたいとボスに打ち明けたりと、本人としてはもっと活躍の場を広げたいと思っている様子。
楽天的な性格が災いして、ときどきとぼけた事をやらかしてくれたり、趣味がどっかしらズレてたりする愛すべき馬鹿。
追加DLCミッションでは彼のワンマンステージが拝める。 必見&必聴。 - オレグ・キルロフ(Oleg Kirrlov)
- 元KGBで身長2メートル超の巨人。キンジーのオタク話専門用語満載の説明についていけたり、主人公に科学的知見からアドバイスしたりと、その容貌とは裏腹に聡明な紳士である。
シンジケートに捕らえられ、彼のクローンを製造するための被検体としてスティールポートのとある場所に装置でつながれていた。全裸で(国内版では規制のため服を着ている)。
巨体ゆえに普通の車には搭乗できず、荷台のあるSUVでなければ乗れない。小型車を毛嫌いしている。
よくピアースとチェスをしているが、いつも何かしらの妨害に遭うため未だ決着は付いていない。 - ズィーモス(Zimos)
- 本作から仲間になるスカウト(ポン引き)。常に杖型のマイクを持ち、どこぞやのツンデレみたいな声で歌うように話す。気管切開の経験がある(ノドに傷あり)ため、電子発声器を使用している。
デウィンター姉妹と因縁があり、商売敵のモーニングスターを担当する。初登場するミッションとムービーシーンがある意味ショッキング。本人の趣味ではないが、トラウマになっている模様。
デウィンター姉妹と敵対する最後のきっかけとなったのは、「片方と寝た」こと。双子のためどちらと寝たのか彼自身も分からないことが問題となり、関係が破綻した。
名前は偽名らしいが本名は不詳。聞き出そうとしたボスに逆に本名を聞き返して追及をかわしている。 - エンジェル・デラムエルテ(Angel De La Muerte)
- 本作から仲間になるルチャドール。リングネームは日本語で「死の天使」の意。
キルベインと深い因縁を持ち、ルチャドールズ殲滅の手助けを行う。 - キルベインと戦えるように鍛え上げる為と称し、主人公に様々な「特訓」を施すが、それは主人公をして「どこかイカれてる」と言わしめるほど。しかしそれは、かつての相棒に受けた仕打ちを忘れんがため、己の弱い心に打ち勝つためのものである。
CVはプロレスラーとして有名なハルク・ホーガン。 - キンジー・ケンジントン(Kinzie Kensington)
- 本作から仲間になるメンバーで元FBI捜査官のハッカー。デッカーズ担当。
シンジケートの悪事を暴こうとしていたところ、逆にデッカーズの罠にかかりFBIを追われる。後にデッカーズに監禁されていたところを主人公に救出され、セインツに協力することになる。
主人公とは全く違うタイプの人間で、いわゆる俺ら引きこもり。コンピュータでも彼氏になれる、とか言っているのでもう重症レベル。早口で難しい言葉を使っては主人公に愚痴を言われる。
一方でハッキング含む情報集積・処理能力は確かで、主人公の本名すらも知っている。その得意分野で一度敗北したためかマット・ミラーに対してはかなりの敵愾心を燃やしている。
引きこもりのため気軽に呼んだり銃撃戦は不可・・・と思いきや、電話で呼ぶと普通に来るし銃撃戦もそれなりにこなすばかりか、ミッション「ダウンロード禁止」ではデッカー相手に肉弾戦すらこなす。引きこもりとは一体・・・。 - ジョッシュ・バーク(Josh Birk)
- 冒頭の銀行強盗で役作りのため一緒に参加する俳優。
超絶ヘタレ所詮一般人のため途中でビビって逃げ出す。というより野郎ばかりの刑務所送りになるのが嫌で逃げ出した、ある意味清々しい奴である。
TVドラマ「ナイトブレイド」の主人公・ナイトブレイドを演じているが、演技にのめり込みすぎて自分をナイトブレイドだと思っているイタい子。ショーンディ曰く「ヘボ俳優」。
しばらくしてSTAGのイメージアップのため宣伝役に用いられているところをセインツに拉致されるが、ショーンディを何度も口説こうとして怒らせ(6回ほど結婚を申し込んだ)、毛嫌いされている。ちなみに、ストーリー開始以前にショーンディと付き合っていたらしいが、ショーンディはそのことをなかったことにしたいらしい。 - ナイトブレイド(Nyte Blayde)
- TVドラマ「ナイトブレイド」の主人公。ジョッシュ・バークが演じる「バンパイアに狩られてバンパイアになってしまったバンパイアハンター」。
作中とある条件を満たすとジョッシュと共に仲間として電話で呼び出すことができる。
なお、演じているジョッシュとは同一人物のはずだが、電話でジョッシュとナイトブレイドを同時に呼び出すことができる。これはバグでもなんでもなく、ジョッシュの「自分はナイトブレイドである」という自己暗示がドッペルゲンガーとして顕現した結果である。性格やつぶやく内容もジョッシュとは全く異なるが、所詮は俳優なので戦力面はあまり期待しないほうが良さそうではある。
シンジケート
武器密売と違法エステを生業とするギャング「モーニングスター」、レスラーギャング「ルチャドールズ」、ハッカーギャング「デッカーズ」の3つのギャングで構成された国際犯罪組織。スティールポートを根城とし、スティルウォーターに勢力を広げるためセインツに強引極まりない交渉をけしかける。当然ながら交渉は決裂、セインツはシンジケート傘下の3つのギャングと徹底抗戦することになる。
- フィリップ・ローレン(Phillipe Loren)
シンジケートのボスであり、ギャング「モーニングスター」を直属の配下として組織している。フランス訛りの英語を話すためフランス人と間違えられるが、本人曰くベルギー人である。
いついかなるときも冷静沈着であり、いかにもボスらしい威厳とカリスマ的なリーダーシップをもってシンジケートを統率している。
ナイフが主武器であるようで、発売前のPVや序盤のカットシーンで使用している姿が見受けられる。
ジョニーとの戦闘で左目を負傷しており、それ以降は眼帯を着用している。
モーニングスターのチームカラーは赤。構成員はいかにもマフィア然としたスーツの男と女王様みたいな格好の女。悪評度が高くなると赤い丸眼鏡に赤いスーツというやたら目立つ格好をしたスナイパーが出現する。
実は携帯電話の使い方がわからず、マットに教えてもらったことがあるらしい。 - ヴィオラ&キキ・デウィンター姉妹(Viola&Kiki DeWynter sisters)
双子の姉妹。フィリップの側近。いつもフィリップのそばにいる。経済学修士号の資格を持つ才媛。
武器密売と違法エステを主な事業とするモーニングスターの財力は彼女らの手腕によるものが大きい。特にスティールポートではエステは大ビジネスであり、その関係でズィーモスとは因縁がある。
二人は子供の頃からいつも一緒に行動しており、姉妹愛は強い。
顔のモデルはサーシャ・グレイという元ポルノ女優である。ヴィオラの声も本人がやっている。キキの声は別人。 - キルベイン(Killbane)
シンジケート傘下のギャング「ルチャドールズ」のリーダー。まんまルチャドール。カジノを経営してもいる。
重度のステロイド&鎮痛剤中毒者で、気に入らないとすぐ暴力をふるう脳筋。かつてリング上で殺人を犯し、一度アメリカから逃れた過去がある。
本名はエディ・プライヤー。しかし「キルベイン」としての名声に執着しているため、本名のエディで呼ばれるとキレる。
ルチャドールズのチームカラーは緑。構成員は皆ガチムチのプロレスラー。悪評度が高くなるとグレネードをバラまく世紀末なモヒカンが出現する。
終盤でキルベインのマスクを手に入れたら周りの人にFuck youをかましてみよう。 - マット・ミラー(Matt Miller)
シンジケート傘下のギャング「デッカーズ」のリーダーで16歳のイギリス人スーパーハカー。 俺ら厨二病。ヘリや銀行口座をハッキングしセインツに対抗する。ナイトブレイドのファン。キンジーによれば彼女がいるとの事。リア充爆発しろ。
ボイスチャットやネットの世界では気が強く傲慢な物言いが目立つクソガキだが、現実世界では臆病な青年という典型的なネット弁慶。
ハッキング能力に関してはキンジーをも凌ぐほどであるが、シンジケートの会議では脳筋キルベインの横暴さにしばしば振り回されている 、ある意味気の毒な子。
デッカーのチームカラーは青。構成員は主人公曰く「ネオサイバーパンク」、キンジー曰く「ゴシック・サイバーパンク」な格好で背中にデッカーソードという剣(あとあと入手可能)をもった男。悪評度が高くなるとパンチラを気にせず縦横無尽に動きまくるローラースケート女が出現。 - ブルート(Brute)
オレグ・キルロフを素体としてシンジケートにより生み出された大型クローン兵器。
各ギャングの悪評度が一定以上になるとSUVの荷台に乗ってやってくる。
オレグと同等の巨体と怪力を持つが、知能だけはコピーできていない。
素手にタンクトップ、鈍足でミニガン装備、俊足で火炎放射器装備の3種が存在する他、何を間違ったのかナイーブなブルートや、女型のブルートまで出る始末。追加DLCミッションでは更に珍妙な亜種が複数登場した。
STAG (Special Tactics Anti-Gang)
何の略称かはだれも気にしてないと思うが、対ギャング組織として結成された軍隊。ストーリーの途中からエイリアン襲来の如く登場。使用する火器・兵器などの装備はレーザーだの空中空母だのとSFまがいの物が多い。発売前に話題になっていたVTOLもここの所有物。悪評度は警察と共有する。
- モニカ・ヒューズ(Monica Hughes)
アメリカ合衆国上院議員様で、SaintsRow1作目のEDで爆殺されたリチャード・ヒューズの妻(未亡人)。
亡き夫を偲んで建造されたリチャード・ヒューズ記念橋を落成式当日にルチャドールズに破壊されたことに怒り、ギャングを殲滅するためSTAGイニシアチブを発動させる。
EDの片方ではビッチ呼ばわりされた。
実は2でも登場しており、主人公にとあるアクティビティを依頼している。2と3でキャラデザがまるっきり違うのは内緒。 - サイラス・テンプル(Cyrus Temple)
ギャング撲滅を掲げる女性議員様に雇われたSTAGの司令官。
ギャング掃討のためには民間人に被害を出したり戒厳令を敷くことも辞さない作戦行動を展開する。良く言えば正義感が強くて頑固、悪く言えば独りよがりのサイテー野郎。
事あるごとに最終兵器「ダイダロス」の使用を要求する、どこぞのぶち込みたがりに似た一面もある。
使命とはいえトンデモ集団と小うるさい上司にはさまれたある意味可哀想な人。
続編SaintsRowIVのオーディオログでキアと肉体関係にあったことが判明。 - キア(Kia)
サイラスの部下。冷徹な女性。メスゴリラ。
過去にスティルウォーターであったとある出来事により、ギャングを徹底的に毛嫌いしている。
主人公の考えたトンデモ潜入作戦の際に上司の変わりっぷりに戸惑ったり、ミッションで汚物を投げられたりと、こちらもよく考えると可哀想な人。
その他
- バート・レイノルズ(Burt Reynolds)
スティールポート市長。世界的に有名なアメリカ俳優で、中の人も実在のご本人がそのまま出演。「私以外にこの街の市長が務まるか?」と妙に貫禄のあるお方。
条件を満たせば仲間として戦ってくれる。主人公は彼の熱烈なファンであり、彼の前では目を子供のように輝かせる。
オレグと昔モスクワで戦ったことがあったり、エンジェルと昔メキシコで戦ったことがあったり、ズィーモスとは知り合いであったり、キンジーとは恋仲だった(破局したが)りと色々あったりする。 - ジェーン・バルデラマ(Jane Valderamma)
2でも出てきたニュースキャスター。今回もミッションを終えたりすると車でニュースが流れる。ただし字幕は無い。本作でも苗字のスペルを間違えられている。 - ゲンキ博士(Professor Genki)
アクティビティの「天才ゲンキ博士の超絶有頂天倫理委員会」及びDLCの「ゲンキボウルVII」の主催者。メタ的な話をすると、劇中劇の登場人物ではなく、実際にスティールポートに住んでいるらしい。キメ台詞は「Ethical!(倫理的)」。たまに街に出現し、倒すと相当額のキャッシュを落とす。体力がかなり高く序盤で見かけたら格闘でハメて倒すと良い。こちらが一度も攻撃せずに見ていると通りすがりの人間をひたすら倒していく。お前マーダーブロウルに出ろよ。 - アンディ・ゼン(Andy Zhen)
DLC「スペースギャングスタ」の登場人物。
大スペクタクルセインツ映画『スペースギャングスタ』の監督。セインツ兼スターである主人公にはやたら媚を売り、スタッフや新人俳優には傲岸不遜で口汚いクズ人間。 - ジェニー・ジャロス(Jenny Jaros)
DLC「スペースギャングスタ」の登場人物。
『スペースギャングスタ』で宇宙人の女王・キウィラナを演じる新人女優。
最初は人間の屑監督に気に入られようと健気に奮闘するが、主人公と「共演」していくなかで彼女の心の内に変化が訪れる。 - ジミー・トルビットソン(Jimmy Torbitson)
DLC「クローンの災難」の登場人物。
本編のミッション「ナイトブレイド再び」で主人公にサインをねだったセインツマニアの青年。
作中におけるとあるセインツメンバーの死に嘆き悲しみ、何をトチ狂ったか「彼」のクローンを製造する。しかしそのクローンに脱走され、主人公たちに助けを求める。
外見や性格は冴えないオタクだが、クローンや謎の新兵器の製造、果てはエナジードリンク「セインツフロウ」を飲むだけでスーパーパワーを発揮できるスーパードリンクに改造するなど最早マッドサイエンティスト。でもママの車に乗ってくる。
ミッション中は彼の厨二病全開の心の声が度々鳴り響く。
会話だけに出てくる人物
- トロイ
冒頭のミッションで現れるSWATの「もうトロイを当てにしても無駄だぞ!」というセリフに出てくる。
スティルウォーター警察署長トロイ・ブラッドショー。かつてのセインツの仲間だったがその実は潜入捜査官であった(SaintsRow)。
セインツ壊滅の後アルター社の後押しを受けて警察署長に就任するが 、過去の弱みを主人公に握られており、条件を満たせば味方として呼び出すこともできた (SaintsRow2)。
現在はアルター社を傘下に収めた新生セインツでいいように使われていると思われる。前述のセリフから察するに、署長権限でセインツを保釈する事を強要されているのだろう。 - ジェシカ
サイラスがSTAGイニシアチブ発動の際の記者会見において「ギャングの彼氏を追って家出したが、 別のギャングにさらわれて車のトランクに押し込まれ、トラックラリーで彼氏に殺された」と自分たちの正当性を認めるためのダシにされた。
この説明だと筋が通らないので詳述すると、ジェシカはマエロ(SaintsRow2に登場する3大ギャングのひとつ「ブラザーフッド」のリーダー)の彼女。マエロに完璧にナメられたセインツが放射性物質タトゥーによって戦争をふっかけた後、見せしめに当時のセインツ幹部候補生でBossを刑務所から脱出する手引きをしたカルロスを殺害、その報復として、セインツはジェシカを車のトランクに入れて連れ去り、トラックラリーの会場に放置、期せずして彼氏のマエロはジェシカを殺してしまった 、という流れ。 - リン
某ミッションにおいて「リンっていう友達がいたなぁ・・・」というボスの独白に出てくる。
ボスが下っ端だった頃(SaintsRow)の友人(先輩)。その当時に勢力を振るっていた3大ギャングの一つ「ウエストサイドローラーズ」に潜入していたがそれがバレてローラーズにより処刑されてしまった 。
その後、某所に電話をかけるとゾンビ化したリンが助けてくれる。
2でも上述のカルロスをゾンビ化させて呼ぶことができる。そして本作でも・・・ - エリック・グリフォン
ボスの声を男性ボイス2にした場合、あるミッションでボスが「後でグリフォンに電話する」と発言する。また、ラジオでちゃっかりインタビューを受ける形で登場している。
前作のDLCミッション「社内紛争」に登場したアルター社役員で、デイン・ヴォーゲルの死後にCEOに就任したおじさま。前作DLCでボスと共闘し、アルター社とセインツの敵対関係を解消する切っ掛けとなった。恐らく今作におけるセインツとアルター社の架け橋となったと思われる。インタビューによると、「セインツ・アルター・メディア・グループ」においては特別プロジェクトディレクターを務めているらしい。
DLCストーリー
ゲンキボウルVII (2012年1月17日配信) |
ゲンキ博士主催の大イベント。 「超絶有頂天発表会」("Super Ethical PR Opportunity")、「サッドパンダ スカイレース」("Sad Panda Skyblazing")、「ゲンキ博士の黙示録」("Apocalypse Genki")、「絶頂セクシーキティガズム」("Sexy Kitten Yarngasm")のアクティビティ、ゲンキボウル関連の乗り物・衣装を追加。実績・トロフィーも追 加される。 |
スペースギャングスタ (2012年2月22日配信、PS3版は2012年3月13日配信) |
大スペクタクルセインツ映画『スペースギャングスタ』の撮影に挑む。 3つの新作ミッションに加え、新しい乗り物・衣装、実績・トロフィーを追加。 |
クローンの災難 (2012年3月21日配信) |
セインツマニアの科学オタクが巻き起こす災難に立ち向かう。 3つの新作ミッション、新しい乗り物、実績・トロフィーが追加。 |
パロディ・オマージュ
本作には往年の名作映画・ゲーム等のパロディ・オマージュが随所に散りばめられており、作品を盛り上げる重要な要素になっている。以下は一例。
オープニング・クロール | 映画『スター・ウォーズ』のパロディ。 |
オープニングのBGM「ツァラトゥストラはかく語りき」 | 映画『2001年宇宙の旅』のパロディ。曲がテロップとがっちり噛み合っており爆笑必至。 |
フィリップ「私はベルギー人だ」 | 名探偵エルキュール・ポワロのオマージュ。 |
ミッション「フリーフォール」で飛行機が主人公に体当たり | 映画『イレイザー』のパロディ。映画ではシュワちゃんがフロントガラスを銃で撃ち破るまでは一緒だが、その後飛行機に突入はしない。 |
ミッション「HTTP://DECKERS.DIE」の電脳世界 | 映画『トロン』のパロディ。色味まで完全再現。 |
マット・ミラーのアバター | ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズのバハムートタイプのキャラクターのオマージュ。 |
ミッション「エアースティールポート」の戦車でスカイダイビング | 映画『特攻野郎Aチーム』のパロディ。 |
ミッション「ゾンビアタック」 | 主人公の台詞で某ゾンビゲームの有名なメッセージが飛び出す。 |
武器「ソニックガン」 | ゲーム『ハーフライフ2』の重力銃のパロディ。物の吹っ飛び方とかまさにそれっぽい。 |
武器「TOGO13ライフル」 | 漫画『ゴルゴ13』の主人公デューク・東郷のオマージュ。 |
バイク「Kaneda」 | 漫画『AKIRA』の主人公金田正太郎のオマージュ。赤く塗るとそれっぽくなる。 |
関連動画
プレイ動画
関連静画
関連項目
関連リンク
脚注
- *しかしのちの作品では元気に登場。なんと生きていたことが判明した。 → Saints Row IV
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