SPICY PIECEとは、ゲーム『pop'n music』に収録された楽曲である。初期の曲ながらも、伝説の激辛判定でやけに有名。
概要
ジャンル | スパイ | |||||
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アーティスト | ORIGINAL SOUND TRACKS | |||||
BPM | 156 | |||||
担当キャラ | チャーリー(シークレットD) | |||||
譜面難易度 (旧表記) |
CHALLENGE | BATTLE | ||||
5ボタン | NORMAL | HYPER | EX | NORMAL | HYPER | |
(8) | 23(17) | 29(23) | - | 11 | 17 |
初代pop'nの3曲目の選曲画面に登場した曲で、当時における最高難易度(Lv23)の曲であった。当時は曲名よりもジャンル名で呼ぶことが多かったこともあり、この曲などは今でも「SPICY PIECE」よりも「スパイ」と説明した方が通じやすい。いかにもミッションがインポッシブルしたりジェームスがボンドしそうな感じの、なんというかスパイ感溢れる曲である。
初代pop'nが出た当時はbeatmaniaの3rd mixが稼働していた頃で、当時のbeatmaniaの高難易度曲(super highwayなど)と比べると大分物足りない譜面となっている。しかし、5鍵盤しか見たことがなかった当時のプレイヤーからすれば9鍵盤は未知の領域で、それだけで十分に脅威であった。(そのはず。ちょっと自信ない。ぶっちゃけディスコキングのほうが難しかった。)
そしてこの曲の語り草となっているのが、後に追加された凄まじくGREAT判定の辛いHYPER譜面である。GOODが出るわ出るわ。その判定幅はCOOL判定(猶予2フレームほど)とほぼ同じのようで、COOL判定が導入されて以降この譜面でGREATを拝むことはできなくなってしまった始末。しばしば、beatmaniaIIDXの激辛判定曲GAMBOLと比して語られることがある。
なお、当時の公式サイトのスタッフコメントによれば、pop'n 3における一連の新規追加HYPER譜面はwacの仕業である模様。元々は一曲一殺体制で作っていたためもっと激ムズになる予定だったのだが、コース制になったことで気持ちカンタンになったらしい。
また、同曲は知る人ぞ知るpop'n stageにも収録されていた。難易度は本家ポップンに比べると控えめで、また担当キャラがチャーリーからシークレットDに変更されている。以降のシリーズでは担当キャラがチャーリーに戻っているが、家庭用pop'n6において同曲が「ポプステ収録曲の再録」として復活した際のみ、ポプステ当時の状態を反映してか、シークレットDが担当キャラになっていた。
ちなみにその家庭用pop'n6にはスパイHと同じ激辛判定でpop'n stageからの移植曲「スパニッシュ / ¿Que vas a hacer?」(NORMALのみ・アーケード未移植)があるのだが、両曲が収録された家庭用pop'n6に限っては仕様上EXPERTモードのCOOL判定が1フレームしかないため、スパイHやスパニッシュNでもCOOLとGREATが共に拝めるという珍しい現象が起きていた(スパニッシュは後に家庭用pop'n7へ再録されたが、そちらはCOOL判定だとやはりGREATが出ない)。
SPICY PIECE (ryu☆remix)
ジャンル | スパイREMIX | |||||
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アーティスト | ryu☆ | |||||
BPM | 90 - 180 | |||||
担当キャラ | MZD | |||||
譜面難易度 (旧表記) |
CHALLENGE | BATTLE | ||||
5ボタン | NORMAL | HYPER | EX | NORMAL | HYPER | |
(16) | 29(23) | 39(33) | 45(39) | 20 | 29 |
Charly is still alive...
pop'n16のイベント「あつまれ!ポップンパーティー」で解禁された隠し曲。ryu☆によるアップテンポなリミックスに乗って、ストーリー仕立ての曲展開が繰り広げられる良アレンジである。ryu☆らしく声ネタも豊富。スパイらしく銃声も豊富。家庭用作品ではpop'n music portable2にも収録されている。
なお、スパイといえばあの「激辛判定」だが、REMIXのそれについては下記スタッフのコメントから察して頂きたい。
判定は、えーと。すみません、正直どこかでなにかを間違えました。
EXは全部あの判定にするはずだったんですけど。普通っぽい判定ですみませんでした。
あ、かえって良かったですか。
……つまりどういうことかと言うと、この曲はpop'n史上初となる曲の途中で判定の辛さが変化する譜面なのである。具体的には途中のソフランでBPM90になる低速地帯が切り替えポイント。なんてことしてくれたんだコノヤロウ。
- NORMAL … 最初は普通判定→低速地帯が始まってから終わるまで激辛判定(GREATが出ない)→再び普通判定に戻る。
- HYPER … 最初は普通判定→低速地帯が始まってから曲の終わりまでずっと激辛判定
- EX … 上記wacのコメント通り、激辛判定地帯は無し。ただし普通の曲よりは少し判定が辛い。
なお、portable2収録版に限り、EXもHと同様に低速からずっと激辛判定になるよう変更されている。
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