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この記事は第129回今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
SUPER GTとは、日本の自動車レースの一カテゴリである。
概要
原則上、使用マシンはGTカーであり、市販車ベースのものであるが、条件付与によって出走可能な「特認」によってそれ以外の車両も出場が可能であり、現在出場している車両は大半が「特認車」である。
前身は全日本GT選手権(JGTC)。海外開催などのゴタゴタがあり、JAF管轄を外れたことにより、今の名称となった。
成績上位者に対するウェイトハンデ、違うレギュレーションの車(GT500クラスとGT300クラス)が同時に走るなど、エンターテインメント性を重視したつくりになっており、国内の4輪レースとしては、最も高い人気を誇る。
近年では初音ミクやイカ娘など、痛車仕様にしたレースカーが登場し、ニコニコチャンネルで公式チャンネルを設けて宣伝、個人スポンサーを募集するようになり、ニコニコ動画会員を中心に新たなファンを築きつつある。
レース中継はJ SPORTS(スカパー/スカパーe2、ケーブルテレビ他)などで視聴できる(J SPORTSのBS進出(2011年10月)によりBSの無料放送は2010年シーズンで終了)。
また、ダイジェスト番組「SUPER GTプラス」が毎週日曜夜11時30分からテレビ東京系列で、毎週日曜日午前10時30分からBSジャパンで放送されている(BSジャパンは1週遅れの内容)。
2012年度はさらにニコニコ生放送「SUPER GTチャンネル」において、予選の生中継を実施中。
カテゴリ
カテゴリは550馬力程度の出力の車両が走行するGT500クラスと、400~550馬力程度の出力の車両が走行するGT300クラスに分かれる。
車両の出力は、リストリクター(エンジンに空気を取り入れる吸気口に取り付ける装置)によって、調整される。
2011年までは、それぞれ500馬力、300馬力程度の出力になるように調整されていた。
2012年からは、GT300クラスはFIA-GT3規定を基準にする事となったため、大幅にスピードアップ。
これに伴い、GT500クラスもリストリクターが緩和され、30~40馬力程アップしている。
GT500クラス
最高出力550馬力程度。
ゼッケンは白地に黒数字、ヘッドライトの色は白か青。
車両のエンジン、ホイールベース、オーバーハング等統一した規定が持たれている。
現在ではルーフシルエットが同一であればほぼ改造してもいいほどになっており、市販車の皮を被ったプロトタイプカー、かつてのシルエット・フォーミュラの再来となっている。
駆動方式はFR、エンジンはV型8気筒/3.4Lと言う規定のもと、各メーカーが作成している。
このクラスは、日産、ホンダ、トヨタの国内3メーカー系ワークスの独壇場となっている。
尚、トヨタはレクサスとして参戦している。
JGTC時代は外国車の参戦も多かったが、基本的にワークスではなくプライベーターだったため開発予算の高騰に耐え切れず、撤退したり、GT300への転向を余儀なくされたりした。
SUPERGTになってからは2009年のアストンマーティン・DBR9を最後に参戦していない。
日本メーカーを擁護するあまり、エンジンのワンメイクなど、閉鎖的なカテゴリーになってしまった。
2009年ごろから、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が規則の統一を働きかけているが、上記の閉鎖的なレギュレーションや、レース進行が異なる(DTMはスプリント、SUPER GTはセミ耐久)ことで、未だ平行線のままである。
GT300クラス
最高出力400~550馬力程度。
ゼッケンは黄色地に黒数字、ヘッドライトの色は黄色。
GT500クラスに比べて性能が抑えられているためにプライベーターの参戦が多かったが、「特認」で実質的なプロトマシンが参戦可能であったり、元々改造範囲の広い(魔改造レベル)「JAF-GT」規定の影響で開発費用の高騰が問題となっていた。
しかし、2012年シーズンの規則改正で新規参戦車両のベースがJAF-GT車両と、改造範囲が狭く一方で安価で導入可能なFIA-GT3車両に絞られるため、開発費用の問題の一端は解消されるものと思われる。(但し、JAF-GT規定からの新規参戦はカテゴリーA及びカテゴリーBのみ)
一方でトヨタのプリウス、ホンダのCR-Zといったハイブリッドカーも、JAF-GT規定で参戦している。
GT500と違いこちらはメーカー、車種とも多種多彩である。フェラーリ、BMW,アウディ、ポルシェ、メルセデス、日産などのFIA GT3勢とスバル、TOYOTA、ホンダなどのJAF-GT勢の戦いはGT500に勝るとも劣らない迫力である。各マシンごとの特徴が如実にでるのでGT500より面白いという人も多い。
特に、ポルシェ911がプリウスに追い抜かれるという、普通ではあり得ない光景も見られる、痛快なクラスとなっている。
又、近年はアニメ“系”のキャラクターをマシンにペイントした痛車の参戦により、アニメファン等からも注目されている。
競技について
レース
レースはGT500クラス、GT300クラスの混走で行われ、各クラスの順位を競う。
1台につき登録された2名のドライバーが参加する。ただし、GTアソシエイション(統括団体)の定める場合は1名の追加登録が可能である。
予選
予選はSUPER LAP(スーパーラップ)方式とKNOCK OUT(ノックアウト)方式の2種類がある。
・予選1回目
両クラス混走→300クラス→500クラスの順で行われる。各カテゴリ上位3台の平均タイムより107%のタイムを「公式予選通過基準タイム」とし、参加するドライバーはこれを達成しなければならない。
・SUPER LAP(スーパーラップ)方式
1回目の予選走行順位上位10台が進出できる。ただし、各チーム参加するドライバー全員が公式予選通過基準タイムを達成できていない場合は進出できない。1回目の予選走行で11番手以下の車両はその段階でグリッド順が確定する。
下位より1台ずつ順番に一発勝負のタイムアタックを行い、ここでの順位により決勝でのトップ10リッドの順位が決まる。
SUPER LAP進出チームは、SUPER LAPで使用したタイヤを決勝の第1スティント(スタート時)に使用しなければならない。
・KNOCK OUT(ノックアウト)方式
Q1~Q3の3回のセッションに分けて行われるラップタイムによる上位勝ち上がりの方式。
各セッションで定められた規定の台数より下位の車両がそれぞれのセッションで脱落し、上位は次のセッションに進出する。脱落した車両はその段階で決勝でのグリッド順が確定する。最終セッションでの最上位車両がポールポジションとなる。
Q2に進出した車両は、Q2で使用したタイヤをQ3・決勝第1スティントで使用しなければならない。
決勝
決勝走行はローリングスタート形式で行われ、原則1周のフォーメーションラップ後にスタートとなる。
基本的に最低1回のピットストップ(給油)が義務付けられ(レースによって2回に設定され、給油が義務付けられなくなる場合がある)、1名のドライバーが一つのレースで総距離の2/3以上を走行してはならない(この場合の「総距離」はその車両の総走行距離ではなく、レース規定の走行距離を指す)。
各レース定められた距離に応じた周回数を周回する。
GT500、GT300両カテゴリを通じてトップの車両がその周回数をクリアし、チェッカーフラッグを受けた時点でレースが成立する。
その後コントロールラインを通過した車両に、各カテゴリのトップ車両とのタイム差・周回差に応じて各カテゴリの順位が割り当てられる。
トップ車両の周回数の70%以上の周回数をクリアしていれば、完走扱いとなる。
その他
ドライバー識別灯
マシンに搭乗しているドライバーは、フロントウィンドウに装着されている「識別灯」で見分けることができる。
ファーストドライバー=常時点灯 / セカンドドライバー=点滅 / サードドライバー=消灯
ピット作業
ピット停車時はエンジンを停止しなければならない。給油作業中は一部を除いてタイヤ交換など他の作業を行ってはならない。ピットレーンに出られる人数は7人までで、一度に作業に当たれる人数は5人まで。タイヤ交換は2名で行う。
タイヤウォーマー(機械などを用いてタイヤを暖める行為)が禁じられている。その為、ピットアウト(タイヤ交換)後の最初の周回・「アウトラップ」はタイヤが冷えているため、ラップタイムが遅くなる。
この為、単純に車両の速さ、ドライバーの腕だけではなく、ピットエリアで作業にあたるピットクルーの作業能力(特にタイヤ交換)もレースを大きく左右させる、大きな見どころである。
ピット作業の速さで特に有名なのは日産系エースチームのnismoが挙げられる。
ドライバーズポイントとチームポイント
SUPER GTでは、ドライバーに与えられるポイント・ドライバーズポイントと、チームに与えられるポイント・チームポイントの二種類があり、それぞれ別に集計され、「ドライバー」・「チーム」それぞれのタイトルが与えられる。
基本的には、「ドライバーズポイント」が重要視される。
チームポイントは完走すれば最低でも1ポイントが得られるが、ドライバーズポイントは10位以内に入賞しなければポイントを獲得することが出来ない。
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ポイント | 20 | 15 | 11 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
チームポイントは、上記ポイントに加えて下記ポイントも加算される。
| 完走周回 | トップと同一 | 1周遅れ | 2周以上遅れ |
|---|---|---|---|
| ポイント(GT500) | 3 | 2 | 1 |
| ポイント(GT300) | 3 | 1 | |
ウェイトハンデ
SUPER GTでは、成績上位車両と下位車両との戦力差を補完するために、上位車両に重りを載せるウェイトハンデシステムを採用している。積載重量の計算方法は下記表の通り。
算出方法を「参戦レース数」で分類しているのは、スポット参戦が有利になるのを避ける為※。
| 参戦 | ウェイト |
|---|---|
| 参戦6戦目まで | 累計ドライバーズポイント × 2kg = 積載ウェイト |
| 参戦7戦目 | 累計ドライバーズポイント × 1kg = 積載ウェイト |
| 参戦8戦目 | ウェイトハンデ無し(0kg) |
| ※ウェイトの最大積載量は100kg | |
※例えば、第6戦までで何戦か好成績を収めたあとに数戦をスキップし、終盤戦でハンデが半減、もしくはゼロになったところで再び好成績を得ようという可能性を排除するため(AUTOSPORT webより)
タイヤ
SUPER GTはタイヤはワンメイクではなく、各チームがそれぞれの車両やドライバーの特性(財政事情を含む)に合ったタイヤを使用している。タイヤメーカーによって気象や路面温度、持久力など適した特性があり、タイヤの開発競争もあり、こういった点も観戦の隠れた見所である。
現在SUPER GTにはブリヂストン、横浜ゴム(ADVAN)、ミシュラン(GT500)ダンロップをはじめ、韓国からハンコック(GT300)といった計5メーカーが参戦している。
ドライビングモラルハザードとペナルティ
SUPER GTでは危険な走行行為の防止やレース規範の維持の為、ドライビング中、或いはそれ以外でのドライバーのマナー・モラルに反する行為に対して、ペナルティポイントを課すシステムを適用している。
一定のポイントに達すると公式練習走行や予選アタックへの参加禁止、レース出場停止の措置が講じられ、統括団体であるGTアソシエイションより(一般に向けても)告知される。
「積極的な攻めが出来ない」と…ペナルティを受けた某ドライバーが発言しているらしいが、「クリーンなファイトが出来る素晴らしいシステム」と外国人ドライバーから絶賛もされており、システムとしては評価が高い。が、一方でどう考えても即時ペナルティ+ポイント付加となりそうな行為に対してスルーされているチームもあり、(或いは明らかなGT500車両優遇裁定など)不可解なところもあったりする。
「オレ悪くないよ~ww」
この人(とチーム)が無罪放免になったのが一度や二度じゃないのがミソ。
ポイントが課せられた場合、ペナルティを犯さずに3レース参戦する事で-2ポイントの減免措置が取られる。 また、ポイントはシーズンを跨いで1年間累積される(ただし参戦していない場合はその間減免措置は取られない)。
ペナルティポイントは、接触行為や危険な走行行為の他、レース外での行動にも適用される。
例えば、2009年開幕前、岡山国際サーキットでの公式合同テストの際、コース上のトラブルに関連してピット裏で抗議した井出有治を突いたとしてブノワ・トレルイエにペナルティポイントが課せられた。
| ポイント | 罰 則 |
|---|---|
| 3 | 公式練習最初の1時間参加禁止 |
| 5 | 公式練習終日参加禁止 |
| 7 | 予選アタック禁止(ただし混走は可) |
| 9 | 出場停止 |
2012年の開催予定・サーキット
2011年同様、公式戦8戦に加えて特別戦が1戦、オールスター戦が1戦行われる予定である。
公式戦のコースは2011年シーズンと変更なし。レースの開催順序も入れ替えなしである。
公式戦終了後、特別戦としてJAF GP、FUJI SPRINT CUPが開催され、その後中国ズーハイ(珠海)でのオールスター戦が予定されている。
変更点としては震災の影響によって昨年250kmに短縮されていたレースが300キロ開催に戻ったこと。
そして第2戦の富士が300kmから500kmに、そして第5戦の鈴鹿が1000キロになったことがあげられる。09年以来4年ぶりの長距離開催になったことで耐久の要素がレースに大きく影響することが予想される。
| Round | 日程 | 開催サーキット/大会名称 | 走行距離 |
|---|---|---|---|
| Round.1 | 3/31~4/1 | 岡山国際サーキット(岡山県) | 300km |
| Round.2 | 5/3~4 | 富士スピードウェイ(静岡県) | 500km |
| Round.3 | 6/9~10 | セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア) | 300km |
| Round.4 | 7/28~29 | スポーツランドSUGO(宮城県) | 300km |
| Round.5 | 8/18~19 | 鈴鹿サーキット(三重県) | 1000km |
| Round.6 | 9/8~9 | 富士スピードウェイ(静岡県) | 300km |
| Round.7 | 9/29~30 | オートポリス(大分県) | 300km |
| Round.8 | 10/27~28 | ツインリンクもてぎ(栃木県) | 250km |
| 特別戦 | 11/16~18 | 富士スピードウェイ(静岡県) | ※1 |
| オールスター戦 | 12/22~23 | 珠海インターナショナル・サーキット(中国) | ※2 |
※1 SUPER GT 300・500両クラス、フォーミュラニッポンで計100km×6
(GT300クラス 100km×2、GT500クラス 100km×2、FN 100×2)
※2 5/4現在、交渉中
2012年の参戦チーム・マシン・ドライバー
観戦にあたって
レースは予選日と決勝日の二日間に分けて開催されます。
サーキットではレース以外にも様々なイベントが開催されています。
通常の客席での観戦以外にも、予選日・決勝日にはピットウォークが開催され、ピットウォーク券、パドックパスを購入した観客にピットレーンが開放されて、車両、ドライバーさんと間近に接することができます。
また、予選日終了後に子供向けのピットウォーク・「キッズウォーク」が開かれ、こちらは入場券があれば親子連れのみで参加することが出来ます。
パドックパスを購入しておけばパドックにも入れます。パドックとはピット裏のエリアで、ドライバーやスタッフの方の作業エリアです。
そういった空間なので、通常の客席とは違う、独特の雰囲気を味わうことができ、運がよければドライバーさんなどと接することができますが、
そこがドライバーやスタッフの方々の作業エリアであるという事を忘れないように(!)しましょう。
スタッフの方たちの迷惑になりますので、通路を塞いだり、ましてやガレージ内に立ち入ったりしてはいけません。
決してドライバー、スタッフの皆さんの作業、行動の妨げにならないように、また、周囲のお客さんの迷惑にならないように心掛けましょう。
サーキットによってはピットビル上(ピットエリアの真上)から観戦することができる場所もあります。
緊迫したピット作業を良く見ることができる、楽しめる場所ですが、以下の事に気を付けるようにしてください。
・絶対に(旗やタオルなど)物を振り回したりしない。
・カメラ・携帯電話などで写真を撮ろうする時、下に落とさないように最大限の注意を払う
(ネックストラップなどを用いる事をお勧めします)。
直下のピットレーン上に物を落としたりしたら大惨事を招きかねませんので、注意しましょう。
レース中、サーキットにはGTカーの爆音が鳴り響きます。大音響に不慣れな方は耳栓を持っていくことをお勧めします。
またレース中、めまぐるしく変化するレース展開を、FMラジオで実況・解説しています。対応機器を持っていると、より深く楽しむことができます。
チケットの販売方法、構成、チケットごとの入場可能エリア、料金などは大会・サーキットにより異なりますので、SUPER GTの公式HP
、各サーキットのHPで確認してください。
また、夏場の観戦では脱水症状などの熱中症対策、日焼け対策は怠らないようにしましょう。
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削除対応(株式会社GTアソシエイション名義)
| 動画 | 詳細 |
|---|---|
'09 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット【GT500ダイジェスト】![]() |
関連項目
- モータースポーツ
- フォーミュラニッポン(ドライバーが兼任している場合が多い)
- 動画を削除した権利者一覧
外部リンク
http://dic.nicomoba.jp/k/a/super%20gt


ページ番号: 447844
リビジョン番号: 1527856
読み:スーパージーティー
初版作成日: 08/08/10 03:00 ◆ 最終更新日: 12/05/13 15:26
編集内容についての説明/コメント: 追記
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