漢字として
- 意味
- 〔説文解字・巻六下〕に「艸木の盛んなること𣎵𣎵然たるなり」とあり、草木の盛んに茂るさまという意味である。𣎳と混同されることがある。
- 字形
- 草木が花を咲かせているところの象形。〔説文〕には「象形、八聲」とあり、象形といいつつ八が声符としているが、全体で象形。
- 音訓
- 音読みはハツ、ハイ。訓読みは、くさしげる。〔説文〕に「讀みて輩の若くす」とある。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213、JIS X 0212未収録。
- 部首
- 𣎵は、〔説文〕において部首である。𣎵部にはほかに𤱿、孛、索、𠂔、南が属する。
- 声符
- 𣎵を声符とする漢字には、㤄、沛、犻、𨙶、䢌、肺、㸬、旆、䰽などがある。隷書では巿の形になることが多い。
- 語彙
- 𣎵𣎵
脚注
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