UbuntuとはLinuxのディストリビューションの一種である。
概要
「Ubuntu」という名前は、アフリカのズールー語で「他者への思いやり」を意味する。基本的に無料で使用でき、使いやすさやインストールの容易さに重点を置いている。日本では競合する物の中で圧倒的に情報量が多く、また世界的にも利用者の多いLinuxディストリビューションである。
公式サイトから配布されているイメージとして、デスクトップ版とサーバー版の2種類が存在する。どちらの版も、初期選択パッケージが違うだけなので完全互換。
簡便さが重視されるため、トレードオフとして権利関係の厳格性は若干ゆるめにしてある。つまり、プロプライエタリ(非オープンソース)な物が標準で用意される。元になったDebian GNU/Linuxは、このあたりが非常に厳格という違いがある。厳格だと、例えば動画再生も初心者にはままならない(自力でパッケージを拾ってくる・ビルドする必要がある)。
これは「Ubuntuが優れる」「Debianが優れる」という話ではなく、ポリシーの違いであることに注意。
リリース
現在の最新バージョンは12.04 LTS(Precise Pangolin)。
インターフェイス
10.10まではGnomeというデスクトップ環境を採用しており、従前のMac OSやWindowsに似た使用感だったため乗り換えが容易だった。11.04からはUnityという新シェルを採用し、操作感が大きく変わっている。このUnityは、2011年リリースのGnome3やMac OS X Lion等と近い思想になっている。Windows 8もこれに近い思想を一部に取り入れる計画がある。
また11.04では旧来と同じ操作感のインターフェイス(Classicスタイルという名前)も選択することができたが、11.10から標準では搭載されなくなった。ただし、後からClassicスタイルのパッケージを追加することは可能である。
数年前はCompizを利用した「DesktopCube」の動画が有名だった。Emeraldを導入することで簡単に半透明テーマを利用できたが、それらは既に過去のイメージになりつつある。
派生ディストリビューション
自身もDebianの派生だが、Ubuntuから更に派生したものも多い。一部は公式派生。
- KDE採用の Kubuntu(GNOMEの代わりにKDE使いたい人向け)
- Xfce採用の Xubuntu(軽量化)
- LXDE採用の Lubuntu(軽量化)
- 教育用 Edubuntu
- 映像録画視聴用 Mythbuntu
- 映像音声編集用 Ubuntu Studio
導入事例
近年コスト削減策として北海道夕張市がUbuntuを、大阪府箕面市がEdubuntuを導入している。個人でもWindowsからUbuntuへ乗り換える人も居る。しかしメーカー(DELL)等が製品を販売した場合、例外なく短期で販売終了となる。
2010年末時点での各種調査データは、いずれもLinux自体の個人使用シェアが1-1.5%前後。Windowsと競合できるレベルにはない(Windowsは90%以上、Macは3%前後)。
Ubuntuの読み方
ちなみにGoogle先生(Google翻訳)は「ウブントゥー」「ウブンチュウ」の中間のような読み方をなさいます。
linuxも「おまいら、好きに読め」というのが御大Linusの見解なので、Ubuntuも堅いこと言いっこなしだといいね!
関連動画
関連商品
Ubuntu Magazine Japan
毎号、最新のバージョンがLive CDとして付録で付いてくる。表紙が毎回ロリ系なのは担当の趣味のせい。
週刊アスキー(アスキームック)
その他
関連項目
- Linux
- Debian GNU/Linux(Ubuntuの元になったLinuxディストリビューション)
外部リンク
- Home | Ubuntu Japanese Team
(日本語化されたUbuntuの本家) - Wubi
(WindowsとUbuntuを容易にデュアルブートできる) - 架空線 – AERIAL LINE - : うぶんちゅ!
(Ubuntuを題材にしたウェブ漫画)
http://dic.nicomoba.jp/k/a/ubuntu


ページ番号: 430509
リビジョン番号: 1514824
読み:ウブントゥ
初版作成日: 08/08/04 22:40 ◆ 最終更新日: 12/04/30 09:55
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