V・HERO単語

5件
ヴィジョンヒーロー
1.0万文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

V・HEROとは、漫画遊☆戯☆王GX」に登場するカードカテゴリである。

概要

原作での扱い

エド・フェニックスが使用するHEROモンスター
多くのモンスターが共通して、自分がダメージを受けたときに墓地からゾーンに置かれる効果、V・HEROモンスター1体を生け贄にゾーンから特殊召喚できる効果、ゾーンからの特殊召喚によって発動できる固有の効果を持っており、「永続」の概念を用いることで再現されている。

自身をゾーンから特殊召喚する効果と、ゾーンから特殊召喚された場合に発動する効果は、テキスト上では一連の効果であるかのように見えるが、後者の効果が「解放」など、ほかの効果での特殊召喚でも発動しているのを見るに、それぞれは独立した別の効果だと思われる。実際にOCG化された際にも別々の効果として扱っている。

ゾーンに置かれたV・HEROは(ヴィジョン)と呼ばれており、「融合」のテキストではこの表現が用いられている。

OCGにおいて

以前までは、OCGに存在するのは2体の融合モンスターと「V・HERO ヴァイオン」、「V・HERO ウィッチレイド」のみであったが、2019年5月18日の「COLLECTION PACK革命決闘者編-」にてカテゴリ化する。

【V・HERO】として組むこともなくはないが、【D-HERO】に出張、または【HERO】の1パーツとして使用することが考えられ、《V・HERO ファリス》・《V・HERO インクリース》・《V・HERO ヴァイオン》を用いて展開することで、召喚権を消費せずに大きな展開を狙えるため、もはや必需品クラス

各カードの詳細

レベル3モンスター

原作では、自身をとして出現させる効果を持つ。OCG化の際には永続カード扱いとして魔法ゾーンに置くことで再現されている。

原作では「V・HERO」にリリースを限定していたものが、「HERO」全般に変更されている。

V・HERO インクリース

3/ATK 900/DEF 1100
自分がダメージを受けた時
墓地からゾーンにおける
V・HERO1体を生贄でゾーンから特殊召喚でき
デッキからHERO1体を特殊召喚する
漫画版)

効果モンスター
3/闇属性/戦士族/攻 900/守1100
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
墓地のこのカードを永続カード扱いで自分の魔法ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続カード扱いの場合、
お互いのメインフェイズに、自分フィールドの「HEROモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):このカード魔法ゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「V・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
OCG版)

ゾーンから特殊召喚すると別のHEROを特殊召喚できる。

VS十代で登場。
通常召喚され、直後に「V・HERO ミニマム・レイ」を特殊召喚するために生け贄にげられた。その後、戦闘ダメージを受けた際にゾーンに置かれ、「解放」で特殊召喚。効果でデッキからもう1体のインクリースを特殊召喚し、「V・HERO ウィッチレイド」を召喚するための生け贄をえた。

VS吹雪戦では、「V・HERO ファリス」を特殊召喚するためのコストとして墓地へ送られた後、戦闘ダメージトリガーゾーンへ置かれ、「融合」で「V・HERO アドレイション」の融合素材となって除外された。

さらに「V・HERO ヴァイオン」によって2体デッキから墓地へ送られた。その後、戦闘ダメージトリガーゾーンに置かれ、「V・HERO グラビート」の効果で特殊召喚、効果でさらにデッキから「V・HERO ポイズナー」を特殊召喚し、「V・HERO トリニティー」の融合召喚につないだ。

VS明日香でも登場。戦闘ダメージトリガーゾーンに置かれ、次のターンに「解放」によって特殊召喚されて効果を発動。デッキからポイズナーを特殊召喚して、2体で「The grand JUPITER」召喚のための生け贄となった。

非常に便利な効果であり、エドの3回のデュエルでは全て効果を発揮している。


OCGでは、特殊召喚先が「V・HERO」に限定されている。「HERO」全般で行えてしまうとレベル4の「V・HERO」達よりも《E・HERO エアーマン》や《E・HERO シャドー・ミスト》等が優先されてしまうからだろうか。

「V・HERO」の要となるモンスターであり、このモンスターから「V・HERO ヴァイオン」を特殊召喚しておくとより展開を加速させてくれる。ただし、このモンスター単体で動くのではなく、「V・HERO ファリス」の効果でフィールドに持ってくることが多いため、枚数を多めは採用しづらいが、1枚採用だと事故率は減るが手札に引いてしまった場合のリスクが大きくなるため、採用枚数が悩ましくなるカードだろう。

このカード単体の棒立ちは貧弱なので、「D-HERO」と組み合わせた場合には《X・HERO クロスガイ》、《X・HEROレッドバスター》などのリンク素材として利用するのが望ましい。

V・HERO ポイズナー

3/ATK 900/DEF 700
ダメージを受けた時、墓地からゾーンにおく。
V・HERO1体を生贄でゾーンから特殊召喚でき
相手モンスター1体の攻・守を半分にする
漫画版)

効果モンスター
3/闇属性/戦士族/攻 900/守 700
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
墓地のこのカードを永続カード扱いで自分の魔法ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続カード扱いの場合、お互いのメインフェイズに、
自分フィールドの「HEROモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):このカード魔法ゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドモンスター1体を選び、その攻撃を半分にする。
OCG版)

ゾーンから特殊召喚すると攻守を半減させられる。

VS十代で登場。
デュエル後半に守備表示で通常召喚され、「M・HERO ダスク・クロウ」の攻撃を受けて破壊された。

VS吹雪でも登場。
「V・HERO インクリース」の効果でデッキから特殊召喚され、直後に「融合」で「V・HERO トリニティー」の融合素材となった。

VS明日香でもインクリースの効果で特殊召喚され、「The grand JUPITER」を召喚するための生け贄にされた。

8巻で登場しているにもかかわらず、ゾーンに関するテキストの書き方が7巻のものと同様のまま修正を受けていない(7巻・8巻ともに初版で確認)。

3回登場しているが、一度も効果は使用されなかった。
テキスト修正を受けなかった理由がこれなのかは不明。


OCG化してもほぼ変化がない。戦闘補助としては悪くない性である。「M・HERO」達を守るサポートや《V・HERO トリニティー》での攻撃を補助する等の利用方法が考えられる。

V・HERO マルティプリ・ガイ

3/ATK 800/DEF 700
自分がダメージを受けた時
墓地からゾーンにおける
V・HERO1体を生贄でゾーンから特殊召喚でき
攻撃は倍になる
漫画版)

効果モンスター
3/闇属性/戦士族/攻 800/守 700
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
墓地のこのカードを永続カード扱いで自分の魔法ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続カード扱いの場合、お互いのメインフェイズに、
自分フィールドの「HEROモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):このカード魔法ゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドモンスター1体を選び、その攻撃800アップする。
OCG版)

ゾーンから特殊召喚すると攻撃が倍になる。
それでも1600と下級アタッカーレベルに届かないのが痛いが……。

VS十代で登場。
魔術士」によって特殊召喚されたが、「M・HEROソール」の攻撃を受けてすぐに破壊されてしまった。その後、戦闘ダメージを受けた際にゾーンに置かれ、「融合」で「V・HERO アドレイション」の融合素材となった。

VS吹雪でも登場。
通常召喚され、「V・HERO アドレイション」の効果のために利用されたが、「The アトモスフィア」によって戦闘破壊された。その後、戦闘ダメージトリガーゾーンに置かれ、「V・HERO グラビート」の効果によって特殊召喚され、「V・HERO トリニティー」の融合素材となった。

VS吹雪ではゾーンから特殊召喚されたが、すぐに融合素材にされたため、攻撃倍化の効果は実質発揮していない。


上昇値はそれなりの永続的であるが、「HERO」下級を戦闘要員として立たせることは少ない上に、ポイズナーとの差別化が難しいと思われる。

V・HERO ミニマム・レイ

3/ATK 1200/DEF 700
自分がダメージを受けた時
墓地からゾーンにおける
V・HERO1体を生贄でゾーンから特殊召喚でき
相手4以下モンスター1体を破壊する
漫画版)

効果モンスター
3/闇属性/戦士族/攻1200/守 700
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
墓地のこのカードを永続カード扱いで自分の魔法ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続カード扱いの場合、お互いのメインフェイズに、
自分フィールドの「HEROモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):このカード魔法ゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドレベル4以下のモンスター1体を選んで破壊する。(OCG版)

ゾーンから特殊召喚すると相手モンスターを破壊できる。

エドの作中での初デュエルVS十代で最初に守備表示で召喚された。
M・HERO 烈火」によってすぐに戦闘破壊されてしまったが、戦闘ダメージを受けた際にゾーンに置き、「V・HERO インクリース」を生け贄に特殊召喚。効果で烈火を破壊し、続けて「M・HEROソール」へ攻撃して戦闘破壊した。次の十代のターンには「M・HERO ヴェイパー」の攻撃を受けて破壊されたが、このときのダメージ墓地にいた2体のV・HEROをゾーンに置いた。
その後、ヴェイパーダイレクトアタックダメージを受けた際に再びゾーンに置かれ、「融合」で「V・HERO アドレイション」の融合素材となった。

VS吹雪でも登場。
「V・HERO ファリス」の効果でデッキから墓地へ送られた後、戦闘ダメージによってゾーンに置かれ、「融合」で「V・HERO アドレイション」の融合素材となった。

VS明日香では、経過が省略されているが何らかの要因で破壊されていることが確認できる。前後の状況からすると、「ブリザード・プリンセス」の攻撃を受けたことによる戦闘破壊だろうか。

効果破壊では頭から、戦闘ではからそれぞれ線を発射する。

効果で破壊できるモンスターについて、初出時は単に「相手モンスター1体」と表記されていたが、コミックス8巻でのテキスト修正時に「4以下」という条件が追加された(少なくともコミックス7巻の初版では修正されていない)。


レベル4以下しか除去が出来ないため、リンクモンスターエクシーズモンスターに対してなため、その前の段階で利用できる範囲で相手の出方に合わせる必要がある。

レベル3以外のV・HERO

原作では、自身をにする効果はないが、何らかの形でV・HEROをサポートする効果を持っていた。実際のOCG化の際でも基本的には「HERO」全般のサポートを担っており、これらとレベル3のV・HEROを連携させたり、これらに素アクセスすることが「V・HERO」の要となる動きと言える。

V・HERO グラビート

4/ATK 500/DEF 2000
このカードを生贄にすることでゾーンのV・HEROを2体特殊召喚できる
漫画版)

効果モンスター
4/闇属性/戦士族/攻 500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
除外されている自分の「HEROモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(2):このカードリリースし、自分の魔法ゾーン
「V・HERO」モンスターカード2枚を対として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
OCG版)

自身を生け贄にゾーンのV・HERO2体を特殊召喚する。

VS吹雪で登場。
守備表示で召喚され、1ターン待った後に効果で「V・HERO インクリース」、「V・HERO マルティプリ・ガイ」を特殊召喚した。


自身をリリースすることで、V・HEROの展開を補助するカードで、2体のV・HEROの展開をこのカードだけで済ませてくれるようなもの。また、OCG化の際には新たに除外されている「HEROモンスターサルベージする効果が追加された。「HERO」が全体的に除外する手段が多く利用のしやすい効果ではある。

V・HERO ヴァイオン

4/ATK 1000/DEF 1200
このカードが召喚した時デッキから4以下のV・HERO1体を墓地に送る
漫画版)

効果モンスター
4/闇属性/戦士族/ATK 1000/DEF 1200
「V・HERO ヴァイオン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HEROモンスター1体を墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から「HEROモンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
OCG版)

(特殊)召喚に成功した時に、デッキからV・HEROを墓地に送れる。
下級モンスターなので「V・HERO ファリス」よりも使いやすいが、向こう同様に関連の効果はない。

VS吹雪で登場。
「出」の効果で特殊召喚されて効果を発動、デッキから「V・HERO インクリース」を墓地へ送った。その後、「幻覚」の効果で、「トラファスフィア」の攻撃対が「V・HERO グラビート」からこのカードに変更され、破壊された。

テキストには「召喚した時」とあるが、作中では特殊召喚で効果を発動していた。


PREMIUM PACK 19」(ジャンプフェス2017で先行販売、2017年3月11日一般販売開始)でOCGに登場。墓地へ送る対HERO全般に広げられたほか、墓地HEROと引き換えに「融合」をサーチする効果が追加された。

このカードで落とすカードは「レベル3V・HERO」、《D-HERO ディアボリックガイ》、《E・HERO シャドー・ミスト》等が考えられ、このカードを利用することで「HERO」全般において展開を強化する。

V・HERO ファリス

5/ATK 1600/DEF 1800
手札の4以下のV・HEROを墓地に送り特殊召喚する
召喚時デッキから4以下のV・HEROを墓地に送る
漫画版)

効果モンスター
5/闇属性/戦士族/攻1600/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「HEROモンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「V・HERO ファリス」以外の「V・HERO」モンスター1体を選び、
永続カード扱いで自分の魔法ゾーンに表側表示で置く。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HEROモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
OCG版)

上級モンスターだが手札のV・HEROと引き換えに特殊召喚でき、(特殊)召喚に成功した時にデッキからV・HEROを墓地へ送れる。墓地に置かないと始まらないV・HEROの中では較的便利な効果だが、このカード自身はに関する効果は持っていない。

VS吹雪で登場。
先攻1ターンに手札の「V・HERO インクリース」を墓地へ送って特殊召喚し、さらにデッキから「V・HERO ミニマム・レイ」を墓地へ送った。このカード自身は次のターンには「バーチャルスフィア」の攻撃を受けて破壊されたが、このときの戦闘ダメージによって先ほど墓地へ送った2体をゾーンに置き、次のターンの「融合」へつないだ。

テキストには「召喚時」とあるが、作中では特殊召喚で効果が発動しており、エドのセリフでも「特殊召喚した時」と説明されていた。


OCG版では、手札から特殊召喚する効果はそのままだが、その後に発動する効果は全くの別物に変更されている。デッキからV・HEROを永続として置ける効果。このカードから始動する場合に、《V・HERO インクリース》を使うことで、展開を行うことが出来る。

HEROモンスターしかEXから特殊召喚出来なくなる制限がついており、融合モンスター素材にしてしまうのもいいだろう。また、このカードで置いた「V・HERO」を展開するためのリリース要因にしても良い。

V・HERO ウィッチ・レイド

8/ATK 2700/DEF 1900
召喚時、相手場の魔法カードをすべて破壊する
漫画版)

効果モンスター
8/闇属性/戦士族/ATK 2700/DEF 1900
このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、
モンスターの代わりに自分フィールドカードリリースできる。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
相手フィールド魔法カードを全て破壊する。
この効果を発動するターン、自分は「HEROモンスターしか特殊召喚できない。
OCG版)

融合のV・HEROでは重な最上モンスター
ゾーン)に関する効果を持たず、召喚成功時に相手の魔法を破壊する効果を持つ。

VS十代で登場。
「V・HERO インクリース」2体を生け贄にして通常召喚され、十代がセットしていた「攻撃の無力化」を破壊。「V・HERO アドレイション」の効果のために利用された後、「M・HERO ダスク・クロウ」へ攻撃した。

攻撃名は「魔弾」。


COLLECTORS PACK 2017」(2017年5月13日発売予定)でOCGに登場。カードを代わりにリリースできるテキストが追加されたが、破壊効果の発動ターンHERO以外を特殊召喚できないようになった。

融合モンスター

2体存在し、いずれもOCG化されている。個別記事を参照。

サポートカード

V・HEROやに関する効果を持つカード

魔法カード

幻影解放

読みは「ヴィジョンかいほう」。

魔法カード
ゾーンのV・HERO1体を特殊召喚する

通常魔法
(1):自分の魔法ゾーンの「V・HERO」モンスターカード1体を対として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「V・HERO」モンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
この効果はこのカード墓地へ送られたターンには発動できない。

テキストの通り。V・HERO版「宝玉の契約」とでもいったところか。

VS十代、VS明日香で登場。
いずれもゾーンの「V・HERO インクリース」を特殊召喚し、インクリースの効果へつないだ。

非常にどうでもよいことだが、初出時は「V・HERO1体」、再登場時は「V・HEROの1体」と、わずかに表記が変わっている。


永続扱いになっているV・HEROを特殊召喚する効果はそのままに、墓地の「V・HERO」を墓地除外でサルベージする効果が追加された。墓地効果はタイムラグが発生する故、(1)の効果をメインに考えたい。

幻影融合

読みは「ヴィジョンゆうごう」。

魔法カード
ゾーン2体を融合する

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
HERO融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分の魔法ゾーン融合素材モンスターが永続カード扱いで存在する場合、
そのモンスターカードを除外して融合素材とする事もできる(最大2枚まで)。

ゾーンにあるV・HERO2体を融合素材として融合召喚を行う。

VS十代で登場。
の「V・HERO マルティプリ・ガイ」と「V・HERO ミニマム・レイ」を融合して「V・HERO アドレイション」を融合召喚した。

VS吹雪でも登場。
ミニマム・レイと「V・HERO インクリース」を融合して「V・HERO アドレイション」を融合召喚した。

融合素材がどこへ行くかテキストには記されていないが、VS吹雪でのエドによると除外されるらしい。


OCG化の際には手札・フィールドでの融合も可になっている。また、永続扱いのV・HEROを素材とする場合は2枚までの制限がある上に除外されるようになっている。

また、V・HERO以外のHERO融合モンスター融合召喚出来るため、こちらも活用したい。

罠カード

幻覚

カード
モンスターが攻撃対になった時、
その対を自場のV・HEROがかわりに受ける

モンスターの攻撃対を変更する。

VS吹雪で登場。
トラファスフィア」が「V・HERO グラビート」を攻撃した際に発動し、攻撃対を「V・HERO ヴァイオン」に変更させた。

イラストではグラビートへむけられた弾丸を「V・HERO ミニマム・レイ」が受けようとしている。

幻惑

カード
V・HEROが場上にいる時
相手モンスター1体の攻撃を半分にする

V・HEROがいるとき限定で相手モンスター弱体化できる。テキストからは読み取れないが永続

VS吹雪で登場。
「V・HERO マルティプリ・ガイ」が攻撃を受けた際に発動、破壊は免れなかったが、「The アトモスフィア」の攻撃を半減させてダメージを減らした。その後もフィールドに残り続け効果を適用していたが、吹雪アトモスフィアを生け贄にの効果を受けない「トラファスフィア」を召喚したため、このカードの効果が効かなくなった。


イラストに描かれているのは「E・HERO オーシャン」。

出幻

カード
V・HEROが破壊された時
デッキから4以下のV・HEROを特殊召喚する

通常
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「HEROモンスター戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「V・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、相手フィールドモンスター1体を選び、
その元々の攻撃・守備を半分にできる。

V・HERO版「ヒーローシグナル」とでもいったところだが、破壊されるモンスターにも制限がかかっている。「戦闘によって」とは明記されていないので、効果破壊でも利用できるのかもしれない。

VS吹雪で登場。
「V・HERO マルティプリ・ガイ」が戦闘破壊された際に発動し、「V・HERO ヴァイオン」を特殊召喚。ヴァイオンの効果を発動した。

名前は「出現」にをかけている。読みはそのままで「しゅつげん」。
イラストでは倒された「V・HERO ミニマム・レイ」から「V・HERO マルティプリ・ガイ」が出している。


OCG化の際には相手フィールドモンスターステータスを半減させる効果が追加された。相手ターンとして展開する場合実質的に《V・HERO グラビート》が攻撃4000まで防いでくれるとなる。

注意しなければならないのは「HEROモンスターカードではなく、「HEROモンスター定されているため、永続扱いの「V・HERO」が破壊されてもトリガーにならず、発動出来ない。

関連動画

関連商品

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

結月ゆかり (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: 閣下
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

V・HERO

41 ななしのよっしん
2019/06/16(日) 10:15:17 ID: J60EUQuSd/
>>40
自分もヴァイオン制限位はあると思ってたから驚いた。ただ10月辺りで終末禁止になりそう(ダグレ準でフラグ立った感が)だし、HERO以外を混ぜるは組みにくくなるか。Danger!暫く来ないでくれ割とマジで…。

ミニマム・レイは自場に干渉できないのがな。ポイズナーやマルティプリは原作から強化されてるのに何でそこだけ原作通りなんだよ…。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
42 ななしのよっしん
2019/06/18(火) 19:52:47 ID: AVH/DzIZIx
ファリス高くなりすぎてこいつだけで記事作れるな(作れない)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
43 ななしのよっしん
2019/08/03(土) 10:55:46 ID: 0cF0wk9xzz
確かに高騰っぷりは凄いけど環境で大暴れしたわけでもないから単独記事にするほど書く内容はなさそう
ここがV・HERO総合スレとして機してるし
>>41
効果破壊をトリガーにして動くタイプの下級はHEROにいないし、味方に撃てたとしてもあんまり意味ないんじゃない?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
44 ななしのよっしん
2019/08/18(日) 07:36:28 ID: J60EUQuSd/
>>43
確かにHERO連合デッキだとあまり意味ないけど、他カテゴリと混ぜる際には自場にも打てた方が動きに幅が出るかなと。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
45 ななしのよっしん
2019/11/03(日) 20:11:38 ID: J60EUQuSd/
>>36
イダテンの素材は「5以上の戦士族×2」で属性縛りないはずだからファリスウィッチレイドの組み合わせで出せるよ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
46 ななしのよっしん
2019/11/10(日) 02:37:37 ID: OnbyMiRzlH
原作から一通OCG化したしオリジナル強化欲しいわ
上でも挙げられてる宝玉のみたいなの
👍
高評価
0
👎
低評価
0
47 ななしのよっしん
2019/11/13(水) 12:56:31 ID: c7ue6zXUn4
>>38
その縛りの強度がやり過ぎ感強いのがね・・・。少なくともEX以外からのss縛るのは本気で止めて欲しいし、縛る対属性or種族に留めてくれと。

HERO全体の話になるけど、なまじ展開上がったのがになってる感じ。フィニッシャー外部委託するにも縛り付き展開札頼みだとやり辛い、かといってその手の内製化したら壊れかねない・・・。そういう意味ではリキッドマンは本当に朗報だった。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
48 ななしのよっしん
2019/12/04(水) 14:08:28 ID: c7ue6zXUn4
>>42
単独で記事にできるとしたらむしろヴァイオンでしょ。リナルドがライパルよろしくサイレントエラッタされない限り、手札1枚から実質手札消費0でヴァレルロードやヴァレルソード出せるし(元よりヴァイオン1枚からイゾルデ出せる、イゾルデとリナルドのコンボでリビングフォッシルサーチしヴァイオン蘇生リンク4)。

ただ制限定が怖いヴァイオンイゾルデ制限、(個人的に困るが)スカルデッド禁止位はありそう。リビングフォッシルとシャドーミスト辺りも危ういか。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
49 ななしのよっしん
2019/12/18(水) 21:37:20 ID: J60EUQuSd/
>>38
ただ汎用・準汎用系で相次いで有能なの来てるから、半ば形骸化してる感が否めない(クロシープヴェルテ、リナルド、来年にはギルティギアフリードプロキシーFマジシャンが控える)。
ヴァイオン1枚からヴァレルロードスカルデッド出せるようになるし、そこにファリスかディアボ加えた2枚からヴァレルロードディストピア並べられる。M・に頼らなくていいから個人的には大歓迎だが。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
50 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 02:15:41 ID: EkCjCbyvrB
このカテゴリエアーマンと9期以降のEの縛りHERO全対応ばっかなせいでEとかDとか分けてる意味が年々くなってく

D側は重要なはDで縛ってるけどいい加減EとVは自分が所属してるカテゴリのみに的を絞った強化をしてくれ

薄味のHERO全体強化で展開ばっか上がり続けてもあんま嬉しく
👍
高評価
0
👎
低評価
0