Wiiリモコンとは、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」の標準コントローラである。
現在はWii本体セットに2本付属。単品では3800円(税込)。
概要
Wiiリモコンには動いた方向と速さ・傾きなどを検出する3軸加速度センサーとジャイロセンサーが内蔵されており、リモコンを振るなどコントローラ自体の直接的な動きをゲームに反映できる。加速度センサーで重力を検出することで、傾きも割り出すことが出来るため、傾けてキャラクターを操作したり、レースゲームではハンドル操作も可能。
また、リモコン先端にはCMOSカメラが内蔵されており、テレビ側に設置したセンサーバーに内蔵されている赤外線LEDを撮影することでテレビからの距離・位置を検出することが可能。これは「ポインター機能」として利用され、メニューの選択やFPSゲームでの銃の照準などに使われている。ちなみに、ゲームセンターに設置されている業務用FPSゲームでもこの「カメラ+複数の赤外線LED」の仕組みが利用されていることが多い。
WiiリモコンとWii本体との通信には、Bluetoothが利用されているため、Wiiリモコンをパソコンで使用するソフトが有志によって開発されている。カーネギーメロン大学のジョニー・リー氏は、Wiiリモコンの特性を利用した奇想天外なソフトウェアの紹介動画を発表しており、この動画によりWiiリモコンをパソコンで利用するユーザーも増えたようだ。ニコニコ動画でもジョニーの技術を利用した動画もいくつかアップされている。その他にも、ラジコンのコントローラに使用したりとユニークな使い方をするユーザーもいる(関連動画を参照)。
初期型はテレビ画面に突き刺さる欠陥が特に欧米から多数報告されていたが、ストラップの改良&無償交換と広報活動により改善が図られている。また、ぶつけたときのショック軽減、滑り止めのために専用のWiiリモコンジャケットの無料配付も行われた。
近年は、従来別売りだったWiiモーションプラス(ジャイロセンサー)が内蔵されたWiiリモコンプラスに置き換わっており、旧型は生産が終了している。
本体仕様
Wiiリモコンは、本体に様々なセンサーを内蔵することでプレイヤーの動きを読み取っている。
各センサーにはそれぞれ弱点があるが、複数内蔵することでそれを補っている。
加速度センサー
リモコン内部に振り子が内蔵されていると考えるとわかりやすい(もちろん実際は違う)。
リモコンが加速度運動をする時振り子が傾き、どの方向にどの速度で動いたかを検知してくれる。
リモコンを傾けた場合も、重力の働きで振り子が(リモコンに対して)傾くため、 検知することができる。
弱点は、加速度しか計測できないこと。
リモコンが等速直線運動(振り子が動かないように同じ速度で動かす)をしているとき、センサーは止まっていると認識してしまう。
また、重力が働かない水平方向の傾きも計測できない。
さらに、振り子が振れ出すまでと止まるまでにタイムラグがあるため、あまり急な動きにも対応できない。
CMOSセンサー
Wiiで遊ぶ際にはテレビの上か下にセンサーバーを配置することになっているが、センサーバーという名前ながら、これは赤外線LEDが2ヶ所についているだけのただの棒である。
本当のセンサーはWiiリモコンの先端についており、これで赤外線がどの位置にあるかを検知し、センサーバーとの相対的な位置関係を読み取る。
2次元の位置関係だけではなく、LED間の距離から前後の距離も検知できる。
センサーバーを付ける必要があるものの、昔のガンコンと違いブラウン管TVでなくてもプレイできるのが強みである。
また、センサーバーも赤外線を発するものなら何でもいいため、LEDを買ってきて自作も可能。
その気になれば、 巨大スクリーンと巨大センサーバーを使って大画面でプレイすることもできる。
弱点は、相対的な位置しか検知できないこと。
ポインターがTVのどの位置を指しているかはリモコン側では全くわからないため、TVに表示される照準を動かしてみないと狙いが付けられない。
また、センサーバーを検出する関係上、TVに近づきすぎると検知不可能になる。
『ダックハント』で、TVに光線銃をくっつけてズルしていたあなたはまじめにやりましょう。
もちろん、TVからポインターを離しても検知不能になるので、『斬撃のレギンレイヴ』をジャイロなしのWiiリモコンでプレイする際は注意する必要がある。
前述のとおり、CMOSカメラは赤外線であれば何でも検知してしまう。
そのため、太陽の光や電球の光などにも反応してしまう。
ポインターがぴょんぴょんワープする人は、そういった光を発するものをTVから遠ざけよう。
Wii本体のオプションで感度を調整してもいい。
ジャイロセンサー
元は別売りアタッチメント・Wiiモーションプラスで追加されたセンサー。
のちにモーションプラス内蔵の新型Wiiリモコンが発売された。
基準軸からの相対的な傾きを検知することができる。
振れ続けている振り子や回転し続けるヨーヨーは、自分が回ってもその振れ軸/回転軸を保とうとする(ジャイロ効果)。
この原理を利用し、ジャイロで基準軸を固定して、それに比べてWiiリモコンがどのぐらい傾いているかを検知する。
ジャイロ対応のゲームは、ゲーム開始前にWiiリモコンを机や床の上に置くよう指示されるが、これはジャイロの基準軸を決定しているのである。
これにより、加速度センサーだけでは不可能だった水平方向の傾きを検知できるようになったほか、急な動作にも鋭敏に反応できるようになり、より細やかな動きを可能にした。
弱点は、極端に激しい動きをすると基準軸がずれること。
回転しているヨーヨーも激しい動きをすれば軸が傾いてしまうのと同じ理屈である。
軸がずれると検知もだんだんずれていってしまうので、 ゲーム中にときどき調整しなければならない。
HOMEボタンを押した時のメニュー画面で基準軸を再設定できるほか、『Wii Sports Resort』などのようにゲーム中に調整できる場合や、ポインターや加速度センサーを駆使して自動で再調整してくれるゲームもある。
また、ジャイロセンサーで検知できるのは基準軸に対してのWiiリモコンの傾きだけである。
空間上の位置は検知できないので、例えばWiiリモコンを同じ傾き・同じ速度で動かしたとしても、リモコン側は止まっていると認知する。
関連動画
関連商品
旧Wiiリモコン
ジャイロセンサー非搭載型。
Wiiモーションプラス対応ソフトを遊びたい場合は、これをつけよう。
関連項目
- Wii
- 任天堂
- ジョニー・リー
- 卑猥な物を連想させる物体
http://dic.nicomoba.jp/k/a/wii%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%B3


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リビジョン番号: 1427060
読み:ウィーリモコン
初版作成日: 08/09/22 11:24 ◆ 最終更新日: 12/02/01 10:02
編集内容についての説明/コメント: 本体仕様追加。また、現在はWiiリモコンプラスがデフォになったので追記&修正。
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