XPERIA(エクスペリア)とは、ソニー・エリクソンが展開しているスマートフォンブランドの名前である。
概要
ソニー・エリクソンが掲げる「コミュニケーションがエンターテインメントになる」というブランドメッセージを具現化した戦略的端末群につけられるブランド名。
シリーズ端末としては「XPERIA X1」「XPERIA X2」「XPERIA X5 Pureness」「XPERIA X10」「XPERIA X10 mini」「XPERIA X10 mini pro」「XPERIA X8」「Xperia arc」「Xperia neo」「Xperia pro」「XPERIA PLAY」「Xperia acro」「Xperia ray」「Xperia active」などがある。
搭載されているOSは端末によって異なり、X1・X2がWindows Mobile搭載、X10以降の端末がAndroid搭載、X5がオリジナルOSとなっている。
なお、ソニー・エリクソンの完全子会社化に伴い今後はソニーから発売される。
日本で発売されている端末
XPERIA X10/Xperia(SO-01B)
ソニーエリクソン初のAndroid搭載端末でコードネームは「Rachael」。
日本国内では、2010年4月1日に世界に先駆けてドコモから発売された。スマートフォンであるがPROシリーズには分類されず「ドコモ スマートフォン」として発売された。
ちなみに、SO-01Bという型番も付いているが、通常は「Xperia」として案内される。
なお、発売当初Android OSのバージョンは1.6だが、PC経由でのアップデートにより2.1に対応した。
また、擬似マルチタッチにも2011年1月19日のバージョンアップにて対応した他、当初は行われない予定だった2.1から2.3へのバージョンアップも海外では行われる予定である(日本ではバージョンアップは行われない)。
SPモードメールにもアップデートにより対応している他、エリアメールにも2011年11月7日のアップデートで対応する。
スペック的にはAndroid2.3=GingerBreadにさえ対応していることから、カスタムROM製作が花盛りな端末。
日本国内で販売された端末でも、2.3ベースのカスタムROMを導入することが可能である(もちろん補償対象外なので注意)。
Xperia arc/acro
Xperia arcはフラッグシップモデルとして、「X10」の後継機種として2011年1月6日に発表された。
日本を含む世界各国で2011年第1四半期に発売された。
Android OSのバージョンは2.3となっている。最薄部は8.7mmでX10よりも4.4mm薄くなった他、液晶のサイズは4.2インチとなっている。また、「モバイル・ブラビア・エンジン」を搭載している他、「X10」同様にTimescapeも搭載されている。
日本ではドコモより「Xperia arc SO-01C」として3月24日発売開始。
HSPAに対応しており国内機初の下り最大14Mbps対応モデル。ただし、現在ドコモにてサービス提供を開始しているLTEへは対応していない。
2011年6~7月にはarcをベースに、おサイフケータイやワンセグなどのサービスへ対応させた日本市場向けの「Xperia acro SO-02C」がドコモより、「Xperia acro IS11S」がauより発売された。
なお、ドコモのacroではspモードに対応しており@docomoのアドレスが発売時からspモードを契約すれば使用出来るが、auのacroでは@ezwebのアドレスは9月下旬以降のアップデートまで待たなければならなかった。
2011年11月7日のアップデートでエリアメール・テザリングに対応する他、「PlayStation Certified」にも対応する。なお、arcは海外では2012年4月以降のAndroid4.0へのアップデートが予定されているが、日本ではarc・acroのアップデートは検討中となっている。
Xperia ray
6月22日に発表されたAndroid2.3端末。rayはacroなどのようなハイエンドモデルではなく、機能とデザインを両立させた端末となっている。厚さ9.4mm、重量100gの小型軽量モデル。
デザイン上の理由によりHDMI端子は省略された。バッテリー容量は1500mAhでarc・acroと同一であるが、電池パックはray専用のものとなっている。
デザイン性が重視されている他、グローバルモデルがそのまま日本において発売される為acroのように日本向け機能は搭載されていない。また、日本で発売されるXperiaでは初のインカメラ・テザリング機能搭載端末である。同時に女性向け端末として展開される為、海外版にあるブラックは日本では発売されない。
発売はNTTドコモで型番はSO-03C。2011年11月7日のアップデートで提供される機能の殆どが発売時に実装済みだった為、画面のスクリーンショットに対応するのみとなっている(「PlayStation Certified」には非対応)。
また、Android4.0へのアップデートが海外では2012年3月以降に予定されているが、日本でのアップデートは検討中となっている。
Xperia PLAY
これまで「プレイステーション携帯」として噂になっていた端末で、2011年2月13日(日本時間2月14日午前3時)にXperia neo/proとともに発表された端末。アメリカのベライゾン・ワイヤレスが2011年3月から発売を開始した。
OSにはX10以降の端末と同じくAndroid OS 2.3を採用している。搭載カメラの画素数は5.1メガピクセル。
Android OS搭載端末でプレイステーションのゲームなどを楽しむためのプラットフォーム「PlayStation Suite」を快適に利用できることを証明する「PlayStation Certified」認証第一号である。PlayStation Suiteを利用することで、PS1の一部のゲームやPlayStation Suite専用のゲームタイトルを楽しむことができる。なお、PlayStation SuiteはAndroid OS 2.3以降の端末に対応するが、2.3を搭載したすべての端末でPlayStation Suiteが利用できるとは限らない。
日本においてはNTTドコモよりSO-01Dとして2011年10月に発売されている。
2011年11月のアップデートは無かったが、将来的にarcやray同様にAndroid4.0にアップデートされる予定(海外では2012年4月以降)。
Sony Ericsson mini(Xperia mini)
2011年5月5日に発表された、Xperia X10 miniの後継機種。3インチの画面を採用しており、本体サイズは手のひらに収まるほど小さい。OSはAndroid2.3を搭載している。
日本ではイー・モバイルから2011年10月28日に「Sony Ericsson mini(S51SE)」として発売されるが、イー・モバイル版はグローバル版と違いXperiaブランドではない。なお、Pocket WiFiウィジェットがあるのでWi-Fiルーターとしても使用出来る。
グローバル版は4.0へのアップデートが予定されているが、S51SEは未定。
Xperia NX(Xperia S)
2012年1月10日に発表された端末。グローバル版は「Xperia S」として発売されるが、日本版は「Xperia NX」としてドコモより2012年2月24日に発売されており、型番はSO-02D。OSはAndroid2.3でSは4.0へのアップデートが予定されているが、NXは7月以降の予定。
開発コードネーム「NOZOMI」としても知られており、画面は4.3インチHDディスプレイを採用。ブランドはソニー・エリクソンとなっている。
ワンセグ・赤外線・おサイフケータイ及びXiには非対応。
日本での発売は2012年の2月だったのだが、2012年5月の時点では既に生産が終了している。この為、ドコモのサイトではサポートページにしかNXの記載がない。
Xperia acro HD
Xperia acroの後継機種で2012年に発表された端末。日本仕様でありドコモよりSO-03Dとして、auよりIS12Sとして発売。
ベースとなっているのは「Xperia S」で、Sにワンセグ・赤外線・おサイフケータイと日本向けのXperiaとしては初めて防水機能を付けている。
Androidは2.3で4.0へのアップデートはドコモでは7月以降。画面サイズはS同様に4.3インチ。
Xperia GX/Xperia SX
日本向けXperiaシリーズとしては初のLTE対応機種として2012年5月9日に発表された端末。また、同時に日本向けとしては初めてのソニーモバイル端末となる。
開発コードネーム「hayabusa」のGXは4.6インチの画面を有しており、本体はXperia arc同様にアーク形状を取り入れている。最薄部は8.6mm。GXには「Great Experience」「Generation Next」の意味がある。
開発コードネーム「komachi」のSXは3.7インチの画面を有しており、最薄部9.4mm・重さ95gとなっている。重さに関してはXperia rayよりも軽くなっている。SXには「Smart Experience」「Sophisticate Experience」の意味がある。
Androidは4.0を搭載。また、ソニーモバイルとなった事でソニーの技術がこれまで以上に数多く搭載されているのも特徴で、Walkmanアプリなどが新規で搭載されている。なお、おサイフケータイ機能は両機種に搭載されているが、赤外線・ワンセグはSXのみに搭載されている。
取り扱いキャリアはNTTドコモで「Xperia GX」は2012年7月頃発売予定で型番はSO-04D。「Xperia SX」は2012年8月頃の発売予定で型番はSO-05D。
その他の端末
XPERIA X1
Windows Mobile 6.1搭載端末で、シリーズ初号機。
タッチパネル式3インチワイドVGA液晶と横スライド、QWERTYキーを採用している。日本未発売。
XPERIA X2
「X1」の後継端末で、Windows Mobile 6.5を搭載。
タッチパネルディスプレイの大型化とカメラの高画素化が行われている。日本未発売。
XPERIA X5 Pureness
世界初の透過ディスプレイ採用ケータイにしてシリーズ三代目。2009年11月頃~順次世界中で販売開始された。
「テクノロジーからの休日」と「水」をテーマにしておりスペックに拘らないスタイル重視のモデルなため所謂スマートフォンではなくあえてシンプルな機能に絞られている。
世界中を飛び回る富裕層をターゲットとしているため、機能の割に高額(定価1500ドル)であり、ベトナム語やタイ語などのマイナー言語やサポートしていない日本語表示まで完璧に可能である。
またそのようなコンセプトのためソニーエリクソンのオンラインショッピングサイトで購入した場合はオプションで航空券の代理購入などのコンシェルジェサービスも付帯する(一年更新)。 小さい画面ではあるが動画は640x480解像度まで表示可能であり音質もかなり良い。
XPERIA X10 mini/mini pro
2010年2月14日にはX10のミニバージョンとして「X10 mini」「X10 mini pro」が発表された。「mini pro」ではQWERTYキーが搭載されている。両端末とも日本未発売。
特徴的な機能として上げられるのが、ホーム画面の四隅に自分の好みの機能やアプリを常駐させられることである。これにより、好きな機能やアプリを(ホーム画面中において)いつでも使うことができる。
XPERIA X8
「X10」の要素を取り入れながらも価格を引き下げたバージョンで、OSはAndroidを採用。但し、バージョンは1.6が搭載され後で2.1にバージョンアップされるのか、最初から2.1が搭載されるのかは決まっていない。
一部地域にて第3四半期に発売されているが、日本では発売されていない。
Xperia neo/pro
2011年2月13日に発表された低価格帯の端末でneoがフルタッチタイプ、proがQWERTYキーボード搭載端末となっている。Android OSのバージョンはarc同様に2.3。両端末ともに液晶サイズなど一部の機能以外は、Xperia arcとほぼ同等の性能を有している。日本未発売。
proはキーボードの引き出しによりアクションが行われたり、物理キーボードとの相性がいいテキストエディタを搭載していたり、オフィスファイルの編集ソフトが搭載されていたり(ほかの端末は閲覧のみのソフトが多い)など、QWERTYキーボード搭載機種らしい機能も充実している。
neoに関しては、同社のSymbian OS採用のエンターテイメント端末「Vivaz」を刷新して、Android OSを搭載したモデルであるといわれている。
Xperia mini pro
2011年5月5日に発表された、Xperia X10 mini proの後継機種。mini proはスライド式QWERTYキーボード搭載。日本未発売。
Xperia arcなどと同様に1GHzのCPUや、Android OS 2.3、「モバイル ブラビア エンジン」なども同様に搭載している。さらにはHD動画機能(720p)にも対応している。
以前のものに比べて高機能化が行われているにもかかわらず、miniのサイズは高さ約88mm×幅約55mm×厚さ約16mm、重さ約94g、mini proのサイズは高さ約92mm×幅約53mm×厚さ約18mm、重さ約136gである。
Xperia active
6月22日に発表されたAndroid2.3端末。
IPX6/7の防水・防塵に対応した端末。タッチパネルも濡れた手で触っても快適に操作出来るようになっている。
画面は3インチで、本体四隅にショートカットランチャーを備えている。こちらの端末は日本での発売は未定。
Xperia arc S
Xperia arcのグレードアップ版でOSはAndroid2.3.4。arcをベースとしつつ細かいチューニングが施されている他、2011年10月頃に他のXperia機種に適応されるアップデートをあらかじめ済ませている。
Xperia ion
Xperiaシリーズ初のLTE対応機種で、アメリカAT&Tが独占販売を行う予定。
画面サイズは4.6インチでHDディスプレイ。Androidは2.3を搭載している。
ちなみに、日本で発売されない理由は「今のバッテリー容量で高速通信を行うとバッテリーの持続時間が短くなりすぎるから」で、北米での発売は「マーケットの要望が強いから」。
Xperia P/Xperia U
2012年2月26日に発表された端末で「Xperia S」の姉妹機。「Xperia NXT」ラインナップに属している。
両機種ともAndroidは2.3だが4.0へのアップデートが予定されている。
「P」は4インチのディスプレイと1GHzのデュアルコアを搭載。また、Xperiaとしては初めてWhiteMagic技術を採用・搭載している。
「U」は3.5インチのディスプレイと1GHzのデュアルコアを搭載。下部の着せ替えも可能となっている。
Xperia sola
2012年3月13日に発表された端末で、画面に触れないで操作出来る「フローティングタッチ」を搭載した端末。
搭載するAndroidのバージョンは2.3だが、夏には4.0へアップデートされる予定となっている。
ディスプレイは3.7インチ、カメラはメインが500万画素。また、1GHzのデュアルコアを搭載している。
Xperia neo L
Xperiaシリーズとしては初めてAndroid4.0を搭載した端末で、2012年3月に中国・北京で発表された端末。
Android自体は4.0を搭載しているが、CPUやRAMなどは日本で売られているXperia acroと同等となっている。
関連動画
関連項目・外部リンク
- NTTドコモ
- ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- FOMA
- Android
- Media Go(Xperia対応の管理ソフト)
- 花のアンドロイド学園
- Xperia

- デジタルガジェットの一覧
http://dic.nicomoba.jp/k/a/xperia


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リビジョン番号: 1530662
読み:エクスペリア
初版作成日: 10/01/23 20:07 ◆ 最終更新日: 12/05/16 18:59
編集内容についての説明/コメント: GX/SX項目の加筆修正
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