うちの○○がおかしいシリーズとは、タグの種類の一つ。
概要
このタグは主に「アイドルマスター」、「ドリームクラブ」の毎月配信されるDLCカタログを用い、それを面白おかしく改変したMAD作品に付与される。
ニコマス界隈で言う「MADアイマスプロデューサー」の様相を呈しており、既存の映像を改変するということで、動画作成者のセンスが問われる。
動画中に使われるネタは非常に多種多様で、昭和のアイドルから今をときめく流行作までを幅広く網羅している。
基本的に「アイドルマスター」、「ドリームクラブ」の最新DLCカタログPVが配信された直後が最も動画数が増えるピークとされている。
あまり表向きにされる動画ジャンルではないので再生数の伸びも良いとは言えない。しかし、「再生数=動画の面白さ」という公式は一概には成り立たないため、隠れた名作も多く、根強いファンは大勢いる。
最近では、動画作成初心者でも発想次第で気軽かつ比較的簡単に動画作りのきっかけになる他、既に動画作成者として活動を展開している人にとっての気分転換としての活用法も見出されるようになってきた。
歴史
このタグの登場は古く、2008年5月13日投稿の「うちのアイマス公式PVが、どこかおかしいことに今更気づいた」がこのシリーズの始祖となる。制作したのはアイドルマスターのプロデューサーである「NaTuP」、コラボしたのは「人造昆虫カブトボーグ」だった。
その約一年後の2009年4月22日投稿「うちのドリームクラブ公式PV【Ver.B】が、どこかおかしい事に気づいた」が最初の「ドリームクラブ」MADとして「うちの○○がおかしいシリーズ」の仲間入りに名乗りを上げる。
ちなみに、この動画を制作したのも「NaTuP」その人であった。
その後時代の変化によりアイマスには「アイドルマスターSP」、「アイドルマスターDS」、「アイドルマスター2」と素材が増え、同時に視聴者の需要も多様化し、「アイドルマスター」、「ドリームクラブ」のタグの一つとして確立されつつある。
黎明期には「NaTuP」一人しかいなかった作成者も、現在では数十人と徐々に増加の一途を辿っている。
そういう意味では、「NaTuP」の功績は非常に大きいものであったと言えるだろう。
関連動画
▲「アイドルマスター」、「ドリームクラブ」それぞれの「最古の動画」。
▲2011年6月現在の最多再生数を誇る動画。「アイドルマスター2」発表直後ということもあり、話題になった。
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関連項目
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