概要
当初はまんがライフオリジナルで連載されていたが、同誌を発行している竹書房のライバル会社である芳文社が2002年に萌え4コマ専門誌「まんがタイムきらら」を創刊したことから竹書房もそれに対抗する雑誌を立ち上げることとなり、新雑誌の看板作品として白羽の矢が立てられたことから翌2003年に新創刊された「まんがライフMOMO」同誌へと移籍し現在に至る。外見は子供のような教師鈴木みかを中心にそのクラスの生徒たちとの日常を描写した4コマ作品である。
「まんがライフオリジナル」1997年3月号より連載を開始、2012年3月号で連載15周年を迎えた。現在『萌え4コマ漫画で最も長く連載が続いている作品』である。
2010年12月号から2011年3月号までの間、作者が出産育児の関係があったため、月あたりの掲載ページは大きく削られていた。
その後、2013年3月号で16周年を迎え、同年4月にて遂に最終回を迎えた。
登場人物
- 鈴木みか (CV 南央美)
- 主人公の新米教師、ただし浪人した上で大学院卒のため27歳。身長も容貌も子供そのもので性格的にも子供っぽいところがあるが、歳相応に疲れが取れ難かったり、太りやすかったりと外見ではわかりにくい見た目と異なる所もある。担当は国語。知識は豊富で、うかつに話を聞こうとするとなかなかとまらない。
- 北川理央 (CV 山崎和佳奈)
- 生徒の一人、高身長ナイスバディスポーツ万能学業優秀だがレズビアンかつロリコン。かわいい女の子を好み、みかはまさに好みそのものであり、笑顔も泣き顔も何もかもが大好きな様子。故に頻繁にちょっかいを出している。恋愛的な意味では男に興味が無いが、この系統のキャラにありがちな男嫌いというわけではなく友人付き合いとしては普通にやり取りをしている。その後、東大理Ⅰに進学。みかがよく行く駅ビルの本屋でバイトをしている。
- 工藤雄一 (CV うえだゆうじ)
- 生徒の一人。学業優秀な一見普通のタイプだがホモセクシャル。入学試験の際に一目ぼれして以降、末武健太に執心しており、些細なことでおかしな妄想をしては酷いことになっている。モーションをかけようとはしているがヘタレなため直接本意は伝える事ができず、現状仲の良いクラスメートどまり。進学は末武と同じ所で、こちらは学力合格。末武と同寮生活だったが、全手続を一人でこなし、同棲に移管中。
- 小林あかね (CV 川上とも子)
- 生徒の一人。コギャルタイプで流行り物に目が無い。頻繁に太ったりダイエットしたりで体重の変動が激しい。成績はクラスでもかなり劣悪な部類。出番は多いがレギュラーの中ではアクの無い部類。渡部の手伝いをしているうちに、漫画のアシスタントとして妙な実力を身につけてしまった。進学は長く不明だったが、一念発起して婦警になる為に富永に教えてもらいながら勉強を始めた。
- 末武健太 (CV 山口勝平)
- 生徒の一人。運動神経が非常に高く、活躍している一方学力はきわめて低い。やや天然かつ無邪気な小二病で工藤の好意には気がつく気配は無い。進学先は工藤と同じで、こちらはスポーツ推薦。工藤と同寮生活だったが、かなり不便だった為、工藤が全手続をこなして引っ越すことになっている。
- 関譲治 (CV 子安武人/谷山紀章)
- 生徒の一人。ナルシストの傾向があり、またある出来事がきっかけで女装癖が出来た。ただし、それはナルシスト故のため女性好きではある。ややマゾらしく、富永にちょっかいかけては軽くあしらわれ、それに快感を感じている。実は、ロッカーを目指していたが、女装を続けるうちに本当に女学生に憧れてしまい、とうとう装飾系の大学に進学。卒業式に普通の格好で出席したが、本人曰く『もうズボンを履く事は無いから』という理由だった。女子大生ならぬ女装大生となった。
- 富永美奈子 (CV 榎本温子/植田佳奈)
- 生徒の一人。優等生だが、クールで毒舌家でドS。ただし、ボケキャラが多い中の突っ込みキャラとして作用しておりクラスには普通に溶け込んでいる。料理はお手の物だが、鮮魚さばきで恍惚に浸るほどのスプラッタ好きである。進学先は医学系の大学で、将来は医師を目指している。小林の勉強を教えている。
- 中村元 (CV 岩田光央)
- 生徒の一人。大柄で老け顔。声も老けている上に趣味がギャンブル(オートレース等幅広くやっている)、ヒゲも濃く、下腹部までギャランドゥという徹底ぶりで、ついたあだ名がオヤジ・・・と言うのは他人に説明する際に言われているが、実際には小学生の頃から男のシンボルがムケムケだったからだという事が末武により暴露されている。面倒見がよく、手先が器用な上こども好きで、隠れファンが結構いる。みかと並ぶとどう見ても親子である。もちろんオヤジが父親。進学先は写真学科がある大学で、プロカメラマンを目指す模様。
- 流静 (CV 大谷育江)
- 通称委員長。生真面目で物静かだが、生粋のジャニオタで怒らせると一番怖い。富永と共に貴重なツッコミ役。反面、お祭り好きな一面もあり、文化祭や体育祭等では進んで陣頭指揮を取る。進学先は法学部で、現在三つ編みはほどいている。実は長い間本名が無く、ラジオの募集で現在の名前になったのだが、本人も委員長と言う名称が浸透し過ぎていて、自分でも委員長と言ってしまう事がある。
- 渡部匠 (CV 岡野浩介)
- 漫研所属。実力は本物で、漫画の他にも写生全般が得意。…だが男を描くのは苦手らしい。授業中だろうと試験中だろうと、手持ち無沙汰に慣れるといつの間にか漫画やらイラストやらを書いている。だからといってコミュ障かと言えばそうではなく、そこそこのツッコミをこなす。イベント前には小林やオヤジ、アンソニー等いつものメンツ総出で原稿を手伝ってくれている。おまけにリア充。進学先は唯一不明であるが、合格はしている模様。
- 中山千夏 (CV 清水香里)
- 漫研所属。渡部の漫画が好きで漫研に入部したが、実力は皆無で、描いたものすべてがクリーチャーとなる。実は『渡部の漫画』が好きと言うより、『渡部本人が』好きであることが判明するが、当初、渡部自身は自覚がない。原作では話が進んでも対して差が無かったが、ラジオ版では登場する度にぶっとんだ性格になっていった。最終的には両想い(?)になった模様。
- アンソニー・M・チェンバレン (CV 森久保祥太郎)
- 留学生で萌え大好きな、真のOTAKUを目指すダメリカ人。渡部のことをほぼ崇拝レベルに尊敬している。日本語は流暢だが、時折ダメリカ人的な間違いが出たりする。14歳の妹がおり、こちらもコスプレ大好きな上、腐女子の素質もある。もちろんスタイルはよく、みかと並ぶとみかは落ち込み、それを見た北川は大喜びする。
関連動画
TVアニメ版のOPが「教えてあげる」EDが「ふられ気分でRock'n' Roll」のカバー版である。
関連項目
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