そういえば聞いたことがあるとは、漫画『キン肉マン』に登場するテリーマンの定番台詞である。
概要
作中でも摩訶不思議な超人や技、設定が登場することが多い本作において、テリーマンが解説役となって周囲のみならず読者にも説明してくれることが多く、その際に発する台詞である。どこの誰からいつも教えてもらっているのかは不明だが、博識のテリーマンのおかげで何となく読者は理解ができ、深く考えればツッコミどころはあってもテリーマンの解説によって話は進んでしまう、たいへん有りがたいセリフである。
テレビアニメでは、パロディとして使われることが多く、時には委員長の出番を奪っていじけさせたことすらあり、キン肉マングレートの姿のままでいつもの台詞と共に解説を始めたため、危うく周囲にバレそうになったこともある。ついには、「そういえば」と言ったところでキン肉マンたちから「聞いたことがある」と決め台詞を取られたり、逆にこのくだりで「ない」とギャグをかましたことも。むしろ、アニメの影響でこのセリフが有名になったと言える。
『キン肉マンⅡ世』では、息子のテリー・ザ・キッドが「そういえばパパから聞いたことがある」と解説役を務めており、しっかりと自分の役割を息子に受け継がせていたようだ。
同じ週刊少年ジャンプ連載の漫画では、『魁!!男塾』の名解説役である雷電の「知っているのか 雷電!?」が有名であるが、このセリフも同じようにネットでネタに使われることが多い。もしかしたら、テリーも民明書房を愛読して、いろいろな知識を得ているのかもしれない・・・。
関連項目
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