ときめきポポ論とは、現代哲学の中で近年注目を集めている分野である素敵学の基礎を成す理論である。
概要
未知に対する人間の反応は現象学の方面からのアプローチが試みられ、他者の存在や死に対する感情などが、主に不安と恐怖を生むものとして論じられてきた。これは一般的な人間の普遍的価値観として受け止められるものだが、レイチェル・カーソンは幼少期の人間が持つ未知への遭遇時に感じる驚きを自著「Sense of Wonder」にて展開させ、未知が生むものは必ずしも否定的感情とは限らず、特に幼少期の人間にとっては興味や好奇心の対象となりうる事を指摘した。
ときめきポポ論とは、カーソンが主張した未知に対する肯定的感情を素敵学的観点から考察し、直感的言語や身体表現などで表現する事を試みる素敵学理論である。新たな発見をした際に心理世界で鳴り響くという内的音声や、そういった感動を身体的な動きで表したくなるという衝動を「人間が本来的に有するもの」とし、その発露と共有を推奨する事が本論の論旨である。同時に日常生活が内包する喜びや、未来の発展と成長に対する期待を渇望する心理が人間を前進させるものであるとして、それらに対する想像や展開方法を考察論証するという特徴を持ち合わせる。
研究史と現状
この分野の著名な素敵学者としては、研究黎明期に「ご注文はうさぎですか?」による漫画表現で理論を展開した、奈良素敵大学終身名誉教授のKoi氏がまず挙げられる。また、同大教授で作詞家のうらん氏と作曲家の大隈知宇氏は、Koi氏の作品を基に「ときめきポポロン♪」を創作し、歌唱楽曲としての発展を試みた。氏らの作品は本論を確立させたものされており、今日では研究における基礎資料とされている。
一連の研究成果は現在、香風智乃氏、条河麻耶氏、奈津恵氏の研究ユニットである「チマメ隊」や、保登心愛氏、天々座理世氏、宇治松千夜氏、桐間紗路氏らといった若手研究家によって、その応用と実践がなされている。加えて作家の青山ブルーマウンテン氏は「うさぎになったバリスタ」「カフェインファイター」等の自著で文学による展開を試みており、本論の有用性と万能性を実証する資料として研究者から注目されている。
現在、奈良素敵大学において1年次の全学共通科目として『ときめきポポ論1』が必修科目として開講されている。また、より専門的な科目として『ときめきポポ論2』、『ときめきポポ論特殊研究』などが選択科目として開講されている。大学院では修士課程で『ときめきポポ論特論』が開講されている。また系列校である奈良無敵大学でも集中授業としてではあるが概論の授業が開講されている。現在、ときめきポポ論が学べるのは日本で2校のみである。
ときめきポポ論1について
奈良素敵大学において『ときめきポポ論1』は全学共通の1年次必修科目となっている。授業は全学科混合のクラスに分かれ月曜日の1限に行われる。このクラスは学務課によって予め分けられており選択はできない。クラスの担当教員によって難易度に差があるが、特に鬼畜難易度なクラスでは毎年多くの学生が落とされている。ちなみにこのクラスの成績評価は毎回行われる小テスト50%とレポート(6000字)50%である。必修科目であるため落とすと留年となり、他の1年次必修科目も受け直さなければならない。(まさに一生奈良素敵大だよ…)
「噂によると、保登先生のクラスは『なんとなくでいいよね』という感じでメッチャ楽らしい…マジで最初のクラス分けでその後の未来が決まってしまうから新入生は今から珈琲の神様に祈っとけ(留年確定者より)」
1年次生のうちから現実的で難易度の高い課題を課すことで、学生らに特殊的好奇心を生み出すことにより、主体的な思考力や判断力を育むことを目標としている。
元ネタ
「ご注文はうさぎですか??」のエンディング曲「ときめきポポロン♪」のニコ動上のコメント
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関連項目
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