なかむらたかし(本名:中村考1955年9月12日生まれ)とは、日本のアニメーター、アニメーション監督、アニメ演出家、漫画家である。山梨県出身。演出協会(JaniCA)会員。
代表的な関連作品
TVアニメーション
- 黄金戦士ゴールドライタン(作画監督・原画41話48話)1981年
- 未来警察ウラシマン(キャラクターデザイン・作画監督・原画・絵コンテ26話)1983年
- 世界名作劇場 ピーターパンの冒険(キャラクターデザイン・場面設定・絵コンテ)1989年
- 鉄人28号(キャラクターデザイン・絵コンテ)2004年
- ファンタジックチルドレン(監督・原作・脚本・キャラクターデザイン)2004年
オリジナルビデオアニメーション(OVA)
劇場アニメーション
- ヤマトよ永遠に(原画・作画監督補佐)1980年
- HARMAGEDON 幻魔大戦(原画)1983年
- 風の谷のナウシカ(原画、王蟲と暴走と後半の空中戦)1984年
- 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(原画)1984年
- AKIRA(作画監督)1988年
- とつぜん!猫の国バニパルウィット(監督・原作・脚本・キャラクターデザイン・作画監督)1995年
- パルムの樹(監督・原作・脚本)2002年
- 鉄人28号 白昼の残月(キャラクターデザイン、2004年のTVアニメ版の劇場化作品)2007年
漫画
- キングアビス(月刊コミックラッシュで2006年9月号より連載、2010年5月号掲載の42章で第一部が完結。単行本は2009年3月第一巻発売後長らく続巻未定であったが、2014年2月に第一部全42章を上下巻に分けた「キングアビス・アダマ編」がPIE International + PIE BOOKSから発売された。)
概要
青年時代は大友克洋の漫画に影響され漫画家を志して上京。同時に『鉄腕アトム』『鉄人28号』などを見てアニメの世界にもあこがれており、1971年に16歳でタツノコプロに彩色として入社し、のちに動画や演出を担当。この頃『太陽の王子 ホルスの大冒険』や『ファンタジア』に衝撃を受ける。
会社では原画は無理だと演出課に回され、『いなかっぺ大将』や『てんとう虫の詩』などの絵コンテの清書などをするが疑問を抱き退社。漫画を描きつつ和光プロダクションに入社。その後アニメルームで原画家として数々の作品に参加。原画デビューは『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』('76年)、作画監督デビューは『ヤッターマン』('77年)。スタジオ解散後にフリーに転じた。
建造物・自然物のリアルで緻密な崩壊シーン、ダイナミックなアクションやエフェクトの描写で実力を発揮。フルアニメーションのように大量の枚数(中割り)を描くのが特徴である。その仕事ぶりは金田伊功など後進のアニメーターたちに多大な影響を与えた。また『赤い光弾ジリオン』('87)等のオープニングアニメーションも幾つか手掛けている。
オムニバス作品集「ロボットカーニバル」に参加、この中の一本『にわとり男と赤い首』で監督デビューしている(単独作品の監督デビューは『パルムの樹』)。以後、演出家としての活動が増え、アニメーターとしての活動は縮小傾向にある。『ピーターパンの冒険』では枯葉で作った(これは原作準拠)ズボンスタイルのタラコ唇の少年という、新鮮なイメージのピーターパンを産み出した(これはもちろん某有名既存作品との権利問題もあるだろうが)他、場面の設定も務めるなどデザイナーとして多彩な才能を披露した。
漫画家としては「ザ・モーションコミック」(徳間書店)、「月刊ベティ」(アニドウ)、「コミックモーニング・パーティー増刊」(講談社)などで作品を発表していた時期がある。モーションコミックに連載された作品『夢の中へ』は後に単行本化され現在は絶版となっているが、2006年にスタイル社から『TWILIGHT』として事実上復刻された。初期の絵は大友克洋の影響を受けている。
現在はファンタジー漫画『キングアビス』を「月刊コミックラッシュ」で連載中 ※現在一部完了のため休載中?
※引用元:wikipedia「なかむらたかし」 曖昧な部分は削除修正。
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関連項目
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