はるかとは、関西国際空港と大阪・京都を結ぶ特急である。
なお、使用される車両については「281系直流電車」「271系」を参照の事。
概要
1994年9月4日に運転を開始。この時は全席座席指定。古都・京都発着の為「日本らしさ」「はんなりと」という日本的なイメージと「空」を連想できる「はるか」が列車名として選ばれた。
その後、ライバルでもある「ラピート」同様に停車駅の拡大を行ったり、通勤需要に対応したりしている。
2001年の同時多発テロ後にアメリカが空港以外での手荷物検査を認めなくなった事で京都駅の「K-CAT」(京都シティエアターミナル)が閉鎖され、2002年8月31日には「はるかレールゴーサービス」が廃止となる。その後2002年10月1日に10月5日のダイヤ改正に備えて大阪環状ルートを使用して方転を敢行。K-CAT対応の為に京都方にあった6号車を大阪方へ変更している。
なお、使用される車両は281系のみであったが、インバウンド対応で271系が増結相手として2020年に開発・導入された。
また、東海道本線(JR京都線)から大阪環状線へ入るには梅田貨物線を経由する必要がある為大阪駅は経由しなかった(但し、梅田貨物線には営業キロが設定されていない関係上、運賃計算は東海道本線から大阪駅を経由して大阪環状線に入るものという形での計算となる)。2023年3月のダイヤ改正でうめきたホームの運用が開始され、晴れて大阪駅に停車することとなった。
2010年3月13日のダイヤ改正により昼間の6往復が臨時列車化され、2011年3月12日のダイヤ改正で臨時列車化された「はるか」が削減された。2016年3月26日のダイヤ改正でその6往復が増発(復活)し、新たに一部のはるかが高槻駅に停車する。また、2021年に朝と夜の米原発着が野洲駅発着に短縮されて今に至っている。
なお、鉄道むすめのアズクルー「米原はるか」の名前はこの「はるか」から採られている(※苗字は米原駅から)。
停車駅(2023年4月現在)
駅名 | 野 洲 |
守 山 |
草 津 |
南 草 津 |
石 山 |
大 津 |
山 科 |
京 都 |
高 槻 |
新 大 阪 |
大 阪 |
天 王 寺 |
和 泉 府 中 |
日 根 野 |
関 西 空 港 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◇ | ○ | ○ | ○ | ◇ | ◇ | ○ |
○:停車
◇:一部停車
※野洲~京都間は朝の下りと夜の上りの一部のみ運転。
※大阪駅はうめきたホーム(地下)。
編成図(野洲・京都~関西国際空港)※変更あり
- はるか1・3・5・11・15号、2・4・6・12号
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 グリーン 指定席 指定席 指定席 自由席 自由席 自由席 指定席 指定席 - はるか7~13・17~47号、8・10・14~48号
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 グリーン 指定席 指定席 指定席 自由席 自由席
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関連項目
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