「はるやよ」とは、「アイドルマスター」の登場人物天海春香と高槻やよいのデュオ・コンビ、またはカップリングである。
概要
16歳の春香と13歳のやよい、姉妹のような関係と呼ぶのが似合う二人。
お菓子作りが趣味である春香が、家が貧乏で欠食児童の育ち盛りで食欲旺盛なやよいに、手作りお菓子を餌付けするあげるのが基本的なコミュニケーションとなる。
また、やよいが愛用しているカエルのポシェット「べろちょろ」は春香(&春香母)の手作りであり、二人の絆を語る上では欠かせないアイテムである。
家庭では5人兄弟の長女であるやよいが、事務所では年少として甘えられる姉のような存在が春香である。
765プロにはやよいにとって年上のアイドルは他にも大勢おり、彼女らと比べて春香を特別な存在として扱っている設定・描写があるわけではない。
しかし前述した「お菓子」や「べろちょろ」などから、やよいにとって最も身近なお姉さんである、ということは言えよう。
「やよいおり」として仲の良さに定評のある水瀬伊織もやよいの一学年上ではあるが、「ちゃん付け」「タメ口」であることから、こちらは対等な親友であることが伺える。
春香の方も、誰にでも優しく親切に接するため、やよいを特別扱いしているというわけではない。
とはいえ765プロの年下アイドルは生意気盛りの娘ばかりであり、春香を素直に慕ってくれるのはやよいくらいである。
春香が作ってくるお菓子を一番楽しみにしているのがやよいであることも疑いなく、菓子作りのモチベーションも上がることだろう。
二人は互いに「大好き」といった言葉を気軽に言い合える仲であり、まっすぐな親愛関係を築いている。
やよいは、春香に対してはやや辛辣で遠慮のない(もちろん悪気もない)発言もばんばんする。
一見春香がナメられているようにも取れるが、逆に言えば、礼儀正しいやよいでも歯に衣着せぬ物言いができる、気の置けない間柄という証である。
「うっかり者の春香としっかり者のやよい」「お姉さんな春香と子供なやよい」といった対比から、ボケとツッコミ、支える役と支えられる役が状況によってころころ入れ替わる。ただし、お互いの弱点はどうにもフォローしきれないようだ。
二次創作では、仲の良さやテンションの近さから気軽に絡ませられ、上記の性質もあって、コメディでもシリアスでも扱い易いコンビと言える。
一方で、百合カップリングとしては「仲良し姉妹」としての安定感から動かすのが難しく、いかにして親愛を恋愛に変化させるかが話の主軸となりやすいようだ。
共演作品
CDでの共演率が高い。また、両者ともパーフェクトサンに登場するアイドルでもある。
THE IDOLM@STER SP パーフェクトサン
一週間の活動終了後、夜の事務所で互いについての話を聞くことができる。
「さっき春香さんに会ったら、お菓子を貰いました! 嬉しいです!」
P 「そうか、やよいにとって、春香は、お姉さんみたいな存在なんだな」
「はい! 春香さんはやさしいから、私、春香さんのことが大好きでーす!」
ドラマCD Scene.06 EXTRA STAGE 2 無人島編
「私、いつもは弟たちと寝てるんです。だから、一人だとなんだか寂しくて……」
「じゃあ、今日は一緒に寝る?」
「えっ、いいんですか?」
「うんっ。私もその方が安心だもん。隣同士で一緒に寝よっか」
「はいっ!」
そして、私たちは手を繋いで一緒に眠りました……
「おやすみなさい、春香さん」
「おやすみ、やよい」
スペシャルドラマCD 「アン・ハッピーバースデー?」
<天海春香バースデー記念企画グッズ>「ケーキ皿とカップ&ソーサーのセット」に付属するCD。
お気に入りのティーセットを割ってしまった春香に、やよいがお小遣い一年分を費やして春香の名前と似顔絵の入った特製のティーセットをプレゼントする。
「春香さん、だ、大丈夫ですか!?」
「いてっ。ひじ、擦りむいちゃった」
「あっ! ぃ、痛そうです……。」
「でも、ティーセットは守ったよ」
「そ、そんな……。自分の身を犠牲にしてまで、守ることなかったんですよ?」
「だって、これはただのティーセットじゃないでしょ? やよいのお小遣い一年分だし、やよいの、私の大切な友達の、気持ちのこもったプレゼントだから」
また、前月のバースデーグッズである<高槻やよいバースデー記念企画グッズ>「カエルのポシェット+ オリジナル缶バッジ5個セット」(べろちょろ)に関する話も語られる。
「あ、そんなことより、やよいが首から下げてる、そのカエル型のポシェット!」
「はい! 春香さんが、私のお誕生日にくれたポシェットですよー」
「気に入ってくれた?」
「もちろんですよ! だって、春香さんの手作りですし!」
MASTER ARTIST 01
トーク02「天海春香の Singing Sweets」で、春香のお菓子づくりの助手としてやよいが登場。失敗して凹んだ春香をやよいが慰める。
「いつも前向きで、優しくて……。うっうー! そういう春香さんのこと、私、大好きです!」
「えへへ、へへ、そういう風に言われると照れちゃうけど、私もやよいのこと、大好きだよ!」
「1日5回以上転ぶ」と言われて反論する春香に対する、フォローもしくは追い打ち。
MASTER ARTIST 02
トーク05でゲストとして春香が登場する。春香のアドバイスで、コーナーが「やよいの質問袋」に急遽変更。
「(投稿ハガキ)オセロで勝負して、"正直、この人には負けない"と思うアイドルを挙げてください」
「じーっ」
「ええっ!? わ、私?」
「えへへー、冗談です。春香さんと勝負したら、途中で春香さんがうっかりオセロの板をひっくり返したりしそうだから勝負にならないかも!」
おしゃれについての質問に答える。
「私、普段の服も手作りだったり、お誕生日に春香さんがくれた、このカエルのポシェットもお気に入りだから、ずーっと使っちゃってて、……少し、あの、汚れちゃってるかもだけど、全部、大好きなんです!」
MASTER SPECIAL 01
二人が全編メインとなっているアルバム。「i(REM@STER-A)」、「L・O・B・M」でデュエットしている。
べろちょろ風のシルバーアクセサリーを身に付けている春香と、服に春香風のバッジを付けたやよいのジャケットイラストも要注目。
「天海春香と高槻やよいの元気100%CD」という企画内容についてのコメント。
「(投稿ハガキ)春香さんは、もし男の子だったら、765プロの誰と付き合いたいですか?」
「ううーん、千早ちゃんの不器用さも良いけど……(中略)やよいの……可愛いところも捨てがたいわねぇ~」
「えへへ、可愛いって言われちゃいましたぁ」
「あ、あれ? 春香さん、なんだか目が変ですよ?」
「(ジュルッ)やよい……、よく見たら、あなたって小動物みたいで可愛いわねぇ……」
「は、春香さん、なんだか雰囲気が変ですよ!?」
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関連項目
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