もぎたてチンクルのばら色ルッピーランドとは、2006年9月2日に任天堂より発売されたニンテンドーDS用ゲームソフトである。
パッケージに描かれたタイトルは微妙に「もぎたてチンクルのばら色ハッピーランド」に見え紛らわしいが、上記が正しいタイトルである。
略称は「もぎチン」。
あらすじなのだ
さえない毎日、つまらない世の中・・・・・・
35歳独身の主人公にどこからともなく声が響く。
「西の泉へ来い!」
そして彼はルピーの達人と名乗る老人出会う。ルピーを貯めて泉に投げ込んだ者だけが
導かれる夢の楽園「ルッピーランド」。彼はナゾの老人の力により
”ルピーが尽きると命も尽きる”という
宿命を背負う「チンクル」へと姿を変え、
ルピーをめぐる長く険しく、
そして奇妙な冒険に旅立つのであった。
どういうゲームか教えるのだ
「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」で初登場し、そのあまりにも強すぎるインパクトを放った余りシリーズの定番キャラにまで成り上がってしまったオッサン、チンクル。
人気の出る要素を何一つ持っていないこのキャラクターがなんと主役を務めたのがこのゲームである。
その存在が公式に発表された時も賛否両論の以前に存在自体の真否を問われ、「ガセに決まってる」と否を主張する者もいれば「任天堂ならありえる」と主張する者もいたとか。
ゲームの目的は「あらゆる手段を使いルピーを貯め、夢の楽園ルッピーランドへと行く」というもの。
ダンジョンへ赴き敵を倒すなり、アイテムを作って売るなり、人助けをしてお礼をもらうなりして金を貯めればいいわけだが、ここでゲーム最大の特徴が立ちはだかる。
それは「ライフ=金」という概念である。つまり、ルピーが尽きれば死ぬ=ゲームオーバーになってしまう。
「なら無駄な金を使わなければいいじゃないか」というそこの君はまだ大人の世界を分かっていない。
金が減れば命も減るためアイテム1つ買うのにも念入りな交渉が必要になる。
しかし払う金が少ないとアイテムは買えず、無駄金を費やしたことになってしまう。
またアイテムを売るのにも交渉が必要で、できるだけ儲かるように値段設定をしなければならない。
うっかりボッタクリ価格を提示しようものなら相手にキレられ、買ってもらえないという事態も起こる。
ダンジョンへ行こうにもチンクル自身の戦闘力はたかが知れているので用心棒を雇う必要がある。
この用心棒もピンキリで、ここをケチったばかりにダンジョンを攻略できずに大赤字、なんてこともある。
何より主人公の「35歳独身のオッサン」に対して世間の風当たりはあまりにも厳しい。
話しかけたり、通りすがったりするだけでルピーを要求されてしまう。
そんな逆境をはねのけ、ルピーの泉へどんどんルピーを投げ込み、最後には…
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※この商品はチンクルによって販売、値段設定がされています
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