定めじゃ…
アウナスとは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」の登場人物である。
概要じゃ…
南方のジャングルに建てられた火術要塞でアビスゲートを守護する四魔貴族の1人。
アウナスの「実体」は300年前の聖王との戦いでアビス側に押し返されたので、実際にアビスゲートを守護しているのは不完全なアビスゲートから投影している「幻影」のアウナスである。
実体は炎を纏った老人の姿をしているが、幻影は炎を纏った巨人と言った感じである。幻影の姿には実体の願望が投影される設定があるが若い姿の方が良いのだろうか。
他の四魔貴族とは二つ名が違い「公」ではなく「魔炎長」という何かの集団や軍団の「長」を感じさせる二つ名となっている。
得意地相は「朱鳥」。
アウナスのドロップする「炎のマント」はオリジナル版・リマスター版ともにアイテムが一杯だと消滅するので戦う前に空きを作っておこう。この現象は戦闘後にアイテムを確定ドロップするバトルだと起こるので「魔王の鎧」戦でも同様である。
さよならなのだ…
幻影アウナスとの戦闘時にゆきだるま以外が全滅するとゆきだるまがアウナスと相討ちとなって勝利したことになる。ゆきだるまは悲しいことに絶命する。
一部ユーザー間では相討ち時「さよならなのだ…」というセリフを発すると思われているがゲーム中では「永久氷晶!!」という表示がされるだけでそういったセリフはなく、ゆきだるまの気持ちを代弁した攻略本の一文が記憶違いの発端と言われている。
ただ、あまりにも有名なネタなためスクウェア・エニックス作品のゆきだるま関連のイベントに逆輸入されるなど「嘘から出た真」状態にもなっている。
使用技
- 炎カウンター
技ではないが常に近接攻撃に対しセルフバーニングのような炎カウンターを放つ。遠隔攻撃や術が有効。近接攻撃に見えても「バックスタップ、スカイドライヴ、タイガーブレイク」のように意外と遠隔攻撃だったりするものもあるので試してみよう。
リマスター版の変化
ボスクラスの敵が動くようになったため、アウナスにも動きが追加された。
魔王との関わりじゃ…
原作では情報量の少なかった四魔貴族だが後年の外部作等である程度補完されており、特に魔王に下るまでのやりとりは詳細に描かれている。
自らの元を訪れた魔王に対しアウナスは「人の子が魔王などおこがましい」と一喝、ありったけの炎で攻撃を仕掛け魔王を炎の渦に包む。しかし彼はそれを物ともせずアウナスの目前へ前進、たやすく炎を振り払うと「余興は終わりだ」と一言。あまりの力量の差にアウナスは屈服し従うこととなる。
フォルネウス同様魔王と戦ったがあっさり敗北して従った組。アウナスはこれを「魔王の目には渦も炎も映ってはいなかった、それで逃れたのだ」と述懐している。
ロマサガRSでの活躍じゃ…
ロマサガRSでは2020年9月にプレイアブルキャラに実装された。四魔貴族ではビューネイに次ぐ2番手となる。
幻影の持つ鎌を落とし込んだのか装備武器種は「斧」。幻影は腕力で斧技を繰り出すパワーファイターで、実体は高い知力で朱鳥術にあたる火術を得意とする術師と、スタイルによって性能の方向性が分かれている。どちらも斬・熱属性の複合攻撃を得意としており、またSSスタイルは熱属性を無効化する、「炎のマント」を再現したアビリティを持つのも特徴。
「高めじゃ…」
「浅めじゃ…」
「ワカメじゃ…」
おじいちゃん何言ってるの
[定めには逆らえんぞ!]アウナス
2020年9月開催、Sa・Ga祭フェス第2弾にて突然実装された幻影版のアウナス。GBSa・Gaのフェスで何の前触れもストーリーもなく、ガチャの扱いもかみのバーターというかなり厳しい初登場を飾ってしまった。他にもカウンターのアビリティでひと悶着あったり、キャラ一覧で真バージョンのドットが存在しなかったり、ビューネイほど界隈を驚かせる性能でもなかったため実装しばらくは不遇気味な扱いを受けることとなる。
[魔炎の主]アウナス
2021年2月に実装された2つ目のアウナス。前と同じ幻影版であり、ステキな笑みを浮かべたイラストが特徴的。ガチャ的にはUDXという独自の期間限定実装である。本体性能が順当に強化され、高火力の技も複数持ってきた。こちらも実装直後はあまり良い評価がされていなかったが、被弾への確定カウンターおよび特定属性の無効化という防御面の強みがこの頃から注目されている。
[渦巻く炎を見よ!]アウナス
2021年10月頭、初登場から1年以上を経てついにアウナスにも実体版が実装された。ゲームへの登場は2番目であったのに実体の実装は最後尾のアラケスと同時というなんとも言えない扱いである。
しかしこれまでの不遇さが嘘のようにこのスタイルは性能に恵まれた。詳細は技一覧を参照してほしいが、簡単に述べると周回・高難度共に刺さるところで大活躍できる性能といったところ。
その性能が周知されたのか2022年6月3.5周年イベ配布の無料セレチケで、公式発表の交換数ランキング堂々の10位にランクイン。微妙な順位に見えるが総数200近くでこの順位なためかなり上澄みにいると言っていいだろう。
また燃え盛る逆三角形に頭と手が浮いているという妙な姿をした実体アウナスだが、例によって見事に自キャラ仕様でドット化された。独特な勝利ポーズや術詠唱ポーズなどがかわいいと一部で人気を博しているのもソシャゲならではの面白味だろう。
[蟹よ、定めを知れ!]アウナス
2022年9月開催の佐賀県コラボイベント第三弾において、四魔貴族から男3人が佐賀コラボキャラに大抜擢された。
スタイル名や上記紹介ツイートの通り、アウナスは佐賀特産のうち竹崎カニを担当している。自慢の火加減でカニを茹で美味しく頂こうとしているようにしか見えない状況のイラストだが、これは炎を通してカニに魔力を注ぎ込み、食べられる側から食べる側へと下剋上する魔の軍勢へ変えている最中らしい。確かに真っ赤に茹で終わったカニの目は妖しく光っており、ただならぬ状況を予感させる。県の特産品を魔物に変えて大丈夫なのか
性能面は周回に強い特効アタッカー。種族特効を突いたときダメージアップするアビリティを三重に所持し、自身の全ての攻撃に人間・植物種族への特効効果が付与されるアビリティも持つ。人間は斬、植物は熱に弱いのが基本耐性なので弱点も突きやすく、高火力の範囲攻撃で周回を大いに助けてくれること間違いなし。
また新術「竹崎カニヒール」はLP1消費で任意の味方1人を回復するなんてことのない行動だが、斧装備でアウナスの他にそれができるのは期間限定SS1つしかない(実装時点)という極めて稀な技能となっている。武器種統一バトル「幻闘場」ではヒーラーとしての活躍も期待できる。
例によって防御面が脆いままなのは欠点。火力と速度にふられた分単純な防御ステータスは前より下がっており、「炎のマント」アビリティも熱無効の最低限度しか残っていない有様。しかし周回用の本体として、斧の回復要員としては十分に働けるので入手しておいて損はないだろう。
また地味にドットが新調されており、襟回りの衣装(?)が豪華になっている他一部ポーズも変更されている。右手が炎の渦に包まれる新術発動モーションは中々格好いい。
使用技(ロマサガRS)
- 焔返し
消費コストの低い斧技。行動順を遅らせる「ディレイ」効果を持ち、次ターン以降に大技に繋げる動きができる。 - デフェルブレイク
縦範囲に2回攻撃する斧技。所有スタイルが腕力に優れるため単体への攻撃としても火力が高い。 - アブレーションダンス
単体への高火力攻撃後味方全体に熱属性強化バフを配る斧技。開幕からは使えないピーキーさがある。 - ギロチンボマー
炎の大鎌で敵全体を一掃する斧技。コストが重いが威力が高く(当時)、前述の焔返し待機からこれに繋げるのが幻影アウナスの主な周回方法だった。 - トマホーク、ぶった斬り、かぶと割り、メガホーク、高速ナブラ
汎用の斧技たち。熱を含まない斬単独であるため無効化を回避しやすいという利点がある。 - エアスラッシュ
汎用火術。それまでは火術でありながら低コストで斬のみという地味な術だったが、実体アウナス実装と同時に威力据え置きで熱属性追加・縦範囲へ拡張・消費コスト減というとんでもない魔改造がなされた。 - 竹崎カニヒール
LPを1消費し味方1人に回復と攻撃バフを付与する回復術。上記のように斧装備キャラの中では貴重な技能。術が発動すると対象の前に竹崎カニが舞い降りてきてHPが回復するというシュールな光景が拝める。やっぱり喰ってんじゃねぇの - バーンサイズ
中コスト縦範囲攻撃術。追撃で同範囲同威力同属性のエアスラッシュが確定発動するため合計ダメージは中々のものになる。実体アウナス実装以降敵縦列編成のバトルが増加したため、斬熱で弱点を狙いやすく継続使用できるこの術の需要が周回で高まった。炎の鎌を上から振り下ろし、すかさずエアスラッシュが下から斬り上げるモーションが中々カッコいい。 - 烈日斬
中コストの斬熱全体攻撃術。消費5で威力Dというのはやや旧水準だが獣・獣人への特効効果を持つので、佐賀アウナスが使えば驚異の4種族特効攻撃と化す。敵群中央へ火球を浮かべ、そこから無数に放たれる炎の刃が広範囲を切り刻む。 - 火術結界
実体アウナス最大の奥義。2ターンの間味方全体へ熱属性無効効果と微量の回復を付与する補助術。ロマサガRSにおいて属性の無効化は最優先に位置するので、どれほど凶悪な攻撃であっても熱属性を含んでいる限りアウナスの結界には無力化されるということである。先制の「ファスト」効果も持つため発動できずに喰らうということがほぼなく、また微量の回復も武器種限定戦など役に立つ機会があり総合力が高い。熱を含む攻撃は火の鳥、クリムゾンフレア(陽熱)、ジェノサイドハートのカーネイジ(陽熱)などメジャーかつ強力なものが多いので、それらを阻止できるという一点でアウナスの評価が上がる大きな要因となった。 - ブレイジングクラブ
高コストの斬打単体攻撃術。扱いやすい高火力の単体攻撃枠で、水棲・魚への特効効果も持つ。アウナスの背後から突如3匹の巨大竹崎カニが登場し対象を包囲。炎の渦での赤熱化を合図に一斉に襲い掛かるシュールだがやや恐ろしくもある演出が特徴的。
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関連項目には逆らえんぞ!
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