アマレコTVとは、DirectShow対応のビデオキャプチャソフトである。
概要
アマレコTVはキャプチャーボードと伴に使う。すなわち、キャプチャーボードを経由した外部機器の映像をPCに表示したり、録画したりする場合にアマレコTVを使用する。例えばキャプチャーボードにゲーム機を繋げておけば、アマレコTVにゲーム画面が表示される。
従来は「ふぬああ」によってキャプチャーするのが一般的であった。しかし、ふぬああは上級者向けの扱いが難しいキャプチャーソフトであり、しかも長らく更新されないままだった。
そこにさっそうと登場したのがアマレコTVである。シンプルで理解しやすい設定方法、見やすいインターフェース、サクサクした軽い動作、音ズレのしづらい仕様、次々に増えていく新機能、充実したヘルプ、などなど、ゲーム実況の隆盛と伴に瞬く間に定番のキャプチャーソフトとなった。
AMVコーデック
アマレコTVを起動するには、開発者の独自コーデックであるAMVコーデックが必要となる。AMVコーデック自体はアマレコTVを起動する際に必要なので、これをインストールしないでアマレコTVを起動することはできない。アマレコTVを初めて使う場合は、まずAMVコーデックをダウンロードすること。開発者のサイトからダウンロードサイトに飛べる。
勘違いされることが多いが、AMVコーデックはシェアウェアであるものの、無料で使用することも可能である。しかし、その場合は作成した動画にロゴが挿入されるという制限がかかっている。
2014年6月、AMV4ビデオコーデックに対応した最新バージョン3.10が公開された。これに伴い、AMV4ビデオコーデックをインストールしていないと使用することは出来ない。
録画ファイルに入るロゴ
AMVコーデックを使用する限り録画した動画にはロゴが入る。ただし、あまり知られていないがAMV以外のコーデックを使うことでロゴの入っていない動画を作成できる。また、AMVコーデックを購入してライセンスキーを入手することでもロゴの入っていない動画を作成可能である。
プレビュー画面にはロゴは入らない。録画した動画にロゴが挿入される。そのため、単にテレビの代わりにPCでゲームをプレイしたいという場合はAMVコーデックについての心配は不要である。
Ver3.10以降ではメインのコーデックがAMV4ビデオコーデックに変更された。なお、過去にAMVコーデックのライセンスキーを購入している場合、AMV4でも使用可能なので、別途購入する必要はない。
アマレココとの違い
アマレコTVとアマレココは使用目的が違う。アマレココはPCのデスクトップをキャプチャーする際に使用するソフトウェアであるのに対し、アマレコTVはキャ プチャーボードと伴に使うソフトウェアである。アマレコTVとアマレココの作者は同一人物であり、名前に「アマ」が入っているためか、両ソフトウェアは混同されることが多い。
ver3.10以降ではアマレコTVにデスクトップキャプチャ機能が搭載された。Windows7以降でデスクトップキャプチャを行う場合はアマレコTVの使用を推奨している。
関連サイト
関連項目
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