アンジャナフとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
概要
獣竜種 | |
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アンジャナフ | |
別称 | |
原種 | 蛮顎竜 |
亜種 | 雷顎竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
初登場は『モンスターハンター:ワールド』
古代樹の森と呼ばれる密林に生息する“蛮顎竜”の異名を持つ大型の獣竜種型モンスター。
背中から尻尾にかけて大量の黒い体毛[1]で覆われた淡いピンク色をした皮膚の身体に、微妙にしゃくれた下顎を持つティラノサウルスのそれに似た頭が特徴。
それ以外には全体的にあまり特徴が無いように見えるが、鼻孔は角の如く隆起する仕組みになっており、周辺の様子を探る時など何かの匂いを嗅ぐ際にはその鼻を鶏冠のように広げる。さらに背中にも一対の背びれのような膜を隠しており、外敵や獲物を見つけるとそれを大きく広げて相手を威嚇したり、あるいは日光浴の際の体温調整に用いる。ちなみに鼻からは臭いの強い液体を放出し、それで自身の縄張りを示すマーキングを行う。
狩猟や戦闘においては突進や身体を捻っての噛みつき、あるいは身体全体を使ったタックルなど獣竜種の基本的な動きを用いたものが多く、さらに太い足を用いた後ろ蹴りや細かいスパイクの付いた尻尾を振るう事もある。怒り状態になると口を使った攻撃に火の粉が点くようになり、そしてその口から猛烈な火炎放射をお見舞いしてくる。
古代樹の森における獰猛な捕食者で、同じ森に住むアプトノスのみならずドスジャグラスやトビカガチに襲いかかる事もあるが、空戦を得意とするリオレウスには分が悪いという。
実際にリオレウスと縄張り争いが発生した場合、ブレスを受けて悶絶した所を空中に掴み上げられ、トドメに叩き落される可哀想なアンジャナフが見られる。
MHW装備
アンジャナフ素材の武器は平均以上の攻撃力に低くない火属性を備えており、高い火力を発揮する。その反面、会心率と切れ味が低めという短所があり、手数の多い武器種には若干ネック。
防具はシリーズスキルの「奮起」を含めて「ランナー」などのスタミナ関連スキル、「砲術」などのガンランスやチャージアックス向けスキルなどを持っている。
亜種
MHWの超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』(MHW:I)で登場したアンジャナフの亜種。
やや黄色がかった皮膚および所々に縞模様の入った白い体毛が特徴で、強い発電能力を有していることから雷顎竜と呼ばれている。
トビカガチの原種と同じく動く度に身体が電力が溜まっていくという性質を持ち、その電力に応じて身体が活性化して動きが素早くかつ攻撃も激しくなり、ある程度電力が貯まると背中の毛が逆立ち、それが最大に達すると眩く光る背中の鰭が展開する。
通常種のようなブレスなどは使わないが、充電が完了した状態では牙を地面に突き立てて広範囲放電を行ったり、雷電を纏った身体で高速突進を繰り出してきたりといったさらに強力な攻撃を駆使してくる。
原種よりも基本的な戦闘力が高いらしく、縄張りの争いの際にはティガレックスやジンオウガ、ベリオロスなどの強豪モンスターとも互角に張り合う事ができる。
寒冷地帯である渡りの凍て地にて初めて本種の存在が確認されたが、それ以外の様々な場所にも進出している。
MHW初登場組の亜種で唯一MHST2でオトモンに出来る謎の優遇を受けている。
MHRise
MHRiseでは新モンスターを危険度散りばめられている影響か、そもそもMHWではモンスターの数に問題があったのかは定かではないが、リオレウスとジンオウガと同じ危険度6となっており、登場するのは下位の中でかなり終盤のラインである。
勿論危険度相応に脅威性が増しているので油断せず狩猟を進めていこう。ただし、縄張り争いは危険度よりもMHWでの結果と同じになっているのか、リオレウスに一方的に負ける。
頭の怯みによる特殊ダウンは健在。
装備
今作の武器は特別属性重視ではなくなり、物理面が高めな方向性だが、変わらず会心率や斬れ味のネックさが残っている。
防具は集中・KO術が中心に構成されているものになるが、上位装備の腰が「攻撃2」のスロット(2-1-1)という汎用性の高い破格の性能をしている。
関連動画
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関連項目
脚注
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