ウカムルバスとは、モンスターハンターに登場する飛竜である。漢字表記は崩竜。
名前の由来はアイヌ語のカルム(神)+ウバス(雪)で、雪の神といったところか。武器や防具も全ての語源がアイヌ語である。
概要
飛竜種 | |
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ウカムルバス | |
別称 | |
別称 | 崩竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
ポッケ村に伝わる、「白き神」の名を冠する飛竜種。寒冷地での生活に特化しており、シャベルのように発達したアゴで氷塊をゼリーのように吹き飛ばす。非常に凶暴な性格で、その巨体から繰り出される一撃は簡単に氷山を切り崩していく。ゆえに崩竜という別称がある。必殺技は口から吐き出す光線状の「アブソリュートゼロ」。まともに喰らえば一撃死は免れない。ちなみに公式から技名が設定されている数少ない例である。
村長の先祖がウカムルバスを討伐するため、雪山に村をこしらえたのがポッケ村の始まりとされる。先祖はウカムルバスと戦い、後一歩のところまで追い詰めたが、突然の雪崩によってウカムが氷壁の向こう側へ隔絶されてしまい、引き分けとなった。しかし先祖が行方不明となった事で長らくウカムルバスに敗れたものと思われていた。その後、長らくウカムルバスは雪山深奥に閉じ込められていたが、再び発生した雪崩によって氷壁が崩壊。白き神が現世に解き放たれた。雪山の村は次々にウカムルバスの襲撃を受け、被害報告を提出したが、より奥地の村は報告が出せないほど壊滅的打撃を受けていた。被害続出を受けてハンターズギルドもウカムルバスの存在を認知、雪山に近いポッケ村に避難勧告を出した。しかし村人は誰一人として逃げなかった。村付きのプレイヤーハンターは幾度と無くポッケ村を救っており、今回もそうなると全員が信じていたからである。村人たちの信頼を背に、プレイヤーは最後の試練に赴く…というのがウカム戦のお話。ラスボス戦の中でもかなり熱い展開である。
ウカムルバスとの戦いの舞台は雪山深奥。ラスボス特有の専用フィールドである。ただMHP2G以外の作品に登場する時は極圏と呼ばれる新フィールドが舞台になっていて、雪山深奥で戦えるのはMHP2Gのみ。ラスボス個体のウカムルバスは討伐されていなくなったという事なのだろうか。
MHP2Gにて初登場。アカムトルムがMHP2のラスボスならこいつはMHP2Gのラスボス。G級最後の緊急クエストに登場する。テーマ曲は「絶対零度」。
体がアカムトルムよりさらに大きく、しかもその体で「I can fly!」とばかりに大ジャンプする。
初見の場合ガードできない武器を選択しているとその大きさから来る攻撃をよけきれずに死んでしまうハンターも少なくない。攻撃力も高いため少しのミスが命取りとなる。特に強いのは雪にもぐった後に行う寒中水泳である。特に怒り時の攻撃力は高く、生半可な防御力では耐えられない。MHP3では当たり判定が修正され、旋回速度が緩やかになったので避けやすくなった。ただ、アカム同様動きが遅いので、慣れればアカム同様作業ゲーと化すほか、アカム同様閃光ハメが可能。
MHP3にも裏ボスとして登場する。咆哮時に天井から氷柱を落としたりと前作よりは強化されている。しかし一人だと面倒なことには変わりなく、だいたい月穿ちセレーネで狩られる運命となる。
MH4Gにて復活を果たした。G級への昇格試験として上位個体が登場する。
そしてG級ランク後半にてG級版の個体が出現、ただし、こちらはステータスの補正のみであり、特に新しいモーションなどは追加されていない。
しかし、さらにクエストを進めていくとアカムトルムと同じく常に怒り状態の個体が登場するのだが、このウカム、ただ常時怒り状態なだけでなく、攻撃力の倍率が非常に高く引き上げられており、生半可な装備ではあっという間に体力を削られて殺されてしまうとんでもない凶悪モンスターと化している。
特徴
- 大きなアゴがトレードマーク。「スコップ」「アイロン」などと呼ばれる。
- アカム同様地中(氷中?)にもぐる。ただアカムは潜っている途中にマグマが出るのみで、回避も容易だがウカムの場合こちらに向かって突っ込んでくる。緊急回避で避けれるが慣れが必要。
- ウカム版ブレスは氷塊を撒き散らすため避けたと思ったらなぜか食らっていることも。
- 一部攻撃を食らうと雪だるま状態となる。
- アカムとは対をなす関係なので一応飛竜扱いだが翼の跡が完全になくなってしまっている。
- 弱点属性は火。
- よくウカムバルスと間違えられる、漢字表記が崩竜なあたり間違える気持ちもわかる
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関連項目
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