ウラガンキンとは、モンスターハンターシリーズに登場する大型モンスターである。
MH3から登場。素材名の漢字表記は「爆鎚竜」。
概要
主に火山に生息している。発達した下顎が最大の特徴で、それを叩きつけてハンターを攻撃する。また、体を丸めてタイヤのごとくごろごろ転がっての攻撃を得意とする。時には地面にもぐって画面外からローリングアタックを繰り出してくることもある。まれに目撃される転がる巨岩の正体こそ、このウラガンキンが体を丸めた姿なのではないかとも言われている。
火薬岩を身体に付着させており、戦闘中に度々ばらまかれる破片は自身の引き起こす振動で爆発する。
咆哮時には顎を地面に叩きつける。これを食らうとダメージを受けてしまうので注意。
太い尻尾を切るのにはかなりのダメージが必要で、尻尾部位破壊→尻尾切断の二段階を経ることになる。
弱点属性は水・龍属性、加えて毒に非常に弱い。肉質は硬いがこれらの属性攻撃は効果覿面なので倒せないときは持っていくといい。
MHP3において
MH3では肉質の硬さ、攻撃力の高さ、そして俊敏さが高くかなりの強さを誇るモンスターだったが、MHP3ではかなり弱体化してしまった。
ウラガンキンの咆哮の後にアゴを叩きつけるときのダメージが完全になくなり、咆哮時にダメージを受けることがなくなって咆哮に警戒することがなくなった。これによって咆哮のアイデンティティが失われてしまい悲しむファンも多い。
他にも全体的な火力の下方修正や顎の部位破壊後にダメージが通るなどの点も弱体化のポイント。しかし顎部位破壊の肉質軟化は、MH3では腹や尻尾下しか攻撃がほとんど通らなかったウラガンキンを比較的楽に倒せるようになったので賛否両論である。
MH3では自分でばら撒く火薬岩を爆発させたときはノーダメージだったが、MHP3ではダメージを受けるようになった。ちなみに亜種を30頭討伐するともらえる称号は「自爆」。
MHP3では新たに亜種が登場している、別名「鋼鎚竜」。体は青く、顎が赤い。
食性の違いから原種より臭気性の高い火薬岩を身にまとっているらしく、触れると悪臭効果のある破片をばらまいてくる他、体内から発生させるガスも悪臭効果を持っている。クリムガン?何のことです?
また、MHP3では上位火山ツアーにも登場し、良い護石を求める多くのプレイヤーを妨害している。「炭鉱夫」と呼ばれる採掘メインのプレイヤーには「あのウラガンキンは採掘にハマってしまったハンターのなれの果て」という説がまことしやかに囁かれている。
幻のウラガンキン
MH3のオンラインにおけるイベントクエストにおいて、小鳥のようなイャンクック、やたらと小さいフルフルに続き、まるで豆のようなサイズのウラガンキンが登場する期間限定クエスト『幻のウラガンキン』が存在する。
↑の動画を見てもらえば分かると思うが、小さい! 小さい! とにかく小さい! 捕獲したらマイハウスで飼えそうだ。
正直、尻尾から出てくる火薬岩の方が大きく感じ(ry周囲のウロコトルの方が巨大なほど。無論、最小金冠確定である。
あまりにも小さくなったためか、ある程度攻撃範囲は狭くなっている・・・かと思いきや、範囲は通常サイズそのまま。
また、あるエリアで起こるローリング攻撃が超高速になっているうえ、
攻撃力も変わらないため、変な部分で通常サイズより危険である
その上、その小ささ故に弱点部位が非常に狙い辛く、ハンターの同士討ちもよく引き起こす。
小さくても全く油断はできない。
MHP3では、イベントクエスト「JUMP・小兵の狂乱」で、ターゲットである極小クルペッコ亜種が呼び出すモンスターとして極小ウラガンキンが登場。
その後2011年6月にMHP3でもイベントクエストに「幻のウラガンキン」が追加されることになった。
二つ名個体
MHXでは“宝纏(たからまとい)”なる二つ名を持つ個体が登場。
見た目はさほど大きな変化はないが、尻尾や顎の部分に小さなアメジストのような結晶体が露出している。
いわく「かねてより炭鉱夫の間でその存在が噂されていた」とされる。それ多分炭鉱夫じゃなくて狩人
だいたいの動きは3Gに登場したG級個体のものに準じており、回転突進の直後に顎プレスをかまして来る他、新たな戦法としてジョーさんよろしく顎で岩を投げ飛ばすという遠距離攻撃まで身に着けている。
さらに身体から投げる爆弾岩に鉱石型のものが混じるようになるが、この鉱石は爆発する前に睡眠ガスを放出するため迂闊に近づくのは危険である(しかし、この鉱石は実は採掘が可能なためそれを狙って近づくとガスに引っかかるというトラップ仕様である)。
何より防御力と属性耐性が大幅に向上しており、原種の最大弱点だった水属性の効きは悪くなっている上、加えて顎もハンマーなどの打撃武器でしか壊せないようになっているが、これを破壊すると顎の破片が地面に落ち、そこからも採掘が出来たりする。
MHF-G
MHFではG9.1のアップデートにてベリオロスに引き続き第五の遷悠種としてMHFに輸入されることが決定。
G9体験会にてベリオロスの次の遷悠種のヒントが「熱い」もしくは「暑い」だったためウラガンキンかアグナコトルが候補に挙がっていたため、ある程度前から予想はつけられていた。
しかしG8以降獣竜種がこぞってごり押しされているため、モンスターのレパートリーのマンネリを指摘する声も多い。獣竜種ということで車庫入れが危惧されていたが、オリジナルのアビオルグ、ギアオルグ、ガスラバズラや色々と改善されたブラキディオスのように車庫入れは控えめかつターン制の戦闘がやりやすくなっている。
元々はあまり派手ではないモンスターだったが、イビルジョーのときの反省を活かしてかベリオロス同様様々な魔改造が施されておりG級になるとCSシリーズの原型はほとんどなく追加技のおかげで別モンスターと化している。HR帯でも睡眠ガスのチャージからの顎叩き付けやローリングの最後でハンターを押しつぶすためのジャンプを使ってくることに加えて各種攻撃で撒く火薬岩の数が尋常でないため油断はできない。顎の叩き付けも地面に叩き付ける度に岩盤が砕けるため範囲が広く避けづらくなっている。
ちなみにローリング派生のジャンプのおかげでマラソンになりにくくなっていたりするなどMHFらしい強化と快適さを兼ねる調整も見受けられる。
遷悠種恒例となっているG級専用の必殺技は飛び上がって地中に半身を埋めた後に高速回転してハンターを吸い込むダイソン。
中心で回転するウラガンキンのところまで引き寄せられてしまうと怯みのみの大ダメージを受けてしまい、絶対防御や根性はもちろん、魂の再燃や根性札グレートすら貫かれて力尽きてしまう。吸い込み判定はウラガンキンの前方のみだが、ウラガンキンが横回転する他後方にも削り出された岩が飛んでおり危険。
予備動作及び飛び上がってから回転を始めるまでに少し時間があるのでその間に対処を始めることでやり過ごせるが、気を抜けば上述の通り問答無用でキャンプ送りなのがMHF流である。
ウラガンキンがダイソンを巻き起こすというこの即死技のモーションは非常にシュールであり、多くのプレイヤーから驚きと笑いの声があがることになった。
なお、素材入手周りは概ねMH3Gを引き継いでいるため、レア素材の紅玉・天殻は本体剥ぎ取りでは出ないことに注意。レア素材=剥ぎ取りオンリーが染み付いているMHFプレイヤーにとっては最悪の落とし穴である、捕獲推奨。
CSシリーズで上記の通り幻のウラガンキンと呼ばれる極小個体がMHF-Gでも実装と同時に「ちびガンキン」として期間限定イベントで配信された。
関連動画
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関連項目
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