概要
車の運転を自動で行う「AIカー」の普及により自分で運転する事は当の昔に忘れ去られた時代にAIカーが度々バグや故障で起こす暴走を食い止めるために設立された機関「エクスドライバー」そのエクスドライバーのとある支部に所属している榊野理沙と遠藤ローナそして新しく支部に所属した菅野走一の奮闘を描いたカーアクションアニメである。
OVA本編の他に、ドラマCD「エクスドライバー IDOL AS MISSION ~アイドルという任務~」、小説「エクスドライバー ROAD TO PRIDE」、「ああっ女神さまっ 劇場版」と同時上映された「エクスドライバー Clip」。そして劇場版である「エクスドライバー The Movie」と同時上映された「Nina and Rei Danger Zone」が存在する。
キャラクター
菅野走一(CV:小林由美子)
愛車はケーターハム・スーパーセブンJPE
本作品の主人公。イギリスからの帰国子女で、宗方隊長が「チームの強化」をする為に配属された。ドライビングテクニックは下記の二人より上で、理沙も走一の登場時は「私を超える男が現れた」と喜んでいたが、車から降りた「理沙を超える男」は理沙が一番苦手とする12歳の「お子様」だった。本来なら小学生の年齢だが、高校に飛び級するなど、頭脳明晰な一面も持つが、かなり自意識過剰な所があり、理沙を下に見たり、
生意気な態度を取るときがあるが、ローナには一目置いており、理沙に対しては呼び捨てだがローナには「さん付け」で呼んでいる。スーパー7には特別な感情を抱いており自分で整備や分解をしたり、時々話しかけたりしている。その感情は他の車にも抱いていて理沙が初めてランチア・ストラトスを運転している様子を見て、「車が泣いてるぜ、ちゃんと車の声を聴いてやれよ」と忠告するなど「車は友達」と思っている程、大切に扱っている。そんな彼だが、実は年相応に女性を意識しており、ローナが差し入れしたアイスティーをこぼした
時には、走一の腕を拭いているローナの胸をチラチラ見て顔を赤らめたりしていたが、四話で風間レイが登場した時には、いつもの一人称として「俺」と使っているが、自己紹介をする時には緊張のあまり「僕、菅野走一です」と顔を赤らめながら、いつもの自信マンマンの様子とはかけ離れた少年ならではの姿が垣間見れる。そして、同話ではレイのバイクを整備する事になったがそのシーンがどう聞いても性行為を連想させるダブルミーニングが描かれている場面もある。実はその直後にエクスドライバーの中でも迷シーンと言っても過言ではないシーンが登場するが、そのシーンはご自身の目で確認してくれるとうれしい
1話での愛車はスバル・インプレッサだが(GC8型のWRCカーモデルがモデルとなっている)
物語の途中でクラッシュし、2話からはランチア・ストラトスに乗り換える。本作品の準主人公。右耳に付けている羽のピアスが特徴。かなり男勝りな性格で挑発にすぐ乗ってしまったり、怒りっぽいタイプで、勉強が苦手なタイプ。だが、乙女な一面もあり、恋愛には憧れているようだが、肝心の理想のタイプが「自分よりも背が高くて、飛び級していて、女に媚びない男」とかなり高望みなタイプを望んでいる。その後に「自分よりドライビングテクニックが上な男」と追加し、さらに高望みになってしまった。男受けもあまり良くなく、理沙に向かって手を振った男は他の男に耳打ちをされ、苦い顔をしていた様子などから、地元では「怖い女」と思われている様子。実際、一話で理沙にナンパした男二人組は、理沙と知らずにナンパしたが、理沙と知った途端、謝り出すなど、かなりの評判を持ってると考えられる。子供が苦手で、配属された走一にも「お子様」呼ばわりし走一の加入を認めないと宗方隊長に直談判するが、全く相手にされないまま却下された。だが、任務を重ねる内にその走一にも特別な感情を抱き始めたのか、ツンデレな言動も出てくるなど、心境の変化も出てきた様子。
愛車はロータス・ヨーロッパ・スペシャル。
本作品のヒロイン。理沙と同い年。宗方隊長の孫で、彼の事を「おじいさま」と呼んでいる。スタイル抜群で容姿も端麗な為、マスコミの取材には一時ローナにスポットライトが当たったり、ドラマCDの「IDOL AS MISSION ~アイドルという任務~」ではアイドルデビューするなど、まさに「完璧な女性」かと思ったら、実はそうではなく話をまとめるのが苦手なおっとりとした天然キャラで、長年の付き合いである理沙も困惑するほどだが、任務時にはしっかりとした性格に変わり、理沙と走一のまとめ役にもなったりする。あまり世間の事を知らず、テレビも全く見ないらしい天然キャラではあるが、頭が良く本当なら大学へ進学出来るレベルだが、本人はマイペースに動いている様子。走一が配属された時には理沙と違い、好意的に接していて同僚と言うよりかは、弟のように接している。車に対する気持ちも走一と似たような気持ちを持っていて、自分の能力を伸ばしてくれる、大切な友達の様な存在と思っている。
宗方圭(CV:石塚運昇)
愛車はロータス・イレブンだが、本作品では隊長を務めているのでほとんど登場しない。走一達の所属する支部の隊長、部下であるローナの祖父である。白髪と白髭が特徴的な物静かな隊長かと思いきや、任務以外の場所では表情が豊かで、ジョークも時々発するなど、ユーモア溢れる人物である。理由は不明だが、「隊長」と呼ばれるのが大嫌いで、呼んでも一切反応しない。なので、部下達は「宗方さん」と呼んでいる。
ニナ・アンナ・サンダー(CV:根谷美智子)
愛車はユーノス・NA6C型ロードスターだが、大幅な改造が施されている。本編ではオペレーター兼宗方の秘書を勤めている。元エクスドライバーで、その頃から宗方の部下であった。綺麗な容姿で、気品漂う雰囲気を出している。いつも、白尽くめの衣装に身を包んでいて、愛車であるロードスターのボディカラーも白である。このファッションはエクスドライバー時代から続いており、レイと再会した時も「相変わらず、白しか着ないのね」と言われるほどである。ぬいぐるみ収集が趣味であり、管制塔のオペレーションスペースにはぬいぐるみが沢山置かれている。外伝である「Nina and Rai Danger Zone」の時代にはかなりモテており、数多くの男を悲惨な目に追いやってるとレイに暴露された。(若い実業家を山へ捨て、それ以来その実業家は音信不通になるなど)さらに、エクスドライバーマニアの変態男が仕組んだ(後に、同僚の仕業だと発覚するが)ラジコンカーを捕らえようとしたが、催眠ガスが噴射され倒れてしまう。その倒れたニナの腕時計を外され、腕時計を変態男に舐められるというある意味悲惨な目にもあっている。この外伝は監督であるワタナベシンイチによる「ナベシンワールド」が炸裂しているので、ニナが持つ気品漂う雰囲気は一切無く、奇想天外なストーリーが描かれているので、注意してほしい
関連動画
※現在本編は、DVDもしくはネット上での有料配信(バンダイビジュアル株式会社公式サイトやGyao!)等のサイトなどで視聴が可能である。ニコニコ動画では2012年現在20件程動画の存在が確認されている。
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