オルフェンズの涙とは、MISIA初のTVアニメタイアップソングでもある39thシングル。
概要
アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』初代EDテーマ。歌手にMISIA、作曲に日本の音楽シーンにおけるビッグネームの一人である鷺巣詩郎を起用したことでガンダム史上最も強力でビッグなコラボレーションに驚いたガノタも多いだろう(尤も、鷺巣とMISIAはデビュー当初からタッグを組んでいるのだが)。曲名と作品タイトルに共通する「オルフェンズ(Orphans)」という言葉は「孤児たち」という意味。
MISIA本人もまさか自分にこのような仕事が来るとは思っていなかったが、2007年にケニアを訪れたことをきっかけとしてアフリカや世界の子供たちを支援する社会貢献活動を行い、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使でもある彼女だからこそ、「過酷な現実に生きる子供(孤児)たち」を描く『鉄血のオルフェンズ』の初代EDテーマを託されたのではないかと語っている。その為、歌詞の内容もオルフェンズへ向けた物となっており、長年行っている世界の子供たちへの支援活動で感じた思いや、未来の子供たちへ伝えたいことが歌詞に込められている。[1]
そして、ここぞとばかりに鷺巣の本気が嫌というほど堪能できるアレンジとメロディに身を任せることで説得力の増したMISIAの歌が重なることで本作はアニメEDを見ていた視聴者に強烈な印象を残した。
2015年に行われた第66回NHK紅白歌合戦では、戦後70周年特別企画の一環で本曲を地元長崎県にある平和公園・平和祈念像前から中継で歌を披露。色とりどりの灯篭をバックに歌う彼女と曲はある種の祈りを見ているように感じた人もいたかもしれない。アルバム『LOVE BEBOP』では本作のロングバージョンが収録されている。
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関連項目
脚注
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