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ガンダムMk-Ⅴとは、ガンダム・センチネルに登場するMSである。形式番号はORX-013
概要
地球連邦(ティターンズ)オーガスタ研究所でサイコガンダムを小型・量産するというコンセプトのもとに作られたガンダムタイプMS。ただしサイコミュ兵器搭載という以外に関連性は薄く、その説を疑問視する声もある。
本機の特徴は何と言ってもNTでなくても機体本体とは別で遠隔攻撃を可能にしたインコムであろう。コンピュータAIによる操作の擬似的なサイコミュシステムであり、一補給（バックパックに戻した時）ごとの弾数が三発と少なく軌跡もファンネルと比較してリレーコードを介しての二次元的挙動に限定されるが、相手の死角からの攻撃に使える強力なオールレンジ攻撃であることに変わりはなく、ガンダム・センチネル本編でも複数のネロをこれで瞬殺している。
顔はなんとかガンダムしているが、本機におけるガンダムの名はただの象徴的なものに過ぎず、開発経緯はともかくその開発の系譜にガンダムに関連するものはほとんどない。一応データを参考にするなどしているためまったくの無関係とも言えない。
後付けになるがオーガスタ研究所は過去にガンダムタイプを複数開発・実戦での運用していた実績があるため、同研究所においてもガンダムタイプは自身の存在をアピールする上で譲れない象徴だったのかもしれない。
事実、ガンダムの名を誇ることで戦線でニューディサイズの士気が目に見えて上がるなどしているため、この象徴的なネーミングも正しかったと云える(尤も士気向上は搭乗してたニューディサイズ首魁ブレイブ・コッドのカリスマによるのも大きい)
スペック・武装はインコムを除くと標準的サイズのビームライフル、補助ブースター機能を持つシールド、大型のビームサーベル、オプション装備の小形のミサイルポッドとライバル機体にあたるEx-Sガンダムに比べると貧相に見えるが、裏を返せばこちらは比較的コンパクトかつ、使い勝手よくまとまっているという事でもあり、パイロットのブレイブ・コッドの腕と合わさって高い機動・運動性能を遺憾なく発揮している。
劇中においてEx-Sガンダムと交戦。パイロットとして成長途上のリョウを圧倒、ボロ泣きさせたが、Ex-Sに搭載されていたALICEが覚醒したことで形勢逆転され返り討ちに合う。
主人公機に対するライバル機体ではあるものの、最終決戦には登場しないという大変めずらしい機体でもある。
3機製造され、そのうちの一つはティターンズ傘下のムラサメ研究所所員であったローレン・ナカモトと共にアクシズへと渡ってドーベン・ウルフの原型となり、更に戦後地球連邦に回収されたドーベン・ウルフがシルヴァ・バレトに改修されるという流転が激しい機体(武装こそ大幅に変貌したが、機体の基本構成は変わってない)
関連動画
関連商品
関連項目
- ガンダム・センチネル
- Sガンダム
- ブレイブ・コッド
- ドーベン・ウルフ、シルヴァ・バレト(後継機)
- ガンダムシリーズのMS・MAの一覧
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