キラル・メキレルとは、機動武闘伝Gガンダムに登場するネオネパール代表のガンダムファイターである。
概要
奇妙なアイパッチを付けた僧侶風の男。
かつてのガンダムファイトにおいてタントラガンダムに乗って活躍していたが、対戦中自身の慢心によって失態を演じ、致命的な攻撃を受けたことで、後遺症として失明してしまう。
これがきっかけでガンダムファイトを憎むようになり、劇中の第13回大会では対戦相手の暗殺して不戦勝を得るという正に寝首をかくようなことを繰り返していた。
視力は失っているが、そうは思えないほどに動くことが出来る。武器の錫杖の扱いにも長け、さらに懐にきた相手には仕込み刀をお見舞いするなど、正に抜け目のない男。
しかし決戦の地であるネオホンコンにおけるドモン暗殺には失敗してしまい、ようやく正式にガンダムファイトにおける対戦を行うこととなった。だがこれまで不戦勝で勝ってきたとは思えないくらいの強敵であり、生身と変わらぬ腕前を披露した。
だが恨みだけで戦っていたことや、慢心して先にドモンへ手の内を見せてしまった(仕込み刀)ことが仇となり、最後は居合い斬りの末に敗北。この時、真の戦いに身を投じる喜びを思い出したことで改心する。
その後はネオネパールの首脳陣によって証拠隠滅のために殺されかけたが、シュバルツが手を回したことで救われた。そして第13回大会を実質リタイアして、自身が殺めた人々に謝罪するための旅に出た。
シュバルツの工作があるとはいえ、一応国家的には逃亡者という扱いになっているだろうと思われる。
……と、そんなただのゲストキャラクターだったのだが、最終決戦ではまさかの再登場を果たし、ガンダム連合の指揮をとるなど大活躍を果たした。しかも乗ってるのはあんな珍デザインのガンダムなのに格好良かったことから、Gガンダムのファンからは隠れた人気を誇っている。
ガンダムには死神という異名を持つキャラがやたらと出てくるが、彼もまた死神キラルというあだ名がある。
関連項目
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