クマ・トモとは、ARIKA開発・バンダイナムコゲームス(ナムコ)発売のしんゆうができちゃうゲームである。
対応ハードはニンテンドー3DS。
この他auスマートパス版の体験版と、Android/iOS版がリリースされていたが、現在は終了している。
概要
クマのぬいぐるみ(名前は自由に決められる)と友情を育んでいくゲーム。
クマ版ラブプラスといえるが、類似のコミュニケーションゲームと違って、クマは決してプレイヤーを嫌いにならない。
メインテーマにあるように、「クマはいつでも味方なの」が基本コンセプト。
ぬいぐるみのモフモフ感が存分に生かされたグラフィックと、表情豊かなアクションは癒され感抜群。
また、声はAITalkによる合成音声が使用されている。 ライブラリは「こうたろう(VOICEROIDの月読ショウタと同じ声)」。
クマとのコミュニケーションはお話でとるが、『どこでもいっしょ』などと同様の人工無脳システムを採用しており、プレイヤーがお話で入力した単語をクマ側も使って会話してくる。
クマは親友なので、「嫌いな相手っている?」など、かなり突っ込んだ質問もしてくる。
それらの質問が強制な点と、仲良くなっていったときの距離感、そして当時まだ未熟だった合成音声は好き嫌いの分かれる部分。
また、服や体色なども自由に変えることができる。
服や体色を変えるキャンディは、ガーデニングで得たお金で購入できる他、ガーデニングで特定の植物を育てる「チャレンジ」でもゲットできる。
特定の服を揃えると、それにちなんだ場所へ旅行もできる(ロンドンシリーズを揃えるとロンドンに行けるなど)。
3DS版はWi-Fi通信・すれちがい通信のいずれも非対応。完全スタンドアローンなので、会話内容が他人に漏れることはない。スクリーンショットにも対応していない。
auスマートパス版・スマホ版にはスクリーンショット機能がある。
2018年には、精神的続編の『ネコ・トモ』の制作が発表された。
ストーリー
ある日、あなたのもとに届けられたクマのぬいぐるみが動き出し、プレイヤーの"親友"となる。
クマは大事なお仕事があるというが、それが何なのかは忘れてしまっていた。
あなたは、クマと仲良く暮らしながら、クマの役割を一緒に探していく。
ストーリーはラブレベルが上がるごとに進んでいく。メイン脚本を『こんにちはアン』『ジュエルペットてぃんくる☆』などの中村誠が担当しており、終盤近くの感動の展開は必見。
怒涛のコラボ攻勢
上記の通りゲーム自体はよい子にやさしいコミュニケーションゲームなのだが、度々話題になるのがこのクマの商魂たくましさである。
バンダイナムコゲームスのゲームでイベントがあると、応援PV(という名の宣伝映像)を流していくことが話題になった。
このPVは"応援"するゲームに合わせてわざわざ作られており、クマの名前や好きなものなどの言葉はそのゲームの用語をふんだんに取り入れ、ナレーションもゲーム内のキーワードをわざわざ取り入れている。
公式TwitterやFacebookは、バンダイナムコのありとあらゆるゲームキャラとのシュールなツーショットが満載である。
また、あんまり似てない着ぐるみが制作されており、東京ゲームショウなどのゲームイベントやファミ通の企画などに出演している。こちらでもモノクマと運動会を繰り広げたりなどのシュールな絵面が満載である。
コラボ作品
バンダイナムコのゲームを制覇せんとばかりに出演しまくっているため、コラボ先のプレイヤーからは恐怖のストーカークマとして恐れられている。
また、公式Twitterでは進撃の巨人や劇場版魔法少女まどか☆マギカなどの話題も取り上げられているなど、輪をかけてフリーダムである。
関連動画
メインテーマ
コラボPV
エイプリルフール
関連商品
関連リンク
関連項目
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