この記事には、作品のネタバレなどが書かれています。 ここから先は自己責任で読み進めてください。 |
概要
マヨナカテレビの存在を知った主人公達が、テレビの中の世界で最初に出会った謎の存在。
「クマ」という名前は彼が自ら名乗った名前で、その名の通りクマの着ぐるみのような可愛らしい容姿をしている。
会話の際は一人称のみならず会話の語尾にも「クマ」をつけて話す。特にダジャレが好きなようだ。
ちなみに頭部の周りにはジッパーも付いているが、開けて頭を取っても中には何もいない。
テレビの中で最初にクマと出会った主人公たちもクマにテレビの中へ人を入れた犯人ではないかと疑われたが、クマは「最近この世界(テレビの中)に人が入れられるので、疑ってほしくなければテレビへ人を入れる犯人を見つけてほしい」と告げ、テレビの中の世界で主人公達と行動を共にしていく。
この時、主人公達にお手製の眼鏡を渡しており(テレビの中には謎の霧が立ち込めているが、この眼鏡をかければ霧が晴れて見える)、見た目に反して手先は器用である事が解る。ちなみにストーリーが進み仲間が増えると同様のレンズが使われた鼻眼鏡も用意するが、天城雪子に絶賛されたのち巽完二に投げ捨てられてしまった。(完二には後に、サングラスを用意しているが)
なお、クマの場合はクマ自身の目が上記の眼鏡のレンズと同様の仕組みになっているので、裸眼でも霧が気にならないらしいとは本人の弁。
主人公の能力や器の大きさに関して大きな尊敬を寄せており、彼を「センセイ」と呼び慕っている。
上述の通り最初は中に何もないクマの着ぐるみだったが、やがてストーリー中盤ペルソナを覚醒させると現実世界へちゃっかり出てくるばかりか、なんと中身を発現させる。ジッパーの中から出てきたのは、金髪碧眼の美少年だった。
(ちなみにテレビの中から出てくる事は元から可能だったが、主人公達に出会うまで単純にクマ自身にその発想が沸かなかっただけの事らしい。)
現実世界へやって来た後は陽介の自宅に居候し、衣食住は全て陽介が自腹を切って負担している。
そのため、ジュネスでクマの着ぐるみを着ながらフードコートや食品売り場を持ち場にバイトをしており、「熊田」「クマダクン」としていつの間にか(陽介がどこからか連れてきた)ジュネス八十稲羽店のマスコットキャラクターとして定着してしまった。ちなみにクマ自身のバイト代は大抵、アイスを買うのに費やされていくようだ。
イケメンな容姿でキラキラしたオーラを振りまきながら女性陣に愛を囁く一幕もあるが、元々のぶっ飛んだ性格を知っている彼女達には効果がなかった様子。またその容姿を生かし、主人公達の通う八十神高校の文化祭でミス?コンにも出場したが、この際は男の娘を絵に描いたような見事な女装ぶりを披露して男女を問わず多くの観客を魅了した。
コミュニティイベントを進行する事で会得する追撃コンボは「敵1人にダメージを与え、同時に気絶状態にする」というもの。技を決め着地したときの、やり遂げた表情も見所。
ペルソナ
- キントキドウジ
- ストーリー中盤から覚醒する、クマのペルソナ。名前の由来は、「坂田金時」の幼名「金時童子」つまり、おとぎ話で有名な「金太郎」である。クマによく似た、丸々としたフォルムで、手には常に「トマホークミサイル」(斧=トマホーク)を装備している。
氷結属性のスキルや回復魔法を使用可能で、雪子と並ぶ回復・サポート役キャラ。魔力も雪子に次いで伸びるため魔法戦ではアタッカーも務められ、さらに各種ステータスも平均的に成長していくが、耐久力に難があるので後述する雷属性の弱点と合わせて守りが弱いのが少々痛い。
特技もバッドステータス回復やステータス補助魔法など様々な種類のものを習得するが、それゆえにどの特技を残していくかは判断に困るところ。
- カムイ
- クマのコミュニティ(星)のランクをMAXにすることでキントキドウジから転生したペルソナ。
今までの体型に顔のような模様が付き、今まで手にしていたミサイルがおしりに突き刺さっている。
名前の由来は、アイヌ語で、人間以外の神格を有する霊的存在のこと。
クマコミュはストーリーを進めることで自動的にランクアップするので、他のキャラクターと違って、いつの間にかこの姿になり驚くプレイヤーもしばしば。
回復スキルを使える故のハンディキャップか雪子と同様に弱点属性(電撃属性)はそのまま残ってしまう。
- カムイモシリ
何がでるクマでてててーん!
今作のアッパーバージョン「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」で新たに追加された、カムイがさらに転生した姿。フォルムが今までのボール状からコーン状に変化し、頭部に王冠、おしりに巨大なミサイルが付いている。
名前の由来は、アイヌ語で「カムイの住む処」。
転生することでスキル「カムカムミラクル」を習得する。効果の説明文には「何が起こるかわからない」とだけ書かれており、ドラゴンクエストシリーズの「パルプンテ」と同じようなもの、とよく指摘される。
電撃属性が弱点である点は変わらないが、氷結属性を吸収し、疾風属性を無効化できるようになる。
その他(ネタバレ)
以下はゲームをクリアした人のみ、『 』内を反転してもらいたいクマ。
- ストーリー当初から、自らは何者なのかを考え苦悩し続けていたクマ。しかし彼が最後に辿り着いた結論は・・・
『ストーリー終盤、主人公達の元から失踪したクマはその後ベルベットルームにて単身、主人公と再会を果たす。そこでクマは「自分はテレビの中の世界に存在する、シャドウの1人であった」事を告白する。厳密に言うと、主人公達に敵対する怪物達と同様の存在だった彼がある時「自分以外の誰かに好かれたい」と願った事でクマの格好をするようになり、その過程で「自分がシャドウであること」を自らの意志で記憶の奥底に封印したのだった。
要するに「自我が芽生えたシャドウ」というシャドウの突然変異体とでも呼ぶべき存在なのだが、その事実を全て思い出した頃にはクマの周りには彼を表面上ではなく本当の意味で好いてくれる、大事な仲間達がいた。』
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