クレスケンスとは、ギリシア語Κρήσκηςやラテン語crescensをカタカナで表すときの表記の一つ。
元来の意味は「成長する」「満ちる」「増加する」「大きくなる」「誕生する」と言った意味の分詞らしい。音楽用語の「クレッシェンド」(だんだん強く)とは源を一にする。
またラテン語「luna crescens」は「満ちていく月」を意味し、ひいては「三日月」を意味する。ここから「クレスケンスとは三日月という意味」と説明されることもある。このラテン語「crescens」は、三日月を意味する英語「crescent」やフランス語「croissant」の元ということになる。
余談だがこの三日月を指すフランス語「croissant」は日本では慣例的に「クロワッサン」とカタカナ表記することが多い(実際の発音は「クロワッサン」とは程遠いが)。そう、パンの「クロワッサン」の名前の意味は「三日月形」である。
人名としても使われたようだ。たとえば新約聖書の「テモテへの手紙2」の第4章10節にて、この名の人物が言及されている。
またインターネット掲示板「5ちゃんねる」の「なんでも実況(ジュピター)」板(通称「なんJ」)においては、画像乞食が使う用語の一つとして使われることがある。「くれ」という意味。この用法の詳細は「ウィルトゥース」の記事を参照。
関連動画
関連静画
関連項目
- クレッセント
- 三日月
- 新約聖書
- ゼノギアス : ゲーム。作中に「クレスケンス」という名称のギア(巨大ロボット)が登場する。また以降のシリーズにもこれをモチーフとしたものが登場する。
- ウィルトゥース : 漫画。作中に「クレスケンス」という人物が登場する。
- CHUNITHM : 音ゲー。作中に「マリーメイア・クレスケンス」という人物が登場する。
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