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グランチルダ（英：Gruntilda）とは、レア社開発のゲーム「バンジョーとカズーイの大冒険」シリーズに登場するキャラクターである。
フルネームはグランチルダ・ウィンキーバニオン。愛称はグランディ、おなべヒップちゃん、はないきブーちゃん、はらわたゼリーちゃん、ホネギスばばあなど。
概要
シリーズを通じてバンジョーとカズーイに立ちはだかる大変恰幅のよい魔女。魔女であるが魔法はあまり使わず、魔女らしいことといえばバンジョーにエネルギー攻撃をぶちかます時かホウキで空を飛ぶぐらいである。自分の顔の形をした「グランチルダのとりで」を拠点としており、クルクルやまのふもとに自宅があるバンジョーとは地元が同じ。ラスボスの根城近すぎでは？
「もっっっと すばや～～～く はしれぬか～～～？ まちくたびれて～～～ ねむりそ～～～！」のように伸ばし棒や促音を重ねる非常に特徴的な喋り方をしているが、「2」で妹に指摘されてからは普通に喋るようになる。またカズーイに負けず劣らず毒舌とメタ発言を連発し、特に彼女との掛け合いは公式が病気レベルの罵詈雑言の嵐である。グランチルダのとりでを歩いているとどこからかグランチルダのセリフが流れてくる。クイズが好きで、「クイズの商品だったバンジョーの妹を優勝したバンジョーにきっちり渡す」、「『クイズに正解すれば攻撃をやさしくしてやる』という状況でバンジョーたちが正解したらしっかり遅めの攻撃にする」など律儀な面もある。
家族がおり、妹のブレンチルダはグランチルダにまつわる様々なエピソード（後のクイズでこれにまつわる問題が出される）を教えてくれる。「2」ではブレンチルダの存在はなかったことにされ、代わりに超ガリガリのミンジェラと超デブのブラウベルダという二人の妹が登場する。
シリーズ通しての悪役のため、毎回バンジョーの冒険の原因を作り出している。「1」ではエネルギーを吸い取り美しい姿になるためにバンジョーの妹チューティをさらい、「セーブしておわる」を選ぶと野望が成就して美しい姿となり、代わりにチューティがモンスターのような姿になってゲームオーバーとなる。「2」では仕返しのためにバンジョーの家に魔法をぶちかましてボトルズを殺害し、さらに自分が完全に蘇るためにキング・ジンガリンのエネルギーを吸い取りゾンビ状態にさせた。「ガレージ大作戦」では頭だけの状態で復活する執念深さを見せた。
一方で悪役の宿命か毎回悲惨な目に遭っている。「1」ではジンジョネーターの攻撃を受けてグランチルダのとりでの屋上から落下、落石によって穴が塞がれ生き埋めになってしまう。「2」では妹たちの力で穴から脱出しホネだけの姿で復活するも、最終決戦では自分の攻撃で自爆し頭だけになり、「ガレージ大作戦」ではバンジョーに負けてログのゲーム工場で馬車馬のごとく働かせられる羽目になった。日本未発売のGBA用ソフト「バンジョーとカズーイの大冒険 グランティの復讐」では生き埋めの状態から魂だけがメカの体をもって復活したことがあるが、倒されたことで魂は再び生き埋めの体のもとへ戻った。
ちなみに「2」のマルチプレイモードではプレイヤーキャラとしてグランチルダを操作できるゲームもある。
バトル
「1」ではホウキに乗って空を飛び回り体当たりを仕掛けてきたり高速の魔法弾を繰り出してきたりする。スキを見てタマゴミサイルをぶち込んだり、自らも空を飛んでくちばしミサイルで体当たりするなどで攻撃しなければならない。途中から封印されたジンジョーの力を借りて攻撃させることになる。最後には最強のジンジョネーターに大量のエネルギーを供給し封印を解き放つことでグランチルダを倒すことができるだろう。
「2」ではドリルマシンマジョ1号に乗り込み戦う。グランチルダへはタマゴばきゅーん状態（いわゆるFPS）で攻撃する。先述の通り途中で出題されるクイズに正解すればグランチルダの魔法攻撃が若干遅くなる。途中でマジョ1号の武装が増えたりエンストを起こしたり毒ガスがバラまかれたりするが、落ち着いてグランチルダのみを狙おう。
「ガレージ大作戦」ではステージの進行に応じて何度も勝負を仕掛けてくる。特にクルクルやまでのラストバトルは強力な5台のマシンと順番に戦わなければならない。あらゆる場面に対応できるマシンを組み立てて戦おう。
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関連項目
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