「指揮官か……我が名はツェッペリン。さぁ条件が全て揃った。では開幕するとしよう……終焉のシンフォニーを」
グラーフ・ツェッペリン(アズールレーン)とは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SENである。ドイツの未完成空母『グラーフ・ツェッペリン』をモチーフとしている。
我はツェッペリン……この名は捨てても構わぬが、呼びやすいようなら我をこう呼びたまえ
KAN-SEN名 | |
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グラーフ・ツェッペリン KMS Graf Zeppelin |
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基本情報 | |
所属 | 鉄血 |
艦種 | 航空母艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 茅野愛衣 |
イラスト | 木Shiyo |
艦歴 | |
国籍 | ドイツ |
出身地 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 キール |
造船所 | ドイチェヴェルケ社 |
艦級 | グラーフ・ツェッペリン級航空母艦ネームシップ |
進水日 | 1938年12月8日 |
就役 | 完成せず未就役(ナチスドイツ軍) |
最期 | 1947年8月17日(沈没) |
備考 | |
イベント「鏡射されし異色」の期間限定かつ建造限定のSSR艦。期間限定建造艦にSSR駆逐艦でドロップでも出るZ46やSR重巡のアドミラル・ヒッパーも存在し、他のSSR艦ももちろん建造されるので歴代イベント建造の中でも入手難易度は高い方。人によってはZ46やヒッパーは出てもグラーフは全く出ないという人も…。
2018年5月現在は入手不可能。新たな鉄血イベントで復刻建造、あるいは通常建造や海域への実装を期待しよう。
2018年6月28日から「鏡写されし異色」が復刻開催される。依然建造限定なので、新規の指揮官や前回取り逃がした方はリアルラックを信じてぜひ手に入れよう。2019年5月現在はまたも入手不可能となっている。未入手の指揮官は次の機会を待とう。2019年8月15日に特型建造に通常実装となった。もちろん、資金とキューブの手持ちと相談の上で、焦らずに狙いたい。
ふん、容姿だけですべてが決まればいいものを……
長い銀髪と赤眼の持ち主。胸元が大きく開いたタイトスカートの黒い軍服と軍帽、パンストを着用し、上から白い外套を羽織っている。その威風堂々たる姿はまさに伯爵の名が相応しい。そのボディも胸部装甲・腰回り・太もも・足先に至るまでグラマラスそのもの。だがゴージャスではあるが決して下品ではなく、どこか気品を感じさせる。下着も品の良さそうな白だし。
艤装は鉄血共通である生物のようなもの。船首部分がサメのような形をしており、腰掛けている部分の口から砲口らしきものを覗かせている。ゲームのシステム上対空砲も無いのに何に使うのだろうか?形状が複雑なため、艦載機の発着艦がしにくそうな気がしないでもない。
この世を悲観し破滅を願う厭世家。更に筋金入りの神嫌い。全てを憎んでいると豪語し、絶望と諦観を覚えつつも、それらに憎悪を募らせていることを隠そうともしない。その一方で心の奥底ではそんな自分を誰かに救済してほしいと思っている。
「とあるもの」の傀儡である指揮官を憐れみつつ、彼らの戦いを終焉への糧であると蔑む。しかし協力者として期待もしており、数少ない心許せる存在としても認識しているようで、局部タッチをすると、「さすがは我が選んだもの」とむしろうれしそうである。そして、指揮官を「卿」と敬意を込めた言葉で呼び、指揮官との関係を「甘美」だと言う。だが、それは所詮限られた時間であり、永遠に生き続けるものは憎悪だと嘆息するのである。
とまあ、極めて自己矛盾にまみれつつ、絶望と希望の狭間をさまよう女性、それが彼女なのである。
( >_<)<憎んでいる。すべてを。
しかしそんな容姿と性格に反して、寮舎におけるSDキャラのアクションにはお茶目な行動が多い。
( >_<)な顔をしながら波動砲らしきものを発射しようとして失敗し、気持ちよさそうな顔をしながらお風呂に浸かり、ベッドに寝かせれば幸せそうな顔ですやすや眠る。あなた本当に全てを憎んでいるんですか?
あまりにものギャップを前にした指揮官たちから、結果付けられた愛称が「にくすべ」。実は外面が物騒なだけで根は無邪気な良い子なのかもしれない。下着白いし。
なお、「にくすべ」の後に「おばさん」を付けて呼ぶ向きが一部に見られるが、やはり「お姉さん」と呼んであげたいところ。「にくすべおばさん」を連呼して、Ju-87cの爆撃を受けたとしても当方は関知しかねるのでそのつもりで。
水着着せ替え「砂浜のウルズ」
2018年6月28日のアップデートで水着着せ替え「砂浜のウルズ」が実装された。
「卿の希望ゆえ着替えてやったのだ。卿が行かないとなれば、我は……怒るだろうな」とグラーフ本人は言うが、実は心の中はウッキウキなんじゃないだろうか?
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これにはかの総統閣下も「おっぱいぷるんぷるん!」とご満悦であろう。
そして、お着替え状態で寮舎に入ってもらうと、やはりひよこと戯れたりステージでノリノリで踊ったりお風呂でリラックスしたりすやすや眠ったり…と相変わらずの「にくすべ」っぷりである。
7月15日までの限定販売なので、それまでに買うといいにゃ。たとえ母港にグラーフが来てなくても願掛けとして買うがいいにゃ。2019年5月現在は売り切れ中であるにゃ。再販を待つにゃ。上記通常実装と同時にこの水着も通常販売になったにゃ。最初の週は割引期間なので、ぜひこの機会にどうぞにゃ。
これでもくらえ、この不埒者ォ!
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子供が産まれました。
ベルちゃんと同じくKAN-SENとよく似た謎の少女、ツェッペリンちゃんが登場。
ほぼ無表情なグラーフ・ツェッペリンとは対照的に非常に喜怒哀楽がはっきりしている。まるでにくすべが普段隠している感情を全てさらけ出しているようだ。
彼女によれば母港にいるのは「ユウカイされた」からとのことで、指揮官たちは例のあの人 の仕業ではないかと疑っているが…。さすがにこれは冤罪でした。実際は彼女が鉄血の本拠で生まれたと思いこんでいたからで、結局グラーフ・ツェッペリン自ら彼女を里親として引き取ることにした模様。主力艦が不足しがちな鉄血としては貴重な戦力の誕生である。
敵にふさわしい場所は墓以外あらぬ(性能)
スキル1:鉄血の翼
鉄血陣営の艦が受けるダメージを5%(MAX15%)軽減(2020年12月22日追加)
味方艦隊の鉄血艦船が1隻につき、自身の航空が1%(MAX5%)アップ(最大3隻分まで加算可能)
スキル2:鉄血の鷹
クラップ製艦載機(Bf-109T、Me-155A、Ju-87Cなど)を装備している時、それぞれの威力補正が15.0%(MAX30.0%)アップ(2020年12月22日更新)
自身が鉄血艦載機を1枠以上装備している場合、自身の全ての艦載機枠の威力補正が15.0%(MAX30.0%)アップ
耐久寄りの性能を持つ空母。常時発動型のスキルの効果も相まって、単純な耐久力で言えば標準的な戦艦と遜色ないものとなっている。よほどの高難度海域でなければ単独で旗艦運用しても大丈夫なほど。その代わり他の性能は低水準であり、攻撃スキルやバフスキルも持ち合わせていないことから、火力の面で言えば他の空母よりも一歩劣る。ボス戦での火力不足に陥り易いため、戦艦を編成するなどして火力を補おう。特に主力艦隊の編成を狭めてしまいがちなティルピッツとは好相性。色彩的にも白と黒とで見映えが良い。ティルピッツの下着が黒なのかは分からないが。
スキル1「鉄血の翼」は鉄血陣営に属する艦が受けるダメージを軽減する防御スキル。鉄血陣営を主軸とする艦隊を編成するのであれば、要と言っても過言ではないほど重要。鉄血陣営の外から回復スキルを持つ艦を連れてくれば、長い持久戦に耐えうる鉄壁の艦隊にすることが可能である。(その代わり回復スキル持ちの艦、つまりロイヤルのユニコーンやパーシュースなどはスキル効果対象外になるので注意。)
2020年12月22日のアップデートで、味方艦隊に鉄血艦船がいれば航空値がアップする効果が追加された。これは、当然グラーフ・ツェッペリン自身も含まれるため、彼女単独でも5%の効果を、そして他に2隻いれば最大値の15%アップが得られる。
スキル2「鉄血の鷹」はクラップ製艦載機の威力を底上げするスキル……なのだが、対象となる艦載機自体の性能が軒並み低いため実用性はイマイチ。艦載機が出てくる対象の装備箱が「スクラップ箱」などと揶揄されている時点で察していただきたい。一応具体的に言うなら、戦闘機のMe-155Aは爆弾非搭載のため対艦性能が低く(機関砲で攻撃するので、敵艦にダメージを与えてはいるようだ)、爆撃機のJu-87cは爆撃範囲が広いために敵艦個体にダメージを集中しにくい(その代わり、小型艦の集団を一掃するのは得意)ことが理由である。
総じてボス戦には不向きなので、自慢の耐久力を活かせる海域道中の攻略に運用するのが現状の最適解。将来的に鉄血の科学力は世界一ィィィと言いたくなるような、より強力なクラップ製艦載機が実装されることを期待しよう。
…だったのだが、2020年12月22日のアップデートで、1枠でも鉄血艦載機を装備していれば、全ての艦載機に適用するように改善された。しかも、3凸後には3番目の装備枠に攻撃機を装備することも可能になった。これで、並みいるSSR空母たちと全く遜色ない敵艦個体への攻撃力を発揮できることとなる。基本的には戦闘機を鉄血のMe-155Aとし、爆撃機をユニオン製のデストロイヤー、攻撃機をロイヤル製のバラクーダかファイアブランド(重桜魚雷を選ぶなら、流星)にするのが王道だろう。理想は同時期に実装されたスツーカの雷撃機型を装備し、戦闘機を爆弾搭載型にする形だが、問題はそのスツーカ雷撃型が開発でしか入手できない超貴重装備なことだ。
失っても取り戻せるもの……最初から存在すべきではない。そう思わんか?
航空母艦『グラーフ・ツェッペリン』は硬式飛行船の実用に成功したツェッペリン伯爵(グラーフ)にちなむ名を持つドイツ唯一の空母であり、未完成艦である。下着が白いのは未完成の暗喩かもしれない。
未完成艦だが、唯一のドイツ空母なので第二次世界大戦をモチーフにしたゲームでドイツに空母を出すとなると必然的にグラーフ・ツェッペリンとなる。おいしいのか悲しいのか良くわからないポジション。
建造の際には帝国海軍から参考として赤城の設計図を見せてもらったり、イギリスの空母フューリアスを参考にしたそうだ。また、空母でありながら15cm連装砲塔をなんと8基も積んでいた。
その他の詳しい艦歴はWikipediaの該当記事や関連書籍も参照。
動画は好きだ。すべてを見渡し、すべての破滅も眼中に納められるからな……
静画を与えてくれる者が、果たして卿が真に努力を捧げたい存在だろうか?
項目は所詮関連したカードでゲームするだけというなら、いっそう項目そのものを壊す気にはならないか?
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脚注
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