コマネチとは、
- 実在する姓(Comăneci)。
- ナディア・コマネチをもとにしたビートたけしのギャグ。
- アニメ「ウサビッチ」に登場する、ヒヨコのように見えるキャラクター。→ウサビッチの記事参照
- 実況プレイヤー。→コマネチ(実況主)参照
ここでは体操競技選手のコマネチに触れ、そのあとにギャグのコマネチについて述べる。
ナディア・コマネチの概要
幼いころからベッドの上で飛び跳ねて壊すほど元気な性格だった。同時にその体操の才能を見出され、英才教育を受けていた。1976年に14歳で参加したモントリオールオリンピックで、段違い平行棒と平均台で近代オリンピック史上初の満点を獲得し、金メダルを3個手に入れた。当時の得点板は満点を想定しておらず9.99点までしか表示できなかったため、得点板に「1.00」と表示されたというエピソードが有名。
白いレオタード姿で並外れた技を魅せる可憐な姿は「白い妖精」と呼ばれた。
1981年に引退し、以降は体操の指導者として活動した。ルーマニア革命の直前である1989年にはアメリカに亡命し、亡命を手助けした男性と不倫していたという噂が立ちスキャンダルとなった。
その後1994年にアメリカの体操選手であるバート・コナーと結婚し、1996年にルーマニアに戻り結婚式を挙げた。現在でも指導者としての活動を続けており、柔道などの他のスポーツ振興にも取り組んでいる。
ギャグのコマネチの概要
レオタードを着ると股間周辺にできるV字のラインを模して、がに股の状態で開いた手を添えて上下に動かし「コマネチ!」と叫ぶギャグ。このときの手の角度はだいたい36°。ナディア・コマネチとの接点は名前とレオタード以外に特にない。
お笑い芸能人のビートたけし(北野武)が1980年代に考案し、テレビ番組の影響で人気となった。現在では一発ギャグの代名詞となっている。
なお、ナディア・コマネチ本人もこのギャグを知っており、対談時にコマネチは「(ギャグで儲けた分け前を)50%私にくれるというのはどうかしら?」「コマネチを始めたころはレオタード着てたの?」というジョークを言っている。最後にはたけしと2人でコマネチを行った。
関連動画
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関連項目
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