コントレックス(Contrex)とは、フランス産のミネラルウォーターである。
概要
フランス北東部のヴォージュ県コントレクセヴィルで採取した湧き水で、ヴォージュ県ではコントレックスの他に「ヴィッテル」「エパー」と言ったブランドのミネラルウォーターの源泉が存在する。
1760年に源泉が発見され、1861年にフランス厚労省がナチュラルミネラルウォーターとして公認しているが、現在の名前になったのは1976年。日本では1990年代前半から店頭で見られるようになった。
日本での販売は2013年末まではサントリーフーズが、2014年以降はポッカサッポロフード&ビバレッジが行っている。
日本では海外産のミネラルウォーターとしてはボルヴィックやエビアン等に次ぐシェアを持つ。
特徴
圧倒的硬度
とにかく硬い。
一般的に硬度が低い(軟水)水ほど口当たりが良く、硬度が高い(硬水)水ほどクセが強いと称されるが、このコントレックスは硬度が1,468と非常に高い。
どれくらい高いかというと…
WHOの基準では硬度180以上の水を「非常な硬水」としているが、このコントレックスは硬水ミネラルウォーターの代表格であるエビアンも真っ青の硬度であり、日本で入手しやすいミネラルウォーターの中では最高レベルの硬度でもある。
上記のとおり硬ければ硬いほどクセの強い味になるため、当然ながらコントレックスも非常にクセが強くかなり飲む人を選ぶ。というかぶっちゃけ不味い。箱買いして後悔すること請け合い。
しかしこの世にはこのコントレックスよりを遥かに越える硬度の水もあるから恐ろしい。→ドナウォーター
美容効果?
硬い水ほどカルシウムやマグネシウムといったミネラルが多く溶け込んでおり、また所詮は水であるためこれらをノンカロリーで摂取することが可能である。一方で飲むことでお通じが良くなるなどと言ったデトックス効果を謳っている物が見られるが、これはマグネシウムに下剤作用があるため。
単に下剤成分が多く溶けている水を飲んでいる事に過ぎないことに留意する必要がある。
このため、硬水に飲み慣れていない人はお腹を下しやすいので注意が必要。パッケージにも乳幼児への飲用を控えるようにとの記載がある。
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