コードの魔術師とは、単純によくあるコードの進行以外に斬新な進行を用いることにより、曲に独特の雰囲気を与えているVOCALOID楽曲につけられるタグである。奇抜なだけではないことに注意。
その実はコード進行というより転調が巧みと言った方が正確かもしれない。「コード進行」という固定概念にとらわれているモノには決してたどり着けない極地である。
概要
コード進行を覚える際には「I→IV→V→I」「I→V→I」のような教科書的進行から覚えることが多いが、そのようなコード進行だけではシンプルで単調になりやすい(童謡調ともいう)ため、おしゃれにしたりインパクトを与えるためにはどこかで個性を発揮する必要がある。作曲初級者がまず悩む所。
とはいえ、現在では王道進行、カノン進行と呼ばれるものも発明当時はどこかのコードの魔術師によるものであり、下記に出てくる上級者向けの進行にもいつか王道を食う可能性があるものもあるかもしれない。
このような上級者向け進行は音数の多いm7、M7を利用したり転調したりしやすいジャズなどに多く見ることが出来る。
コードの魔術師
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