サンホラコラボ祭りとは、SoundHorizonの6thStoryCD「Moira」の発売を記念して、2008年8月1日から同年9月3日までの間開催された祭りである。アイマスPにしてサンホラーであるかめPによって企画された。
祭りの目的
の二つである。
この目的は、この祭りに参加した多くのうp主達によって達成されることとなる。
参加方法
かめPが定めた参加方法は、
以上の二つであった。「サンホラ関連の動画であるなら何でも良い」という決まりであったため、ジャンルを超えて多くのサンホラーがこの祭りに参加するに至った。
開催までの経緯
かめPがいつこの祭りを開催しようと思い立ったのか、それは私(この記事の編集者)の識り及ぶ所ではないのだが、かめPが最初にこの祭りの事を話した相手は、かめPと同じく765幻想楽団の一員である、月極Pだった。月極Pによると、かめPが最初に漠然とこの祭りの話を始めたのは2008年の3月末くらいのことだったらしい。
この祭り、当初の計画では「アイマス×サンホラ」の祭りであった。4月21日、かめPによって出された計画によると、この祭りは「アイマスとサンホラが両方好き」なPの参加するイベントで、開催期間は「8月1日から31日まで」であった。だが、約一ヶ月後の5月18日には「サンホラーまたはサンホラが好きだという人なら誰でもOK」とし、更に「アイマス以外にミクやアニメのMADとかそういう」作品も可とされた。
「盛り上がらないのではないか」という一部Pの心配をよそに、かめPはものすごい勢いで祭りの準備を始めた。具体的に何をしたかと言うと、過去に作品をうpしたうp主達に可能な限り連絡を取って参加するよう頼んだり、ブログで告知したり、告知動画をニコニコにうpして宣伝したりした。
かめPの必死な努力により、参加表明するうp主はどんどん増えていった。
途中、「Moira」発売延期によって、アルバムの発売日が祭り終了後の9月3日になってしまうという予想外の出来事が起きたが、祭り開催期間を当初の予定であった「8月31日まで」から「9月3日まで」に延長することで事なきを得た。
「かめP将軍に続けー!」とばかりに、有志によるCMも制作された。
そんなわけで、サンホラコラボ祭りは8月1日に無事開催された。
祭りの様子
この祭りでは、前奏曲(祭り開始前にうpされたが「サンホラコラボ祭り」タグをつけて参加させたもの)や告知動画、ちょっぴり遅刻しちゃった動画などを含め、150作品もの動画がうpされた。なお、これは「サンホラコラボ祭り」タグが付いている動画のみの数字なので、実際はもう少し多いかもしれない。
祭りの期間中は、普段ではありえない勢いでサンホラ関連動画がうpされた。歌ってみた、描いてみた、MADなど、ジャンルも様々であった。
この祭りの当初の目的であった765幻想楽団作品も、数多くうpされた。
無論かめPも素晴らしい765幻想楽団作品をうpした。
まだ見ていない諸君、今すぐ見て、この祭り最大の功労者を称えようではないか。
フルートでサンホラ曲を演奏することに定評のあるうp主「ぴえーる」提唱の「SoundHorizonKingdom国家をみんなで歌う・演奏する」プロジェクトには、総勢27人が参加し、この祭りのフィナーレを飾った。
もちろんかめPも一緒に歌っている。
まだ聞いていない諸君、今すぐ聞いて(ry
結局、最終日まで途切れることなくうpは続いた。ニコニコにいるサンホラーの多さを実感させられたユーザーも多いことだろう。
この祭りの影響も大きいのだろう、サンホラのメジャーデビュー後3つ目となるアルバム「Moira」は、市場で900枚以上売れ(しかも限定版だけで。通常版も合わせるともっと多い)、オリコンチャートにも入ってしまうという快挙を成し遂げた。
かめPを陰で支え続けた月極Pは、祭りのまとめ動画を制作し、うpした。途中のちょっとしたかめPに対するジョークも、彼がコラボ祭りを思いついたその時から共に意見を出し合ったほどの仲だからこそ、大問題に発展せずに済んだのである。良い子は決して真似しないこと。
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関連項目
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