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ザ・グレート・サスケとは、みちのくプロレス所属のプロレスラーであり、
"東北の英雄"、"Mr.満身創痍"、"自爆人間国宝 "、"マスター"の異名を持つ同団体社長である。
マスターの概要ってご存知？
1969年7月18日生まれ。岩手県盛岡市出身。本名：村川政徳非公表。
新日本プロレス学校を卒業した後、ユニバーサル・プロレスリングに入団。1990年に本名でデビューした後、MASAみちのくのリングネームで活動する。この時のデビュー相手はモンキーマジック・ワキタ、後のスペル・デルフィン。
メキシコへ遠征した際に覆面レスラーのニンジャ・サスケに変身。1992年に帰国したのを機に、ザ・グレート・サスケに改名。同時に東北六県にプロレスを根付かせることを目標とした地域密着型団体みちのくプロレスの設立を宣言。スペル・デルフィン率いるデルフィン軍団と激闘を繰り広げる。
1994年に新日本プロレスが主催したスーパーJカップに出場。獣神サンダーライガーから大金星を上げ、その大会で準優勝に輝く。また、1996年に同じく獣神サンダーライガーと対戦して、IWGPジュニアヘビー級のベルトを奪取。一気にサスケおよびみちのくプロレスの名前を全国に知らしめる。
1998年にスペル・デルフィンと団体の経営を巡って対立。このことがきっかけでヒール（悪役）に転向し、青い縁のマスクをかぶりSASUKEに改名。サスケ・ザ・グレート、マスクド・タイガー、クレイジーMAX、望月成晃、茂木正淑らと「SASUKE組」を結成し、デルフィン率いるみちのく正規軍と抗争を展開する。暴走を繰り返し、デルフィン他所属選手が大量に離脱するにまでに発展した。(この時デルフィンが社長になって旗揚げされた団体が、現在の大阪プロレスにあたる)その後は新崎人生の説得により改心し、もとのザ・グレート・サスケに戻る。
2003年の岩手県議会議員選挙に立候補し、トップ当選を果たす。マスク着用問題や公務とは関係のない興行先のプロレス会場までの新幹線運賃に、議員に交付される政務調査費を当てた疑惑など問題を引き起こすが、2007年の岩手県知事選挙に出馬するために議員辞職する（ちなみに知事選挙の結果は落選。2011年の岩手県議会議員選挙に再び立候補するが、あえなく落選する）。
佐藤秀＆恵の佐藤兄弟（現：バラモン・シュウ＆バラモン・ケイ）との対戦となると、必ずと言っていいほどハチャメチャな試合展開になる。毎年年末となると、後楽園ホールにて「宇宙大戦争」と称して、ハチャメチャな試合展開をさらにひどくしたビッグマッチを行っている。
そんなトンパチ（破天荒、規格外れ）な振る舞いに反対する人間も多いが、誰もができないような飛び技、自爆、気絶してしまうような危険な受け身、または独特のプロレスの考え方に対し、支持する人間も多い。なんだかんだで東北での人気は高く、地域密着型プロレスの礎を作った功績は大きい。
ムーの太陽
長年抗争を繰り広げていたサスケとバラモン兄弟だが、バラモン兄弟はそもそも「宇宙人を地球から守るために戦っている」ということを知ると、同じ目的を持つ仲間として結託を要求。長年の抗争に終止符が打たれ、ついにサスケとバラモン兄弟が合体し、ムーの太陽を結成。
サスケはマスター（当初はメシアと呼ばれていた）、バラモン兄弟はその使途という設定となっている。
入場時にはマスターが会場にいる子供の中から1人選ばれし者に飴を食べさせて念を送っている。また、試合終了後にはマスターからありがたいお言葉が送られる。
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