シェンガオレンとは、カプコンのアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズに登場する甲殻種のモンスターである。
別名「砦蟹」または「仙高人」(仙高人の中国語読みがシェンガオレンである)。「シェンガレオン」と間違えられる事もよくある。
概要
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ダイミョウザザミやショウグンギザミと同じ甲殻種(よく間違えられるが古龍種ではない)だが、体長がとてつもなく大きい。
ヤドにしている頭蓋骨はラオシャンロンのものであるが、ハンターが実際に戦うラオシャンロンの頭部より明らかに大きい。
縄張り意識が非常に高く、自身の縄張りを侵す者に対して激しく攻撃を仕掛ける傾向にある。
攻撃方法は踏み潰し、鋏、ヤドからの酸弾放射の3種類。
戦う場所はラオシャンロンや錆びたクシャルダオラなどと同様、街と砦のいずれかである。
砦の耐久度が0%になる前に討伐するか追い返さなくてはならない。
弱点となる属性は龍か火、次点で雷。
弱点部位はヤドの中にあるコブであるため、弱点を狙うつもりならガンナーが望ましい。
近接武器でも当てる事はできるが、ダウン中のみなのであまり当たる状況は少ない。太刀や大剣ならしゃがみ移動中でも当てられるらしいが、定かではない。
歩くごとに大地が揺れ、足を着地させた時に近くにいると行動不能になる。これは耐震のスキルを装備するか、耐震の旋律が吹ける狩猟笛を持つハンターがいれば無効化することが出来る。
酸弾は主に施設に対して直接放つ事が多いが、まれに別エリアまで到達して移動中のハンターに理不尽な死をもたらす事がある。
ヤドが壊せる他、足も部位破壊可能。ヤドの部位破壊はガンナーなら撃破のために貫通弾を撃っていれば必然的に破壊できるほど楽であるが、剣士だと攻撃の機会が少ないため難しい。
足の部位破壊にはタイミングを見計らう必要があり少々コツと知識が必要だが、特殊な素材が手に入る為、慣れてきたら狙ってみよう。
足の破壊を狙うなら火属性ハンマー、撃破を優先するなら弱点を狙い打てる貫通系ガンナーが向いているとされる。また安全にひるませつつ戦うなら双剣が一番楽か。
最終エリアでの戦闘BGM「大敵への挑戦」はMH2系のメインテーマのアレンジ曲であり、大変盛り上がる人気曲である。
MHF
MH2続投組。
ラオ同様上位では途中討伐不可能なので敬遠されており、
超大型故に特異個体もG級進出も気配すらない。
ヤマツカミ同様PS3の参入によってHR30試験官の座を追われてしまった。
剛種
MHFシーズン5.5(2009/6/17)にてラオシャンロンと同じく剛種のシェンガオレンが実装された。
原種と段違いのスピードと圧倒的な攻撃力で砦に侵攻し、実装当時に挑んできたハンターたちを大きく驚かせた。
その攻撃力は剣士でも一発喰らうだけで瀕死に陥るほどで、ガンナーでしかまともに攻撃ができない。
剛種ラオシャンロンと同じく途中討伐が可能なので、砦を落とされる前になんとか討伐したい。
生産できる剛種武器は無属性で、防御力アップ効果を持つ。無属性と防御アップの効果しかなく、その他に突出した性能がないため武器としての人気は低かった。
他にも「古龍種の顎」という素材の救済クエストが配信されたときはなんとボウガンと弓禁止という誰得仕様であった。近接武器がヤドに群がって一生懸命攻撃している姿はどこか虚しさを感じる。あまりにも人気がなかったので最終的には全武器種が使えるようになった。
フォワード2までは消費する剛チケは2枚のままだったので、「武器が微妙なのに、二枚も使って行く必要はない」と更に人気は落ちてしまった。(運営いわくお得クエストだから二枚のままにしていたとのこと)
以上のことからネ実では「糞蟹」というあだ名をつけられることとなり、不人気モンスターの代名詞としてよく例に挙げられている。
フォワード2からはラオシャンロンともに剛チケの消費数が一枚になった(後のG9.1で剛種のチケット制自体が廃止された)ので、以前よりも気楽に剛シェンのクエストに行くことが可能になった。シェンの人気もある程度は回復したと思われる。
そして更なる転機が訪れる。
フォワード5になって覇種とともに覇種武器が実装され、シェンガオレンの剛種武器も太刀とヘビィボウガンが覇種武器化。
ヘビィのほうは微妙な性能だったが問題は太刀である。
この殻王獄刀【玉鋼】は攻撃力1488と覇種武器でもぶっ飛んだ火力を持ち、
匠無しでも実用的な紫ゲージ、有りなら砥石を使う必要が無いほどの長さとなる。
またリーチ長、スロット2、防御+96、必要素材は覇種入門であるオディバトラスであるなど地味にうれしい部分もある。
太刀の赤秘伝+麻痺剣が広場を埋め尽くしていた頃であり、
当時の最新コンテンツであった覇種は変種や剛種同様属性があまり通らないとお膳立ては万全。
スピネルFX+玉鋼は全近接どころか全武器を過去にしかけ、赤イカタマコーとしてMHF時代終盤からG序盤に広く普及した。
故に剛種シェンも大人気となり剛種に挑むには豪華すぎるパーティーで回されることもあったようだ。
しかしながらG7でG級覇種武器を直接生産できるようになり、たとえこいつの始種武器を作りたいと言う人がいても剛種に行く必要がなくなり空気化中。
関連動画
関連項目
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