シャア・アズナブル単語

キャスバルレムダイクン
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シャア・アズナブルとは、機動戦士ガンダムシリーズの登場人物である。

CV池田秀一/田中真弓機動戦士ガンダム THE ORIGINの幼少期) / 小西克幸ガンダムさん)

あ、赤い彗星のシャアだ・・・に、逃げろ!「当たらなければ、どうということはない!」

私はシャアではないよ

 

「話の前に、もう1つ知っておいてもらいたいことがあります。

 私はかつて、シャア・アズナブルという名で呼ばれたこともある男だ!」

 

シャア専用概要

アムロ・レイと並び機動戦士ガンダムシリーズでもっとも良く知られた登場人物の一人。
い」「通常の3倍」「仮面の男」というお約束要素の元祖と呼べる存在。

パイロット指揮官として高いを持ち、Zガンダム以降の年代では政治的手腕や血筋だけではないカリスマ性も発揮し組織を牽引していく。

その一方で1stの後半からはアムロの成長に圧倒されて焦る姿やクワトロ時代の迷い悩む姿などから隙も多く、そんなところも長くされる所以なのかも知れない。

名前元ネタフランス大物シャンソン歌手俳優シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)から(と、なっているがBS特番で富野自身が”シャー”と来るからシャアだともっている)。
また、後述する「を自機のシンボルカラーに使い、敵味方から二つ名でも呼ばれるエースパイロット」という点は、第一次世界大戦中に自機をに塗っていたことで「男爵」等の異名をとったドイツ空軍の撃墜王、リヒトホーフェン大尉モデルだとか言われる。

機動戦士ガンダム

ジオン軍エースパイロット指揮官として第一話から登場。弱冠19歳でありながら階級は少佐

ルウム戦役いて戦艦五隻(実際はマゼラン戦艦1:サラミス巡洋艦4)を撃破すると言う驚異的な戦果を上げており、そうした戦果から異例のスピード出世をしている。
当初よりを暗殺したザビへの復讐を心に秘めていたが、素性と共にそれを隠しており、ドズル・ザビからは高い評価を受け、ガルマ・ザビとは友の間柄であった。

赤色は彼のパーソナルカラーとして正式に認められており(”真紅の稲妻”や”自称ジオン騎士”とかも使っているので、はシャア専用ではないようだが)、自分用MSを常に塗装していた。
その甲斐あってか、味方だけでなく敵からも「赤い彗星のシャア」と呼ばれた(実際のカラーリングという訳ではなく、サーモンピンクである)。

後にガルマ・ザビの前でみすみす戦死させた責任(実際は、直接手は下さなかったものの事実上の謀殺)を問われドズルにより左遷され地球を流浪する時期がある。(この時にカバスでララァ・スン運命的な出会いを果たすことになるのだが…)そしてキシリアの配下として戦線復帰する。

その際「シャア少佐」よりも発音しやすいという理由で二階級昇進し「シャア大佐」になる。
実はTV版ではキシリアに「シャア中佐」と一回だけ呼ばれていたが、も覚えてないのでかったことにして問題ない。

ガンダムパイロットであるアムロとは彼がガンダムに乗った当初から好敵手であったが、実際に生身で対面したのは中立地帯のサイド6であった(初対面の際はアムロと気付かなかった)。

その後ララァを失った事などが契機となり、ニュータイプを自覚出来るようになる。

最終決戦舞台ア・バオア・クーではジオングに搭乗し、当初はサイコミュを十全に使いこなせない事に焦りを見せるも、ガンダム相手に相討ちまで持ち込むなど善戦。
脱出後はアムロレイピアによる兵戦にまでもつれ込むが結果はつかず、セイラに脱出を促した後、自身は歩兵バズーカで脱出しようとするキシリアを射殺し、ザビに引導を渡した。
この時の有名な台詞、「ヘルメットがなければ即死だった」という発言から本人は負けを認めていたとも取れるが、ヘルメット越しにレイピアが刺さってかすり傷だったシャアに対し、アムロは利き腕の方の肩に突き刺さり重傷になっていた。
もしも実妹のセイラの制止がなければアムロの命はなかっただろう。

TV版ではそのまま消息不明になるが、劇場版ではア・バオア・クーを脱出する艦に彼のシルエットが映されている。

基本的に腕に自信があるからか、撃墜されるつもりはない=パイロットスーツを着ない(仮面をつける)と言う独特のスタイルを持っており、部下に身の安全を考えてパイロットスーツを着てくださいとお願いされても着なかったほど(別の機会にララァからもお願いされていたが、その時も結局着なかった)。
が、最終決戦の際にはさすがに着用した。

機動戦士Zガンダム(&機動戦士ガンダムZZ)

クワトロ・バジーナの項も参照。

ちなみにキャラデザイン当初は内に着ているハイネックがロングTシャツで、いわばヘンケンと同じような構造だったのだが、色定の行き違いによりノースリーブとなってしまった。
初代の少年らしさが残るスレンダーな外見と違って、成人男性の逞しい二の腕を強調できそうということでそのまま決定されたらしいが、『いいトシしてキャプテン翼日向小次郎みたい』と一部に揶揄される。

劇中では自身の立場や周囲の期待に迷い、色々と振り切れていない弱さが強調されており、ハヤトからは「キャスバル=シャア」として活躍して欲しいと言われながらも、摘される度に「今の自分はシャアではない」と否定し続ける姿が見られる。
本人はいちパイロットとして振舞いたかった節もあるようだが、エゥーゴ代表であるブレックスフォーラが暗殺された際の遺言を受けて遂に決心し、実質的なエゥーゴ代表としてダカール連邦議会を占拠。
そこで自分が「シャア・アズナブル」である事を宣言した上でティターンズの非を訴え、世論をエゥーゴ寄りに傾けることに成功する。
その後もエゥーゴの要として政治的にもパイロットとしても活躍するが、コロニーレーザーを巡る最終決戦メールシュトローム作戦」にいてハマーンシロッコとの三つ戦を繰り広げた末、ハマーンとの一騎打ちに破れて生死不明となった。

Zガンダム最終話から約2週間後を舞台に始まる『機動戦士ガンダムZZ』では、前期OPアニメ及び第0話プレリュードZZ」のナレーションに登場するものの、作品全体では未登場である。
当初は終盤に登場する予定があったが、『逆襲のシャア』の制作が決定したでその役はグレミーに譲ることになった。

前作にべて俗っぽい描写やフランクな言動が多く(劇場版ではケーキして「私の分は?」、「だから未だにさんももらえん」など)、ある意味彼が最も生き生きとしていた時代であったとも言える。「ジオンエースパイロット」「ダイクンの子」という呪縛から(逃げていたとも言える半面)解放されていた時期だったからだろうか。

TV版では作劇上戦闘の中心がカミーユである為にあまり立った活躍はしていないが、劇場版では描写が見直され、カミーユ先輩としてきちんと振る舞い、戦闘シーンでの見せ場なども増えている。

小説機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 前編 」では戦場で相対したアムロとの問答で、戦争で狂ってしまったカミーユの事を聞かれ、才があることで脆弱なのを美徳だと思っている連中は大衆にみ込まれてしまったと表現している。
後年に発売されたPS版機動戦士Zガンダム」シャア編にいてハマーンとの最終決戦後が描かれた際には、大破した百式のコクピットからカミーユ精神崩壊を感じ取って覚醒したニュータイプすら押し潰される地球の現状に絶望。再三要請されていたネオ・ジオンの総帥となった。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

当時34歳。生死不明のまま表舞台から姿を消していたが、ネオ・ジオンの総帥として地球圏に飛来する。

依然としてスペースノイドを弾圧する地球連邦軍に対して宣戦布告し、人類(アースノイド)粛清を掲げる。が、その意は「アムロ・レイと正当な決着をつける」ことにあった。大仰な演説をしてみたり、あえて電車に乗ってみたりといったパフォーマンスをしたりと、本人も「漕なことをやっている」と自覚していた模様。
対等な条件で戦って勝利することが勝利であると拘りアナハイムを経由してνガンダムの製造を担当していたフォン・ブラウン工場へとサイコフレーム技術をあえてリークしている。

アムロリ・ガズィファンネルをほとんど使わずにサザビーで一蹴し、連邦軍本拠地のあるチベットのラサへ小惑星5thルナを落とすことに成功。本命のアクシズ落下作戦では撃ちこまれた核ミサイルを全弾撃墜するなど優位に進めていたが、ロンド・ベルがアクシズに取り付くのを許し、本人もアムロの駆るνガンダンムとの格闘戦の末にったが、最後はナナイが思念で横入りしたことに気を取られサザビー闘の末アクシズの表面で撃墜、沈黙。発射した脱出ポッドごと捕らえられてしまう。

ロンド・ベルがアクシズ分断に成功するも勢いが強すぎた為、地球引力に引かれアクシズの後部が落下を始めたそれを見て勝利を確信する。しかし諦めきれないアムロが1機でアクシズを押し返する中で、自機に搭載されたサイコフレームの共振現により発生した暖かなに包まれ両者共に行方不明になった(富野監督、演者の池田く二人は「死んだ」と発言している)。
劇中では幾度となくアムロと言い争いを続け、最初から最期の間まで分かりあうことは出来なかった。

秘書ナナイを愛人としていたりクェスを籠絡して自分の駒としていたが、自身はララァへの呪縛(『小説Zガンダム1巻 』パート7でこれが顕著な事が分かる)から離れる事が出来なかった。最期の間に発した言葉も自分をNTとして導いてくれるはずだったララァアムロが殺したことに対する怒りだった。

劇場版の原案をモチーフにした小説である、富野由悠季著の『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では最期の間が違っており、ロケットペンダントに収められたアルテシア写真を見ながら「(アクシズが落ちなかったのは)地球に住んでいるアルテシアにとっては良かったのだな」と独りゴチるなど一のであるアルテシアへの情が伺える。また『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から『機動戦士ガンダムUC』までを描いた特別番組『の肖像~シャア、そしてフロンタルへ~』でもシャアが最後に言葉を遺した相手はアルテシアだった。

シャア専用人物関係

アムロ・レイ

自他ともに認めるライバル。時代と共に敵→(立場上は)味方→敵とその関係は様変わりしていった。Z時代はを飲み交わし一見和解したような場面も存在していたが、この頃からシャアはアムロ打倒の計画を練っていたと思われる。
その優れたニュータイプについては危険視しており、ア・バオア・クー決戦ではセイラの横で殺チャンスを逃したこともあり、これからニュータイプの時代が到来すると予感していたシャアはせめて自分の同志になるよう説得したがそれはわなかった。

あくまで腐敗した連邦に属して、いつかは連邦の内部革を見るアムロとは結局を同じくすることはなかった。また、最期までララァを巡る因縁も解消できなかった。

なお富野監督ZZ放送前のインタビューで「悩む事から脱したシャアはアムロを狡猾な手段を取らなくても倒せる」と発言している。

ジオン・ズム・ダイクン

ザビへの復讐NTという存在、連邦からの独立、シャアの人生と思想を決定づけたと言ってもいい実の父親物語開始時には既に故人であるが、その辺りのあれこれはジオン・ズム・ダイクンの記事を参照のこと。

オリジンでは、作者安彦良和氏が逆襲のシャアをあらかじめ見ていたこともあって行動原理が最初からの為にあったと変されている。(あとジオン狂人であったかのようにあからさまに描かれている)

セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)

シャアに残った一のである。久しぶりに会ったら敵対する連邦軍の軍属になっていた。
強制的に軍から抜けさせるため、塊を送りつけたりしている。その後数度の再会を経るも相容れずに決別し、Z以降では疎遠になったが、ダカールでの演説を見てシャアの意を察知するなどやはり実のだけあって他人よりはの考えが分かるようだ。

からは複雑な感情を抱かれているようで、シャアがオールドタイプ(古きもの)を殲滅すると言った後ではブライトに「鬼子だ」などと言っている。

ララァ・スン

シャアがカバスで見つけた少女。強いニュータイプを持っていた。優しげで包容があり、シャアのニュータイプへの羨望が悪化する原因になった。彼女の死はシャアとアムロ両者14年に渡って大きなを残すことになる。

シャア自身は彼女愛していたと述べており、ララァ自身もそれを自覚しながら尽くしていた。

ハマーン・カーン

一年戦争後にミネバ・ラオ・ザビを守るためにアクシズへ隠遁した際に知り合った女性(当時14歳。ちなみに当時のシャアは21歳である)。
ミネバに関して政治的にそりが合わなくなり、対立の末シャアはアクシズから離れ連邦軍に潜入することになった。

Zガンダム本編ではアクシズ事実上のトップとして登場。
TV版ではエゥーゴとの交渉にて再会するが、やはりミネバ教育を巡る問題で交渉は決裂する。
当のハマーンのみシャアに対する未練が根強く残っていたようで、その後頭を下げたら援護要請を受諾したり、何度も殺意を向けつつも最後の最後まで執拗に自分の元へ誘っている。

ZZの時代にいてもシャアのを見ていた所を見るに、彼女の懸想もかなりのものだったとい知れるが、一方のシャアは後のアクシズ落としの際に「忌まわしき記憶」などと言っている辺り、かったものと思われる。

0083でもデラーズ・フリートノイエ・ジールを受領する際にわずかに登場。

Zガンダム」より過去の時代を描いた「機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像」にいては新デザインで登場。「鉄の女」なイメージのあるハマーンからは想像も出来ない可憐な姿にネットでは「はにゃーん」との通称が付き、遂にはGジェネDSMSV-R漫画にもデザインが輸入されることに。Gジェネではifとしてシャアと和解する展開が描かれ、更にはZZ時代の年齢でありながら選択肢次第で「Z時代」か「はにゃーん」の顔グラに変更されるという驚異の若返りを見せる。彼女アニメ劇中におけるあのような導者になった経緯が明に描かれており、己のカリスマと女の狭間で苦悩する姿も徴的。

ナタリー・ビアンキ

機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像」で登場。
一年戦争後にアクシズへ逃れたシャアの元へ付いた部下。非常に優秀な士官で、シャアが出撃する際に臨時の艦長を任された事もある。ハマーンとも較的年齢が近かったため、姉妹のような関係を築いていた。

ジオン視察名でシャアと共に地球圏へ行った際に想いを告げ、結ばれる。その後はシャアの子供妊娠したことが発覚したがハマーンはシャアを一方的に慕っていた為嫉妬を買ってしまい仲が決裂。エンツォ残党に襲われるもハマーンに見殺しにされおの中の子供と一緒に死亡してしまう。

シャアの女性遍歴の中ではしく、非ニュータイプの一般的な女性である。

レコア・ロンド

エゥーゴ女兵士
一見して経験豊富で勇敢な女戦士なのだが、正体は戦場で戦いのスリルイイ男め続けている。
クワトロに気があり、彼自身もまんざらではかったようだが、素顔を隠し続けるクワトロに失望し、またシロッコに惹かれた事もあってティターンズに寝返ってしまう。

そんな彼女行方不明(アーガマ内では戦死扱い)となった時、カミーユ卑怯だ、もっと優しくしてあげれば良かったのにと言う前にとりあえずブン殴って、シャアはサボテンが、をつけている……』という一見よく分からないことをき、カミーユはさらに苛立たせている。
これはレコアが自室に遺したサボテンを付けているのを見て、まるで戦死したレコアへの手向けのように咲いていると感じて口にしたセリフであり、同時にサボテン言葉「秘めたる熱情」のとおり、アーガマで抑圧されていたレコアの本性がシロッコの側で開する暗喩という解釈も出来る。

ちなみに、このセリフは「サボテンが、咲いている」と言い間違えられることも(池田秀一氏含めて)多い。

ナナイ・ミゲル

逆襲のシャア』でのシャアの片腕とも言うべき女性愛人でもある。
ネオ・ジオンの戦術士官で大尉でありながらニュータイプ研究所の所長を兼任しており、劇中後半アクシズで残ったシャアの存在を感知するなどニュータイプの素養がある部分を見せた。後作品においてサイコフレーム開発をしており、後年にまでを及ぼした。


地球寒冷化作戦が建前でシャア本人がアムロとの決着に固執していることを見抜くなど聡明で、ジオンダイクン息子として「スウィートウォーター」の救世主になったものの、地球を汚染するのが気がかりなシャアを慰め受け止めてくれるなどシャアの女性遍歴の中で最も気が効く女性。だが、シャアは一年戦争の時にララァおよびセイラがアムロとの戦闘に割り行った事で苦い経験をしているので、アクシズで最終決戦の際に思念を飛ばしてシャアを呼びかけた所「男同士の(戦いの)間に入るな!」とあえて突き放された。

クェス・パラヤ

強いニュータイプを持った家出少女。わがままで感情的に暴れる傾向があり、人の話は聞かないタイプ

地球連邦政府参謀次官のだが、地球から宇宙を支配した気になっていてその上浮気性なアデナウアーには想を尽かしていた。期待していたニュータイプらしきアムロにも刺を感じなかったクェスは敵であるシャアに誘われてネオ・ジオンに参戦した。

ネオ・ジオンに入ってからのクェスは多少は強化されたもののNTを開させていき、戦場の気を感知するまでにを拡大させた。その感知アムロララァが持っていると昔からシャアが思っており彼を魅了していた。

結局アムロとシャアが彼女が何をめ両軍を彷徨っていたのかを知るのは最後の最後だった…。

アルレット・アルマージュ

Twilight AXIS』で登場。一年戦争から『逆襲のシャア』までシャアの専用機開発に携わっていたエンジニア。何気に(生きている女性として)シャアとは最も付き合いが長い(ジオン→アクシズエゥーゴネオ・ジオン行動を共にしている)。フラナガン機関ニュータイプ被検体として様々な実験に関わった故に永遠のハイティーンえる容姿。

シャア専用ゲルググからサザビーに至るシャア専用MS開発整備、シャアのアクシズでの地盤固めに奔走しており、ぶっちゃけ赤い彗星」たるシャアが一番脚を向けて眠ってはならない存在。ニュータイプとしてはサイコミュ兵器は使えないが、前述の通りメカニックにおいて天才的冴え(外観見ただけで機体のコンディションが認知出来る)で相棒ダントンハイレッグと共にシャアの手足となる機体を用立ててきた。だが、聡いニュータイプ故にシャアの絶望も知ってしまっており(「この人の可性になれなかった」と述懐)上記の女性では一歩引いた立場になってしまう。

アクシズでの戦争サイド6に隠棲していたが、サイコフレームに携わっていた経緯からシャアと連邦を中心とした騒動に巻き込まれ、結果的にシャアの供養をする形で幕を引く事になった。(漫画版限定の)ナナイ・ミゲルと並んでシャアが去ってからの描写が見れる数少ない人物(あと家族と居場所を得ているので係わりがある人物の中では割と幸福)

シャア専用テーマソング

シャアが来る
曲そのものより、一使用されたシーンあんまりにもあんまりなことで有名。

シャア専用名前

シャア専用モビルスーツ

他に、アニメ本編以外で登場するシャア専用モビルスーツモビルアーマーとして

などがある。
また以下のような機体もあるが、厳密には専用ではなかったり搭乗していなかったりする。

宇宙に地上、中に水中と、複数作品に敵味方として長年登場したこともあって、乗った機体はガンダムシリーズ至上最もバリエーション豊富なパイロットの一人である(ゲーム版等を除く)。また、乗り換えた回数が多い割には機体を失ったのは各作品のラストのみである。(ジオング百式サザビー

シャア専用その他の活躍

機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像

一年戦争後からZガンダムまでの空白の7年間のシャアの行動を描いた漫画作者Zガンダム等のキャラクターデザインを手がけた北幸。

ザビへの復讐を果たしたシャアは、地球圏の外に位置する小惑星基地アクシズへと逃れる。そこでニュータイプを開させつつある可憐な少女ハマーン・カーン(14)と出会う。ハマーンであるアクシズ導者、マハラジャカーンのもとで情勢を安定させるために気を砕くシャアだったが、やがてエンツォ・ベルニーニ大佐の率いるとの対立が表面化していくことになる。

オリジナルZZ時代のキャラクター、そしてオリジナルモビルスーツモビルアーマーが多数登場し、また既存のキャラクター描写も従来のものと違う為、賛否が分かれる作品。シャアがクワトロになる過程や、シャアとハマーンの関係がどうしてああなったか…の一つの回答ではあるが、あくまでアナザーストーリーとして読むべきだろう。

機動戦士Zガンダム Define

幸による漫画。上記、「C.D.A」から設定を引き継いだ事実上の続編として連載開始し、2021年8月現在も連載されている。今回もシャアの視点を中心として描かれ、本来の役であるカミーユもうひとりの主人公的扱いとなっている。

原作にあたるTV版や劇場版べて、クワトロとなったシャアの行動もかなり変わっている。例えば、エゥーゴに加わったばかりのブライト々に自ら正体を明かす。セイラ(アルテシア)にも自ら会いに行く。アムロに対しても積極的に関係の緊緩和を図る。などといった感じである。既存キャラクターの中では、特にカイ・シデンがすっかり陽気な性格になっている(ミハル関連で若干救済されているためか)のが見もの。

連載途中から「の分嶺」という副題が付いており、今後の展開次第ではアニメ版の「逆襲のシャア」へつながる流れが大きく変わる可性もある。

機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還

Ark Performanceによる漫画。時期的にはZZ後、逆襲のシャアまでの間の物語

シャアはかなり物語が進んでからの登場となり、すでにネオ・ジオンの新しい総帥の座に就いている。なんとディジェバリエーション機に乗ってしまう。さらに、レッドウェイラインヴァースキ・バジャックといった実は因縁のあるキャラクターたちとモビルスーツ戦を繰り広げる。上記のアルレットアルマージュも登場。

詳細は個別記事へ→機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還

GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH(実写版ガンダム)

初代機動戦士ガンダムベースにしたアドベンチャーゲーム。登場する人物が全員実写シャアに至ってはガタイの良いケツアゴおっさんというルックスで登場。更にタチの悪いことに、原作キャストのままである。

詳細は個別記事へ→GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH

ニコニコ動画ではhacchi氏のゲーム実況が好評を博した。

機動戦士ガンダムUC

2007年から2009年まで雑誌ガンダムエースで連載された、逆襲のシャアの3年後、U.C.0096の世界を描いた小説。著者は『∀ガンダム』のノベライズや『亡イージス』『終戦のローレライ』などでも知られる福井晴敏氏。
赤い彗星再来」と称される仮面の男「フル・フロンタル」がもはや朽ち果てるだけだったはずのネオ・ジオン残党を立て直し、「袖付き」としてラプラスを巡る戦いを繰り広げる。
小説では容姿やは"シャアそっくり"だがジオン共和の用意した強化人間にシャアの絶望が取り憑いただけだった。

「ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」本物のシャアだとでもいうのか…!?

フロンタルの正体は小説版と変更はないが、アニメ機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の第21話で、実に31年ぶりに地上波アムロララァってシャアが登場した。

詳細は個別記事へ→機動戦士ガンダムUC

ガイア・ギア

1987年から91年まで雑誌ニュータイプで連載された、逆襲のシャアの約100年後つまりU.C.0200年代を描いた小説。著者は富野由悠季文庫本ラジオドラマCD共に絶版、現代では中古でしか入手できず、再販の見込みはい。

シャアの記憶(意識)をコピーしたマイクロチップを頭に埋め込まれた、シャアのクローンである青年フランシはその内なるに従い宇宙に出て反地球連邦組織メタトロン導者となり、地球支配を企む連邦政府のマハ・ゲイジスと壮な戦いを繰り広げていく。

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シャア・アズナブル

2491 ななしのよっしん
2024/03/15(金) 10:56:37 ID: AOM/f7fM5E
ロンドベルがネオジオンのこと調べてたけどコロニー住民が非協的で情報得られなくて後手後手になってたというしコロニー住民とそのコロニー住民が支持するコロニー施政者層からも協得てそうではある

シャアの顔とと経歴でなんか良さ気なこと(台本はホルスト)言えばそれだけで支持集まるだろう
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2492 ななしのよっしん
2024/03/16(土) 03:48:28 ID: 9JyguqBwBw
ダイクンの子キャスバル」と「一年戦争英雄シャア」という二つの顔に「ティターンズを挫いたクワトロ時代の実績」が加わればスペースノイドからの支持は得られるけど
シャア自身そういうアイドル一重人気と、政治家としての実を分けて考えてたからクワトロ時代の言動や逆シャアでの道化発言があったし
逆シャアでのシャア政治家っぽい行動、心底見下してるタイプの役人を騙しただけで、していた大望とかけ離れてるからね
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2493 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 11:00:04 ID: UIwuq5bDT2
富野監督出渕裕氏の対談での出渕氏による
「あいつ、サイコパスなんです。独善的で、共感がなくて、ウソばかりついている」
というシャア評に笑ってしまった一理ある
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2494 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 23:43:10 ID: PN3d8hr/Mz
アムロアコードが戦うと心読まれてもアムロがなお有利みたいなコメント・意見見たけどシャアVSアコードだったらどんな感じになるやら
幼少期から現在までに抱えてきた色んなものがドバッと相手に流れ込んできたりどこからかララァが出てきたりするんだろうか?
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2495 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 23:54:59 ID: PilYO8e5w7
年中自問自答を繰り返して上のの、決して本気になれない男やぞ
もう内はやりたいこと全部やったララァとの濃密なアレをはじめ、レコアさんとかハマーンとかナナイとか、ついでにぶん殴ってきたカミーユとかでドロドロのぐちゃぐちゃよ
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2496 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 13:56:16 ID: AOM/f7fM5E
>>2494
「闇に堕ちろ」されたらアムロでもシャアでも不利な気がする
アコード初見分からん殺しすぎる
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2497 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 21:44:27 ID: yuEkR9SGMh
>>2494
アムロが心読まれてもなお有利なら、シャアがやっても同じだろ
NTでは上回ってたはずのクェスとギュネイがタッグを組んでもが立たなかったアムロ一互の攻防を繰り広げたのがシャアだぞ
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2498 ななしのよっしん
2024/03/23(土) 21:16:43 ID: yL1jZiX7PL
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア監督富野由悠季×出渕裕トークショー公式レポート到着。『君たちはどう生きるか』や鳥山明への言及も
https://www.famitsu.com/news/202403/18337538.htmlexit

御大的にもZで味方にしたのは間違いだったと思っているのか。言っちゃ悪いが、戦時で自分のエゴに忠実な人間なんて敵である方がスッキリするしな
実際、クワトロ時代は下手に味方の立場でいたせいでネオジオンとの関係が拗れて作品的にも面倒臭くなってしまった
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2499 ななしのよっしん
2024/03/24(日) 14:36:05 ID: H0lnnha92L
でもシャアエゥーゴにいたからこそレコアみたいな人物の末を嫌がなく描けてるからな
反体制側として、議員のブレックスが致命傷負う中で後を任せられるなんてシャアぐらいしかいない

>>2491
別作品でシャアと同じの敵役が提示した政策が、現実で20年間も半ば支持されてたことを考えると説得あるな
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2500 ななしのよっしん
2024/03/24(日) 14:42:53 ID: GzdUZsvw+E
昨今敵方もガンダムもといそういうタイプの顔してる機体だけど、サザビーみたいなガンダムとは全然違う形状なのにかっこいい方が好きだわ
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