あたしがアンタを……
―ぶっころすって言ったことをだこのヘンタイ!!
スカーレット・レインとは、川原礫作のライトノベル「アクセル・ワールド」に登場するデュエルアバターである。
スカーレット・レインの概要
加速界最強のレベル9の一人であり、六大レギオン≪プロミネンス≫の二代目首領である赤の王。
アバター自体は大きな緑色のアイレンズと耳のようなアンテナが特徴的な小柄で可愛らしいアバターだが、
全てのレベルアップボーナスを注ぎ込んで育て上げた強化外装群はもはや本来のアバターの大きさからは想像もつかないほどに巨大で、まさに≪不動要塞(イモービル・フォートレス)≫の二つ名にふさわしい威容をもつ。
その≪要塞≫から放たれる多種多様の遠距離砲撃は見た目を裏切らない超火力で都庁を一撃で吹っ飛ばすことも可能。建物がいっぱいあるところなら必殺技ゲージのチャージがしやすいのと相まって巨大な暴風雨が通ったあとのような悲惨な状態になってしまう。≪鮮血の暴風雨≫の二つ名は伊達じゃない。
ただし大勢で装甲を脱がされると全く対処できないという弱点になってない弱点がある。(まずまともな人ならそんな輪姦紛いのことをするわけないものねぇイエロー・レディオさん。)
射程拡張心意≪輻射拳(レイディアント・ビート)≫と移動拡張心意≪炎膜現象(パイロプレーニング)≫を使いこなす。
昔は名前を叫んでたが今はもう熟練度マックスなので叫ぶまでもない。
しかし威力拡張心意や装甲強化心意などは自身の弱さを確信してしまっているため使用できない。
上月由仁子の概要
スカーレット・レインの中の人は上月由仁子(こうづき・ゆにこ)という小学生である。CV:日高里菜
作中二巻時点で11歳。作中時点では二番目(回想除く、一番は四埜宮謡)に若い登場人物である。
名前で呼ばれるのを嫌い、ニコというあだ名を愛用している。
ハルユキの家に再従姉妹のサイトウトモコとして潜り込み、理想の妹を演じて篭絡しようとするも、正体を看破され本性を現す。本来の性格は粗野で横暴。話し方もやんちゃな男の子そのもので、ジャイアンを(かわいい)女の子にしたらこんな感じ。
しかし女の子スキルは高めで、クッキーやカレーもお手の物。ぶっちゃけ黒雪姫より女の子してr(粛正されました。)
面倒見も良い方で、ハルユキの依頼でタクムに心意システムをレクチャーしたりしている。
上月由仁子=スカーレット・レインの秘密(ネタバレ、独自研究注意)
自らの強化する心意が使えないのも「自分は弱い」と心の奥底で知ってしまっているからだという。
彼女は遺棄児童総合保護育成学校という全寮制の学校に所属している。つまり彼女は捨て子である。
そのせいか「近づけば近づくほどあらゆる手段で自分を傷つける”世界”」そのものに恐怖心を抱いている。
暴力的な性格も、アバターの”過剰な”遠距離火力も、恐怖心の裏返しである。
関連レギオン
→<プロミネンス>
関連項目
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