ステラ・ルーシェとは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する女性キャラクターである。所属は地球連合軍、声優は前作『SEED』でフレイ・アルスター、ナタル・バジルールの二役を演じた桑島法子。
概要
原作
身長:163cm、体重43kg。年齢は不明。登場機はセカンドシリーズのガイアガンダム。
地球連合軍・ファントムペインに所属する紅一点の少女で、薬物投与や改造手術により、エクステンデッドにされた人物の一人。
実年齢よりずっと子供っぽい言動が目立つが、強化人間のご多分に漏れず、戦闘になると一変して攻撃的な性格に変貌する。
ブロックワードは『死』に関する言葉。この言葉を誰かが口にすると、思いっきり情緒不安定になる(なぜこれをブロックワードにした!?)。
シン・アスカに特別な好意を抱いているが、実は恋愛描写は劇中には見られない。上官のネオ・ロアノークと同じく、シンといると安心感を覚えるが、ネオとは違う安心感らしい。
岸壁の近くで踊っていた際、海に転落し、シンに助けられることとなる。これ以降、シンは彼女の事を「君を守る」という約束をしたが、その思い出をファントムペインによって消されることとなる。
ロドニアの戦いでガイアガンダムをインパルスガンダム、セイバーガンダムに撃墜されると、ガイアに乗っていたのはステラだと気づいたシンにより、ザフトに回収され、医務室に拘束された。
エクステンデッドは定期的な薬物投与が必要不可欠であるが、ザフトの医務室にエクステンデッド用の薬物などあるはずもなく、ステラはすぐに禁断症状で苦しむことになる。瀕死状態に陥ったが、シンの独断により「もう戦場に出さない」という約束付きでネオに引き渡され、ファントムペインで治療を受け、一命を取り留める。
だが、連邦にそんな約束を守る義理など無かった。治療と共に記憶操作を受けた彼女はデストロイガンダムに搭乗し、ヨーロッパで無差別破壊行動を行う任務に就く。ネオの乗る紫のウィンダムが撃墜された際、恐慌状態に陥ることとなるが、シンによる必死の呼びかけで『守る』という約束を思い出した。
が、そんな事情など知らないキラ・ヤマトの乗るフリーダムガンダムによりデストロイガンダムは撃墜され、ステラも致命傷を負ってしまう。シンにより救助されたものの既に手遅れであり、最期は彼の腕の中で力尽きた。この後、シンとキラが対立してしまい、『主人公交代』という事態が生まれるのであった。
桑島キャラが『ガンダムSEED』シリーズで死んだのは、これで3人目。また、シン役の鈴村健一は同時期に別の作品でも『ステラ』を看取る役を演じることになる。→ステラァァァァーーーーーーーーーーーー!!!
スーパーロボット大戦
『K』、『Z』セツコ編ではほぼ原作通りにガイアガンダムに乗り、中盤でデストロイガンダムに搭乗する。
デストロイで戦った後は、結局フリーダムガンダムに撃墜されることとなる。
しかし、特定の条件を満たすことにより、生還して仲間に加わり活動してくれる。
『Z』では最後に祝福をSP35で覚えるため、サポート役として十二分に活躍。
ステラが生き残って、シンとキラの対立を食い止めた為、スパロボをプレイした視聴者は「もうこれが公式でいいよ」「(本編は)どうしてこうならなかった」という言葉を漏らした。
関連動画
関連項目
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