ストップモーションとは、ストップモーション・アニメーションによって作られた動画を収録する登録タグである。
ニコニコ動画においてはストップモーション・アニメーションの略語として用いられていることが多いが、一般に「ストップモーション」とは映像を静止させる演出のことを言う。アニメーション技法の「ストップモーション・アニメーション」と演出用語「ストップモーション」は全くの別の用語であるため注意が必要である。
本項では「ストップモーション・アニメーション」およびニコニコ動画の登録タグ「ストップモーション」に関する内容について記述する。
概要
ストップモーション・アニメーション(Stop motion animation)とは、静止している人形や粘土などの物体を少しずつ動かしながら撮影し、それを連続再生することで動いているように見せるアニメーション技法。コマ撮り(こまどり)ともいう。素材によってクレイアニメ、人形アニメなどに分類される。
20世紀初頭に映画の特殊撮影技法として考案されたのが始まりとされ、CG技術が発達する1980年代までは様々な映画で特殊効果として用いられてきた。特に1933年に公開された映画「キングコング」は有名である。
ストップモーション・アニメーションは一コマ一コマをセッティングしながら撮影していくが、映画やアニメでは一般的に1秒あたり24~30枚の撮影が必要なため、通常の映像撮影手法と比べて大変手間のかかる技法である。そのため1993年公開の映画「ジュラシック・パーク」以降、長編映画における特殊撮影技術としての役割はCGに取って代わられることとなった。
現在では映像表現手法の一つとして主に短編作品などで使われている。
関連動画
作品
作り方
関連項目
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