スパロボ三大ヒーローとは、スパロボファンの間でネタ的に有名なキャラクターを指す言葉。
概要
かつて『スーパーロボット大戦シリーズ』において、ネタあるいはギャグ要員としてヒーローの地位にまで昇華した3人のキャラクターがいた。それが柿崎・ジーグ・ごひである。
通常のプレイ動画はもちろん、乗り換えやMADで画面内に出てくるたび視聴者に癒しと一体感を与えた。
柿崎
原作ではTV・劇場版共に壮絶な最期を遂げ、その際のやり取り(?)がネタとして重宝された。
スパロボでは「ふぅ、死ぬかと思ったぜ」と生存条件無しで生き残る。
ジーグ
原作で1回しか言っていない「死ねぇ!」というヒーローにあるまじき台詞を、『第2次スーパーロボット大戦α』のPV2で披露したことで脚光を浴びる。
さらにサイボーグ形態からジーグヘッドへの無茶な変形モーフィング変形、必殺技がベアハッグ、戦闘時の物騒な口上で人気急上昇。
だがネタにされる一番の理由は、アムロ・レイでおなじみ古谷徹氏が声を当てているからであろう。
ごひ
本名・張五飛(チャン・ウーフェイ)。『新機動戦記ガンダムW』もしくは続編『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』から参戦。
あだ名の由来は「五飛」の日本語読み(?)から。初登場から毎回ネタを提供し続けたため、多くのプレイヤーから長く愛されているキャラ。
以下その理由を列挙。ネタキャラではなく真っ当に描かれているものが混じっているのはご愛嬌。
FとF完結編 | 初登場のFでは最後まで敵ユニットでそこそこ強かった。 しかしF完結編では「他のパイロットをアルトロンに乗せると、アルトロンから降りたはずのごひが乗り換え欄に居ないので二度とアルトロンに乗せられない」というバグにより実質乗り換えできない。 また【NTに非ずんば人に非ず】な時代であったために全く役に立たず、攻略本でボロクソに書かれる(これに限っては他のガンダムWキャラも同様)。 |
64 | 銀河帝国へ1人で殴り込みをかけたら捕まって洗脳され、【ズール皇帝こそが正義だ!】が爆誕。 また女性蔑視の発言が多く、女性パイロット達に非難されまくる。 |
64とWの間 | アルトロンが劣化デスサイズな性能でしかなく、「精神コマンドのみがごひの売り」と言われ続ける不遇な時代。 精神コマンドで加速と直撃を持ち、小隊員に便利なパイロットを【ごひ族】と呼ぶようになったのもこの頃。 |
W | 無限復活するマップがあり、そこで資金稼ぎの標的にされる。通称ごひハード。 一時、『フルメタル・パニック!』のセイナと行動を共にしており、まるでフルメタのキャラみたいだと好評。 |
L | 第一話から加藤機関五番隊隊長として登場。ラインバレル勢に違和感なく混じっており、こんなコラ画像も作られる。 更には別の版権作品キャラへの説得要員になっていたことが発覚。詳しくはナタクのファクターを参照。 ちなみに今回はヒイロより早く加入することに驚いた人は少なくない。 |
破界篇 | 第一話の援軍でいきなり登場。これまでの多くの実績のせいで「スタッフはウケ狙ってるでしょ」との感想を抱いたプレイヤーや視聴者は多い。 なお、D以来となるトレーズおよびズール皇帝との対戦だったが絡みはほぼ無し。 |
再世篇 | とあるシナリオで無限復活する第三軍の敵として登場。 資金とPPはほぼ皆無だが、簡単に撃墜できるので、撃墜数稼ぎのカモにされる。 |
2018年現在において
多くのスパロボファンは察しがついたであろうが、柿崎とジーグがネタ要員だったのは『αシリーズ』展開中~完結してしばらくの間であり、後継作『Zシリーズ』ですら終了した現在は鳴りを潜めている。その前後にも多くのネタキャラは誕生しており、もはや両者が「三大ヒーロー」の一角に座していたのも今は昔。
そこでここからは「平成ライダーネタキャラ四天王」に倣い、不動のごひに比肩するような、後釜として有望なキャラクターを紹介する。
なお、シン・アスカのように本来の意味でのヒーローと化した事例は「スパロボ補正」や「スパロボマジック」を参照。
- ロム兄さん
もはや説明不要。 - 飛影
おなじみ経験値泥棒。『IMPACT』を最後に顔を見せていなかったが『UX』で電撃復活。遜色ないその姿とともに「ランカスレイヤー」がプレイヤーの記憶に焼き付けられた。 - 剣鉄也
みんな大好き戦闘のプロ。良質なスパロボ補正や参戦回数の多さに支えられて息が長い。『第2次Z』以降は露出が激減していたが、『V』での再登場(というか捏造)+マジンエンペラーGで復活を果たしたのは記憶に新しい。 - 三輪長官
本名:三輪防人。原作がダンクーガ説、ドラグナー説、宇宙世紀ガンダム説と乱立している。どの説を信じるか信じないかはあなた次第。 - ジュドーさん
本名:ジュドー・アーシタ。Zシリーズのせいで再参戦不可(困難)疑惑が浮上。例のAAもあってか格好のネタとなる。モバイル?OE?なにそれ?? - ランカ・リー
『L』で初登場して以来、Zランカー、スタイリッシュ帝王切開、ランカスレイヤーといったネタを提供し続けた。 - キリコ・キュービィー
むせる。キリコの飲むシンジュクゲットーのコーヒーは苦い。 - キンケドゥ・ナウ
『V』での能力値と乗り換えのおかげで「いい機体だな」「海賊らしくいただいていく!」が流行。パン屋というあだ名も定着。 - アスラン・ザラ
ユニット性能でもストーリー面でも安定した地位を確立したキラ・ヤマトやシン・アスカと違い、なにかと女ったらしが目立ちユニットとしても微妙。アスランはおもちゃじゃないんだぞ!
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